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何故、昨日2人の前で
えずくくらい泣いてしまったんだろう。
怒って、感情的になったから
涙が出たんだろうが、とにかくあの変態2人に対し
泣いた自分が腹が立つ。
谷部「海沢ー」
海沢「うるせー、話しかけて来んなバーカッ!」
河江「海沢さん」
海沢「黙れ!私を呼ぶなバーカッ!」
「みっちゃん、朝から荒れてるね」
海沢「谷部も河江も馬鹿なんだよ。
人生棒に振るってしまえ」
「えーなんでまた」
友達に詮索されるが、これ以上腹を立てたら
泣くぞと耳を塞ぐ。
「あっそうそう、昨日のドラマ観た?
やっぱ、元カレの方いくと思ってたわ。
浮気とかしててもやっぱ悪い男は魅力的だしね?
優しい人って、報われない運命だよね」
デジャブかよと、
その話にも耳を塞ぐ。
悪の方が魅力的?
優しい人が、損するって
ふざけんなよと思う。
別に、自分が優しい人間だと
思ってるわけじゃないけど、
とにかく腹が立つ。
~
谷部「海沢、海沢」
河江「海沢さん、海沢さん」
「授業中だぞ!
河江も、どうしたんだ?」
河江「海沢さんと話したい事がありまして、
授業抜けて良いでしょうか」
谷部「俺も俺も!」
「駄目だろ、普通に」
河江「次の期末で谷部君の成績を上げてみせるので
お願いします」
「谷部の?
なら、許す」
海沢「許さないでくださいよッ!」
谷部「はいはい、行くぞー」
河江「お手をどうぞ」
私は2人に引き摺られながら、
授業中なのに教室を後にした。
海沢「ふざけんなよ…話す事なんてない」
谷部「海沢が、昨日俺らの為に泣いて
怒ったんだって分かってんだよ。
だから、そのお詫びのお話ってわけよ」
海沢「お詫びなんて要らない」
河江「まぁまぁ、応接室空いてるようなので
入りましょうか」
応接室に入るなり、河江はドアの鍵を閉めた。
海沢「まさか、私を襲おうって?」
谷部「んな訳ねーだろ笑」
河江「僕達の事、泣いて叱ってくれる海沢さんに
酷い事なんてしませんよ」
海沢「じゃあ、なんで鍵閉めたんだよ!」
河江「海沢さんが、バレたら人生棒に振るうって
言ったんじゃないですか、なので
人に聞かれないように鍵を閉めました」
結局、谷部に引っ張られ
ソファーに座らされる。
海沢「何、私は話す事ない」
谷部「俺らはあんの!
朝からあんな俺らの事、避けて
バカバカ言ってきてさー
可愛くて仕方ねーんだよ」
海沢「は?」
河江「本当にそうですね。
僕達に怒ってる海沢さんは凄く可愛いです」
何なんだよこいつら…
海沢「バカにしてんの?」
この場に及んでふざけてくるなよと、
不快でしかない。
谷部「まっそんで話しってのは、
昨日海沢が帰った後に水越が教室に来てよ。
面白いから俺ら2人と付き合ってくれるって
言ってきてさ」
海沢「へぇ」
谷部「そりゃ、好きでオナニーしてたから
想い叶って付き合う事になったわけよ」
海沢「はあ…何、その報告って事?」
河江「そうですよ。
まぁ、叶った=オナニーを止めるかは
アレですけどね」
2人はまた笑い合っている。
嫌な奴の水越さんと、
無事2人同時に付き合う事になりましたって?
海沢「そんな報告いらない」
谷部「昨日俺らの為に泣いてくれたから、
話しとかないとなってよ」
河江「また泣かせたくないので」
クソうぜーな…
海沢「…はいはい、良かったね」
2人は今後、水越さんに弄ばれるのを
踏まえて、付き合うのか…
全く理解出来ないけど
バカみたいに笑い合って幸せそうなら
今後どうなっても知ったこっちゃない。
泣いた私が1番バカみたいだ。
私はソファーから立ち上がって、
応接室から出る。
海沢「どうにでもなっちまえ」
そう言って、ドアを閉めた。
~
それから、
谷部と河江が水越さんと付き合い始めたと
いらん報告を受けた5日後。
既に噂で流れていた
校内で自慰してる男子が
谷部と河江の2人だとバラされていた。
私は周りにバラしてない為、
水越さんか、他の誰かか…とにかく、
2人の学校生活終わったなと思っていた。
しかし、そんな事はなく、
弄んでいた水越さんの方が
バッシングを受けていた。
水越「私は悪くない」
水越さんはそう言い続け、
結局、これまでの悪行が学校のお偉いさんの
耳に入ったらしく、そのせいなのか何なのか、
退学処分となり、学校からいなくなった。
この数日で凄いストレス溜まったなと
私は、部活終わり忘れ物を取りに
教室に戻る事はなく
下校しようと靴を履き替える。
「みっちゃんー、谷部君と河江君が呼んでる」
えずくくらい泣いてしまったんだろう。
怒って、感情的になったから
涙が出たんだろうが、とにかくあの変態2人に対し
泣いた自分が腹が立つ。
谷部「海沢ー」
海沢「うるせー、話しかけて来んなバーカッ!」
河江「海沢さん」
海沢「黙れ!私を呼ぶなバーカッ!」
「みっちゃん、朝から荒れてるね」
海沢「谷部も河江も馬鹿なんだよ。
人生棒に振るってしまえ」
「えーなんでまた」
友達に詮索されるが、これ以上腹を立てたら
泣くぞと耳を塞ぐ。
「あっそうそう、昨日のドラマ観た?
