40 / 118
不思議な家へようこそ!
しおりを挟む
「ねえ、まだこの山道から抜け出せないのかな?」
にゃんぴが心配そうな声を出す。
「き、きっと抜け出せるはずだからもう少し歩こうね」
俺はにゃんぴの肩を軽く叩いた。
「うん……ってかあのクソ猫助君は何をしているんだろうね」
にゃんぴが眉間に皺を寄せ指差した方向に目を向けると猫助が……ああ、毎度おなじみの光景だよ。ポッキーをぱくぱく食べているではないか。
「おい、猫助! ポッキーなんか食べている場合じゃないだろう」
俺が叫ぶとポッキーを咥えた猫助がこちらを見た。そのきょとんとした顔はめちゃくちゃ可愛いじゃないか。クソーッ! どうして、俺は猫が好きなんだよと叫びたくなる。
「あ、ポッキー美味しいよ。食べる? あ、ポッキーじゃなくてこれを見ろよ」
猫助は何かをじっと見ていた。
「猫助どうしたんだ?」
俺は何だろうと思いながら猫助に近づいた。
「看板だよ。『不思議な家へようこそ!』って書いてあるぜ!」
見ると、木製の看板があり猫助の言うとおり汚ない文字で『不思議な家へようこそ!』と書かれていた。しかもあちらですと矢印→もあるのだ。
にゃんぴが心配そうな声を出す。
「き、きっと抜け出せるはずだからもう少し歩こうね」
俺はにゃんぴの肩を軽く叩いた。
「うん……ってかあのクソ猫助君は何をしているんだろうね」
にゃんぴが眉間に皺を寄せ指差した方向に目を向けると猫助が……ああ、毎度おなじみの光景だよ。ポッキーをぱくぱく食べているではないか。
「おい、猫助! ポッキーなんか食べている場合じゃないだろう」
俺が叫ぶとポッキーを咥えた猫助がこちらを見た。そのきょとんとした顔はめちゃくちゃ可愛いじゃないか。クソーッ! どうして、俺は猫が好きなんだよと叫びたくなる。
「あ、ポッキー美味しいよ。食べる? あ、ポッキーじゃなくてこれを見ろよ」
猫助は何かをじっと見ていた。
「猫助どうしたんだ?」
俺は何だろうと思いながら猫助に近づいた。
「看板だよ。『不思議な家へようこそ!』って書いてあるぜ!」
見ると、木製の看板があり猫助の言うとおり汚ない文字で『不思議な家へようこそ!』と書かれていた。しかもあちらですと矢印→もあるのだ。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
31
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる