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第7章:男になりたい?
7話
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昼過ぎ、家に帰ったら母親が夜勤に備えて寝ていたので、洗濯ものを取り込んだり、軽く掃除をしたりして過ごす。あとはネットで動画を見たり、刀剣擬人化ゲームの腐向けの絵を描いたりしつつ、母親が夜勤に出かける前に夕食を作って見送り、その後は勉強と絵を描いてお風呂に入って一日を終えた。 次の日、日曜日は帰ってきた母親とともに朝食を食べ、適当にダラダラと過ごす。本当にダラダラと過ごしていたので書いてあることも適当なのだが、どれくらい勉強したとか、どれくらいゲームをしたとか、途中からわけがわからなくなってしまった。
とりあえず、母親はシフト制で夜勤も多い看護師という職業なため、家事、特に料理はどちらか専属ということはない。昼間に寝ていることも多い母親のことを気遣い、自分の生活も少しだけ不規則になってしまうが、それが生きるということだと現在は割り切っている。
それにしても父親が、仕事ばっかりでなかなか返ってこないのが寂しかった。もう少し家に帰ってくる期間が長ければなぁと思うのだけれど、5年はかかるプロジェクトだというから、あと4年は我慢の時間である。
そうして月曜日。お互いの宿題を提出する。
「……父方の祖父と両親、兄と弟の三人兄弟で、家事は母親とあなたしかしてないって何? っていうか、共働きじゃない。父親の収入はどんなもんよ?」
「えっと、それは……」
素華に問われて綾乃は答えに詰まる。
「いや、収入はどうでもいいか。生活費はどれだけ入れてるの? 20万とか? で、母親は5万しか生活費を入れていないとかなら納得もするけれど……」
「それが、両親のどっちも10万で……私も、バイトして家に生活費を……入れてます」
「はー……それで、貴方の兄とやらは、バイトした金を家に入れたりしてたの?」
素華は呆れながら綾乃に尋ねる。
「いえ、兄はバイト代を全てお小遣にしてました」
「あり得ないあり得ない。ゴミじゃん……っていうかさ、あなたって男になりたいんじゃないんだよ。女の立場が嫌なだけで……っていうか、あなた洗脳されてる! バイトして、その生活費を入れることを高校生の長女だけに要求するって、何がどうなったらそんな人でなしのことが出来るの!? あんたの家族、どこ出身よ!? アフガニスタン!? いや、イスラム圏なら女に外で働かせないだけましか。働かせておいて、そのうえで家事もがっつりやらせるって……あり得ない」
綾乃から聞いた話から、素華は興奮して唾でも飛ばしそうな勢いでまくし立てる。
「いや、どこの家族もこんなもんだって……祖父が」
「くたばっとけジジイ……クソが」
素華は綾乃の話を聞いて、名前も顔も知らない祖父をおもいっきり罵倒する。
とりあえず、母親はシフト制で夜勤も多い看護師という職業なため、家事、特に料理はどちらか専属ということはない。昼間に寝ていることも多い母親のことを気遣い、自分の生活も少しだけ不規則になってしまうが、それが生きるということだと現在は割り切っている。
それにしても父親が、仕事ばっかりでなかなか返ってこないのが寂しかった。もう少し家に帰ってくる期間が長ければなぁと思うのだけれど、5年はかかるプロジェクトだというから、あと4年は我慢の時間である。
そうして月曜日。お互いの宿題を提出する。
「……父方の祖父と両親、兄と弟の三人兄弟で、家事は母親とあなたしかしてないって何? っていうか、共働きじゃない。父親の収入はどんなもんよ?」
「えっと、それは……」
素華に問われて綾乃は答えに詰まる。
「いや、収入はどうでもいいか。生活費はどれだけ入れてるの? 20万とか? で、母親は5万しか生活費を入れていないとかなら納得もするけれど……」
「それが、両親のどっちも10万で……私も、バイトして家に生活費を……入れてます」
「はー……それで、貴方の兄とやらは、バイトした金を家に入れたりしてたの?」
素華は呆れながら綾乃に尋ねる。
「いえ、兄はバイト代を全てお小遣にしてました」
「あり得ないあり得ない。ゴミじゃん……っていうかさ、あなたって男になりたいんじゃないんだよ。女の立場が嫌なだけで……っていうか、あなた洗脳されてる! バイトして、その生活費を入れることを高校生の長女だけに要求するって、何がどうなったらそんな人でなしのことが出来るの!? あんたの家族、どこ出身よ!? アフガニスタン!? いや、イスラム圏なら女に外で働かせないだけましか。働かせておいて、そのうえで家事もがっつりやらせるって……あり得ない」
綾乃から聞いた話から、素華は興奮して唾でも飛ばしそうな勢いでまくし立てる。
「いや、どこの家族もこんなもんだって……祖父が」
「くたばっとけジジイ……クソが」
素華は綾乃の話を聞いて、名前も顔も知らない祖父をおもいっきり罵倒する。
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