やっぱ、元カレの方いくと思ってたわ。
浮気とかしててもやっぱ悪い男は魅力的だしね?
優しい人って、報われない運命だよね」
デジャブかよと、
その話にも耳を塞ぐ。
悪の方が魅力的?
優しい人が、損するって
ふざけんなよと思う。
別に、自分が優しい人間だと
思ってるわけじゃないけど、
とにかく腹が立つ。
~
谷部「海沢、海沢」
河江「海沢さん、海沢さん」
「授業中だぞ!
河江も、どうしたんだ?」
河江「海沢さんと話したい事がありまして、
授業抜けて良いでしょうか」
谷部「俺も俺も!」
「駄目だろ、普通に」
河江「次の期末で谷部君の成績を上げてみせるので
お願いします」
「谷部の?
なら、許す」
海沢「許さないでくださいよッ!」
谷部「はいはい、行くぞー」
河江「お手をどうぞ」
私は2人に引き摺られながら、
授業中なのに教室を後にした。
海沢「ふざけんなよ…話す事なんてない」
谷部「海沢が、昨日俺らの為に泣いて
怒ったんだって分かってんだよ。
だから、そのお詫びのお話ってわけよ」
海沢「お詫びなんて要らない」
河江「まぁまぁ、応接室空いてるようなので
入りましょうか」
応接室に入るなり、河江はドアの鍵を閉めた。
海沢「まさか、私を襲おうって?」
谷部「んな訳ねーだろ笑」
河江「僕達の事、泣いて叱ってくれる海沢さんに
酷い事なんてしませんよ」
海沢「じゃあ、なんで鍵閉めたんだよ!」
河江「海沢さんが、バレたら人生棒に振るうって
言ったんじゃないですか、なので
人に聞かれないように鍵を閉めました」
結局、谷部に引っ張られ
ソファーに座らされる。
海沢「何、私は話す事ない」
谷部「俺らはあんの!
朝からあんな俺らの事、避けて
バカバカ言ってきてさー
可愛くて仕方ねーんだよ」
海沢「は?」
河江「本当にそうですね。
僕達に怒ってる海沢さんは凄く可愛いです」
何なんだよこいつら…
海沢「バカにしてんの?」
この場に及んでふざけてくるなよと、
不快でしかない。
谷部「まっそんで話しってのは、
昨日海沢が帰った後に水越が教室に来てよ。
面白いから俺ら2人と付き合ってくれるって
言ってきてさ」
海沢「へぇ」
谷部「そりゃ、好きでオナニーしてたから
想い叶って付き合う事になったわけよ」
海沢「はあ…何、その報告って事?」
河江「そうですよ。
まぁ、叶った=オナニーを止めるかは
アレですけどね」
2人はまた笑い合っている。
嫌な奴の水越さんと、
無事2人同時に付き合う事になりましたって?
海沢「そんな報告いらない」
谷部「昨日俺らの為に泣いてくれたから、
話しとかないとなってよ」
河江「また泣かせたくないので」
クソうぜーな…
海沢「…はいはい、良かったね」
2人は今後、水越さんに弄ばれるのを
踏まえて、付き合うのか…
全く理解出来ないけど
バカみたいに笑い合って幸せそうなら
今後どうなっても知ったこっちゃない。
泣いた私が1番バカみたいだ。
私はソファーから立ち上がって、
応接室から出る。
海沢「どうにでもなっちまえ」
そう言って、ドアを閉めた。
~
それから、
谷部と河江が水越さんと付き合い始めたと
いらん報告を受けた5日後。
既に噂で流れていた
校内で自慰してる男子が
谷部と河江の2人だとバラされていた。
私は周りにバラしてない為、
水越さんか、他の誰かか…とにかく、
2人の学校生活終わったなと思っていた。
しかし、そんな事はなく、
弄んでいた水越さんの方が
バッシングを受けていた。
水越「私は悪くない」
水越さんはそう言い続け、
結局、これまでの悪行が学校のお偉いさんの
耳に入ったらしく、そのせいなのか何なのか、
退学処分となり、学校からいなくなった。
この数日で凄いストレス溜まったなと
私は、部活終わり忘れ物を取りに
教室に戻る事はなく
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