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Case 8 黄色の石 ヘリオスタイト
第13話 カルマの提案
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『ルークさんは妹弟思いで、真面目に一生懸命働いてきた人。でも今は……妹のクレアさんが心配しているの。一緒に働いている人達に厳しくて、儲けを独り占めしているって。まだ年若いクレアさんを貴族に嫁がせようとしたり、悪いことにも手を染めているようだって』
『それを全部俺のせいにしようとしてたんだ。酷いなぁ』
『ご、ごめんなさい』
鑑定士として何の疑いも持たずにそう断定していた事に、申し訳なく思った。
でもそうなると……
『ルークさんはお金持ちになって、人格が変わってしまったのね。きっと、クレアさん、悲しむわ』
気持ちがどんどん沈んでいくリリア。
もう一度カルマ君に謝ってから帰ろう……
そう思った時、カルマがまた呆れたように言った。
『やっぱり、あんたは単純馬鹿だ』
『え?』
『なんでルークが働いている人達に厳しいのか、なんで儲けを独り占めしているのか、なんでクレアに貴族に嫁げと言っているのか、ちゃんと考えた事あるか?』
『そんなこと私には分からないわ。カルマ君は知っているのね。教えてもらえないかしら』
『ったく、しょうがないな』
盛大なため息を付きながらも、答えてくれるようだ。浜に座り込んだカルマの隣に、リリアも寄り添った。
『まず、ルークの成功のお陰で、小魚の価値が高まった。漁師達は金になると分かって、一斉に小魚を捕り始めたんだよ。でも、そうするとどうなる?』
『どうって言われても』
戸惑うリリアにレギウスが助け舟を出す。
『海から魚が消える、だろ』
『あ、そうか。乱獲で魚が減ってしまうのね』
カルマは頷くと先を続けた。
『ルークはそれを防ぐために、毎年の買い取り量と買い取り価格を決めたんだ。海を知る本物の漁師はちゃんと納得しているよ。でも、もっと儲けたい一部の漁師からは文句が出た。そういう話』
『なるほどね。一部の人の不満が大きく誇張されて伝わってしまったのね。でも、テオ君はボロボロの格好だったわ。買い取り価格そのものが低すぎる事は無いの』
『魚の獲れた量によるから、下手な漁師は食いっぱぐれるな。でも、テオの格好は単に漁に行く直前だったから。綺麗な格好で漁になんか出ねえよ』
物事の見方は角度に寄って変わる。わかっていたつもりだったが、こうやって突きつけられると恐ろしくなる。
『じゃあ、クレアさんを貴族に嫁がせようとしている理由は?』
『それは今ルークが一番悩んでいる問題さ』
『ルークさんも悩んでいたのね。やっぱり本当はクレアさんを嫁がせたいなんて思っていないのね』
『当たり前だろ。でも、王都で商売をするためには、多くの後ろ盾が必要になるし、制約に縛られるんだ。レイク公爵は、商人達の権益を管理をしている人だからな。逆らったら終わりだよ』
『レイク公爵が無理難題を吹っかけているのね』
『小さく商売しているうちは問題無かったけど、今はもうたくさんの人がルークのリシェット商会で働いている。商売ができなくなったら、それこそみんなが食いっぱぐれてしまうんだ。それを避けるための犠牲者がクレアさ』
『そんな……』
『よくある話だよ』
淡々と語られる現実の厳しさに、リリアは言葉を失った。
もう、魔法石の浄化の話ではなくなっていた。
『リリア』
そんなリリアの心の内を慮るように、レギウスが呼び掛けてくれる。
『もしかしたら、カルマは何か方法を思いついているんじゃないかな』
『レギウスはそう思ったの?』
『まあね。なんとなくだけど』
『わかった。聞いてみる』
リリアの問いに、カルマはあっさりと頷いた。
『そうだな。まずはクレアがちゃんとルークと話をすることだね。陰で心配したり恨み言を言っているだけじゃ、互いの苦労は伝わらないよ』
あまりにも真っ当な答えに、リリアもレギウスも深く納得する。
その通りだわ! ちゃんと互いの気持ちを伝え合わなきゃ。
