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Episode1 マッチングアプリで育成ターゲットをロックオンしました
今度は恋を極めたい(龍輝side)④
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「お前はいい年齢だが、初めてのことばかりだ。だから、色々教えてくれそうな頭が良さそうな女性がいいと思う」
「確かに。男性がリードする時代は終わりですよね。これからは女性がリードしてもよいはず」
「け、けほけほ」
「どうしかしましたか? 五十嵐さん?」
咽だした五十嵐。自分の新妻を思い出した。
最初はおとなしくて可愛らしかった。だが結婚が決まったあたりから、ずいぶんと強気発言が増えている気がする。新婚の部屋は全て彼女の好みに染まっている。
自分の色は……無い。
リードのなれの果てはこうなると思うものの、やっぱりそれを告げてしまっては夢も希望も無くなってしまうと、またもや口を閉じた。
「後は……お前の好みの容姿だ。切れ長の目がいいとか、ぱっちりとして潤んだ瞳がいいとか、胸は大きい方がいいとか、背が高い方がいいとか、ま、色々あるだろう」
「そうですね。美の象徴といったらミロのヴィーナスですかね」
「なんだ、その答えは! お前、意外とグラマラスな好みだな」
「え、違いますよ。不完全な美です」
「……お前はやっぱり修行僧だ」
なんだかんだと言いながら、五十嵐も一緒になってアプローチする女性を選んでいく。それは意外と楽しい時間だった。
今までは考えてもみなかった恋への好奇心。
龍輝はワクワクしながらアプリと向き合った。
そして今日、『Hana』と出会ったのだった。
「確かに。男性がリードする時代は終わりですよね。これからは女性がリードしてもよいはず」
「け、けほけほ」
「どうしかしましたか? 五十嵐さん?」
咽だした五十嵐。自分の新妻を思い出した。
最初はおとなしくて可愛らしかった。だが結婚が決まったあたりから、ずいぶんと強気発言が増えている気がする。新婚の部屋は全て彼女の好みに染まっている。
自分の色は……無い。
リードのなれの果てはこうなると思うものの、やっぱりそれを告げてしまっては夢も希望も無くなってしまうと、またもや口を閉じた。
「後は……お前の好みの容姿だ。切れ長の目がいいとか、ぱっちりとして潤んだ瞳がいいとか、胸は大きい方がいいとか、背が高い方がいいとか、ま、色々あるだろう」
「そうですね。美の象徴といったらミロのヴィーナスですかね」
「なんだ、その答えは! お前、意外とグラマラスな好みだな」
「え、違いますよ。不完全な美です」
「……お前はやっぱり修行僧だ」
なんだかんだと言いながら、五十嵐も一緒になってアプローチする女性を選んでいく。それは意外と楽しい時間だった。
今までは考えてもみなかった恋への好奇心。
龍輝はワクワクしながらアプリと向き合った。
そして今日、『Hana』と出会ったのだった。
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