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華夜ちゃんの友達
困った狛犬さん達だ
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「きゃはは、だって、先生の鼻から鼻毛がびょ~んって飛び出しているもんね」
「うん、カットしてあげたいね~」
狛子と狛助は両手を口に当ててきゃははと笑いながら華夜ちゃんの机の周りを回る。
「あはは、カットっていい加減にしてよ!!」
華夜ちゃんのその声は教室中に響き渡る。
その時クラスメイトの誰かが「あ、本当だ~先生の鼻から鼻毛が飛び出してるぞ」と言った。
その声にクラスメイトがどっと笑う。
そして、先生は顔を真っ赤に上気させ「お前達うるさいぞ!」と声を張り上げた。先生は三十代の男性教師ではあるけれど、生徒に注目されてなんだか可哀想だなと思った。
そう思ったのだけどやっぱりわたしも笑いそうになる。
「森竹さん酷いことを言うな」
先生は顔を真っ赤に上気させ肩を怒りで震わせながら華夜ちゃんを睨む。その鼻からは……。ああ、なんだか可哀想だ。
「えっと、すみません。その狛犬達が、あ、いえ、なんでもありません」
華夜ちゃんはそう言って謝った。
狛子と狛助は今もきゃははと笑っているのだから困った狛犬さん達だ。
「それから他にも笑った奴は誰なんだ! まあ、良い、他のクラスの奴には言うなよ。後でカットするからな」
先生はそう言って鼻を手で擦った。なんだかちょっと可哀想ではあるけれど、一件落着なのだろうか。わたしはほっとした。
「狛子ちゃんと狛助君ってば酷いよ」
華夜ちゃんは今もきゃははと笑いながら机の周りを回る狛子と狛助にぽつりと言った。
二人(二匹)はそんなことなんてお構いなしに「先生の鼻毛~」と口を揃えて言う。
「まあ、良いんじゃないかな? あの先生も職員室で恥をかかなくて済むだろうしな」
校長先生の椅子に足を組みでーんと座っている神様がそう言ってククッと笑った。確かにその通りかもしれないなとわたしは思った。
先生に目を向けると教壇で教科書を揃えてトントンとしている。どうやらちょっと気まずくて照れているようだ。
「みんな、ちょっとすまないが十分だけ自習にしてくれないか」
そう言ったかと思うと先生は慌てて教室から出て行った。
「狛子に狛助でかしたぞ」
神様は校長先生の椅子から立ち上がり華夜ちゃんの机の周りをきゃははと笑いながら回っている狛子と狛助の頭をそっと撫でた。
「わ~い、神様に頭を撫でてもらったよ」
「嬉しいな~」
狛子と狛助の嬉しそうな声が聞こえてきた。とんでもない発言をした狛犬達は神様的にはでかしたらしい。
先生の恥ずかしさを最小限で食い止められたことになったということなのかもしれない。
「まあ、いっか」
華夜ちゃんのそんな声が聞こえてきたかと思うと後ろに振り返りわたしの顔を見て笑った。
「うん、カットしてあげたいね~」
狛子と狛助は両手を口に当ててきゃははと笑いながら華夜ちゃんの机の周りを回る。
「あはは、カットっていい加減にしてよ!!」
華夜ちゃんのその声は教室中に響き渡る。
その時クラスメイトの誰かが「あ、本当だ~先生の鼻から鼻毛が飛び出してるぞ」と言った。
その声にクラスメイトがどっと笑う。
そして、先生は顔を真っ赤に上気させ「お前達うるさいぞ!」と声を張り上げた。先生は三十代の男性教師ではあるけれど、生徒に注目されてなんだか可哀想だなと思った。
そう思ったのだけどやっぱりわたしも笑いそうになる。
「森竹さん酷いことを言うな」
先生は顔を真っ赤に上気させ肩を怒りで震わせながら華夜ちゃんを睨む。その鼻からは……。ああ、なんだか可哀想だ。
「えっと、すみません。その狛犬達が、あ、いえ、なんでもありません」
華夜ちゃんはそう言って謝った。
狛子と狛助は今もきゃははと笑っているのだから困った狛犬さん達だ。
「それから他にも笑った奴は誰なんだ! まあ、良い、他のクラスの奴には言うなよ。後でカットするからな」
先生はそう言って鼻を手で擦った。なんだかちょっと可哀想ではあるけれど、一件落着なのだろうか。わたしはほっとした。
「狛子ちゃんと狛助君ってば酷いよ」
華夜ちゃんは今もきゃははと笑いながら机の周りを回る狛子と狛助にぽつりと言った。
二人(二匹)はそんなことなんてお構いなしに「先生の鼻毛~」と口を揃えて言う。
「まあ、良いんじゃないかな? あの先生も職員室で恥をかかなくて済むだろうしな」
校長先生の椅子に足を組みでーんと座っている神様がそう言ってククッと笑った。確かにその通りかもしれないなとわたしは思った。
先生に目を向けると教壇で教科書を揃えてトントンとしている。どうやらちょっと気まずくて照れているようだ。
「みんな、ちょっとすまないが十分だけ自習にしてくれないか」
そう言ったかと思うと先生は慌てて教室から出て行った。
「狛子に狛助でかしたぞ」
神様は校長先生の椅子から立ち上がり華夜ちゃんの机の周りをきゃははと笑いながら回っている狛子と狛助の頭をそっと撫でた。
「わ~い、神様に頭を撫でてもらったよ」
「嬉しいな~」
狛子と狛助の嬉しそうな声が聞こえてきた。とんでもない発言をした狛犬達は神様的にはでかしたらしい。
先生の恥ずかしさを最小限で食い止められたことになったということなのかもしれない。
「まあ、いっか」
華夜ちゃんのそんな声が聞こえてきたかと思うと後ろに振り返りわたしの顔を見て笑った。
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