その上で、どうするのがいいか話し合わないと、独りよがりの考えに陥ってしまうものね。
カルマの頭の良さに驚くと共に、心に秘めている正義感の強さに好感を持った。
『後は、婚約の代わりに俺をレイク公爵へ譲るように言えばいいと思う。きっとそれでうまくいくよ』
『クレアさんからルークさんに、あなたを手放すように勧めさせると言うこと?』
『そう。そもそも、ルークは俺無しでもしっかりと今の商売を続けてこれたんだ。これからも大丈夫ってこと。でも、少しは俺にもヘリオスタイトの魔力があるから、幸運くらいは引き寄せてあげられたと思うんだよね。その幸運をレイク公爵へ譲るって言ったら、きっと喜ぶと思うぜ』
『そう上手くいくといいんだけれど』
『俺を誰だと思っているんだよ。俺は幸運だけじゃ無い、金運も呼ぶヘリオスタイトだ。レイク公爵も応じるに決まっている』
『なるほど、そうよね』
やっと安心したように微笑んだリリア。
『でも、カルマ君はそれでいいの?』
『別に。俺は誰かに執着するより新しい出会いを楽しむタイプ』
『レギウス、どう思う?』
『俺もカルマの案に賛成だよ』
『良かった』
今回は浄化しないで済みそう―――
リリアはその点も嬉しかった。
思念を秘めた石の主は、生前にさんざん辛い思いをしてきている。そんな相手を無理やり浄化することに、ためらいを感じずにはいられなかった。できれば、浄化せずに穏便に話し合って解決できれば……といつも思っていたのだ。
本当に良かったわ。
きっとカルマ君のヘリオスタイトは、これからもみんなに富を授けてくれるに違いないわ―――
二人で立ち上がって向き合う。
これから果たすべき任務仲間のように感じて、カルマに激励の言葉をかけた。
『がんばってね』
『はん、別に俺が頑張るわけじゃない。クレアとルークが頑張らないといけないだけさ』
『そうね。でも、カルマ君。あなたは素敵な人だわ。会えて本当に良かった。ありがとう』
驚きで目を見開いたカルマは、すっと視線を逸らして小さな声で言った。
『ありがとう。俺もあんたに会えて良かったよ』
さよならと手を振ってから、リリアはレギウスへと意識を向けた。
赤い糸を辿って少しずつカルマから遠ざかって行く。その姿が小指くらいに小さくなって、後一歩で石から抜け出す……その時!
リリアの耳朶をカルマの囁きが撫ぜた。
『オ・ヒ・ト・ヨ・シ』
『それを全部俺のせいにしようとしてたんだ。酷いなぁ』
『ご、ごめんなさい』
鑑定士として何の疑いも持たずにそう断定していた事に、申し訳なく思った。
でもそうなると……
『ルークさんはお金持ちになって、人格が変わってしまったのね。きっと、クレアさん、悲しむわ』
気持ちがどんどん沈んでいくリリア。
もう一度カルマ君に謝ってから帰ろう……
そう思った時、カルマがまた呆れたように言った。
『やっぱり、あんたは単純馬鹿だ』
『え?』
『なんでルークが働いている人達に厳しいのか、なんで儲けを独り占めしているのか、なんでクレアに貴族に嫁げと言っているのか、ちゃんと考えた事あるか?』
『そんなこと私には分からないわ。カルマ君は知っているのね。教えてもらえないかしら』
『ったく、しょうがないな』
盛大なため息を付きながらも、答えてくれるようだ。浜に座り込んだカルマの隣に、リリアも寄り添った。
『まず、ルークの成功のお陰で、小魚の価値が高まった。漁師達は金になると分かって、一斉に小魚を捕り始めたんだよ。でも、そうするとどうなる?』
『どうって言われても』
戸惑うリリアにレギウスが助け舟を出す。
『海から魚が消える、だろ』
『あ、そうか。乱獲で魚が減ってしまうのね』
カルマは頷くと先を続けた。
『ルークはそれを防ぐために、毎年の買い取り量と買い取り価格を決めたんだ。海を知る本物の漁師はちゃんと納得しているよ。でも、もっと儲けたい一部の漁師からは文句が出た。そういう話』
『なるほどね。一部の人の不満が大きく誇張されて伝わってしまったのね。でも、テオ君はボロボロの格好だったわ。買い取り価格そのものが低すぎる事は無いの』
『魚の獲れた量によるから、下手な漁師は食いっぱぐれるな。でも、テオの格好は単に漁に行く直前だったから。綺麗な格好で漁になんか出ねえよ』
物事の見方は角度に寄って変わる。わかっていたつもりだったが、こうやって突きつけられると恐ろしくなる。
『じゃあ、クレアさんを貴族に嫁がせようとしている理由は?』
『それは今ルークが一番悩んでいる問題さ』
『ルークさんも悩んでいたのね。やっぱり本当はクレアさんを嫁がせたいなんて思っていないのね』
『当たり前だろ。でも、王都で商売をするためには、多くの後ろ盾が必要になるし、制約に縛られるんだ。レイク公爵は、商人達の権益を管理をしている人だからな。逆らったら終わりだよ』
『レイク公爵が無理難題を吹っかけているのね』
『小さく商売しているうちは問題無かったけど、今はもうたくさんの人がルークのリシェット商会で働いている。商売ができなくなったら、それこそみんなが食いっぱぐれてしまうんだ。それを避けるための犠牲者がクレアさ』
『そんな……』
『よくある話だよ』
淡々と語られる現実の厳しさに、リリアは言葉を失った。
もう、魔法石の浄化の話ではなくなっていた。
『リリア』
そんなリリアの心の内を慮るように、レギウスが呼び掛けてくれる。
『もしかしたら、カルマは何か方法を思いついているんじゃないかな』
『レギウスはそう思ったの?』
『まあね。なんとなくだけど』
『わかった。聞いてみる』
リリアの問いに、カルマはあっさりと頷いた。
『そうだな。まずはクレアがちゃんとルークと話をすることだね。陰で心配したり恨み言を言っているだけじゃ、互いの苦労は伝わらないよ』
あまりにも真っ当な答えに、リリアもレギウスも深く納得する。
その通りだわ! ちゃんと互いの気持ちを伝え合わなきゃ。
その上で、どうするのがいいか話し合わないと、独りよがりの考えに陥ってしまうものね。
カルマの頭の良さに驚くと共に、心に秘めている正義感の強さに好感を持った。
『後は、婚約の代わりに俺をレイク公爵へ譲るように言えばいいと思う。きっとそれでうまくいくよ』
『クレアさんからルークさんに、あなたを手放すように勧めさせると言うこと?』
『そう。そもそも、ルークは俺無しでもしっかりと今の商売を続けてこれたんだ。これからも大丈夫ってこと。でも、少しは俺にもヘリオスタイトの魔力があるから、幸運くらいは引き寄せてあげられたと思うんだよね。その幸運をレイク公爵へ譲るって言ったら、きっと喜ぶと思うぜ』
『そう上手くいくといいんだけれど』
『俺を誰だと思っているんだよ。俺は幸運だけじゃ無い、金運も呼ぶヘリオスタイトだ。レイク公爵も応じるに決まっている』
『なるほど、そうよね』
やっと安心したように微笑んだリリア。
『でも、カルマ君はそれでいいの?』
『別に。俺は誰かに執着するより新しい出会いを楽しむタイプ』
『レギウス、どう思う?』
『俺もカルマの案に賛成だよ』
『良かった』
今回は浄化しないで済みそう―――
リリアはその点も嬉しかった。
思念を秘めた石の主は、生前にさんざん辛い思いをしてきている。そんな相手を無理やり浄化することに、ためらいを感じずにはいられなかった。できれば、浄化せずに穏便に話し合って解決できれば……といつも思っていたのだ。
本当に良かったわ。
きっとカルマ君のヘリオスタイトは、これからもみんなに富を授けてくれるに違いないわ―――
二人で立ち上がって向き合う。
これから果たすべき任務仲間のように感じて、カルマに激励の言葉をかけた。
『がんばってね』
『はん、別に俺が頑張るわけじゃない。クレアとルークが頑張らないといけないだけさ』
『そうね。でも、カルマ君。あなたは素敵な人だわ。会えて本当に良かった。ありがとう』
驚きで目を見開いたカルマは、すっと視線を逸らして小さな声で言った。
『ありがとう。俺もあんたに会えて良かったよ』
さよならと手を振ってから、リリアはレギウスへと意識を向けた。
赤い糸を辿って少しずつカルマから遠ざかって行く。その姿が小指くらいに小さくなって、後一歩で石から抜け出す……その時!
リリアの耳朶をカルマの囁きが撫ぜた。
『オ・ヒ・ト・ヨ・シ』
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