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美味しいポテト
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「うん? このポテト?」
ミケにゃんはポテトに視線を落とし「満里奈ちゃんのお皿からもらったにゃん」と言って笑いポテトをぱくぱく食べた。
「ミケにゃんちゃんのポテトはどうしたの?」
「ミケにゃんは自分のポテト全部食べちゃったにゃん。なので満里奈ちゃんのポテトをもらったにゃ~ん」
なんて言って笑っているのだから信じられない。
「もう勝手に食べるんだから信じられないよ」
わたしは呆れて溜め息をついた。
「本当に困った子だね。ってちょっと待ってよ。わたしのポテトも半分減っているよ」
椿ちゃんはお皿のポテトとミケにゃんを交互に見て言った。
「にゃはは、平等に半分ずつもらったよ~」
ミケにゃんはポテトを食べながら答えた。
わたしと椿ちゃんはミケにゃんに呆れて口をぽかーんと開けたまま固まってしまった。
「二人ともどうしたの? お口を開けてるにゃん。あ、ポテトどうぞにゃ~ん!」
ミケにゃんはわたしと椿ちゃんの口にポテトを入れてきた。
ポテトはカリカリでサクサクでほくほくして美味しかった。
「じゃな~い!どうぞってミケにゃんのポテトじゃないでしょ」
「そうだよ。わたしのポテトだよ~」
わたしと椿ちゃんはミケにゃんをギロリと睨んだ。
「にゃはは、ミケにゃんってば」
ミケにゃんは照れたように肉球のある可愛らしいその手で頭をぽりぽりと掻いた。いつもこのパターンだ。
「ミケにゃんちゃん、もう好きなだけ食べていいよ」
もふもふで可愛らしいミケにゃんには敵わないよ。
「ありがとうにゃん。でも、ミケにゃんはたくさん食べたから満里奈ちゃんと椿ちゃん残りのポテト食べてにゃん」
ミケにゃんはコーラをストローでじゅるじゅると飲みながら言った。
なんだかミケにゃんにポテトを分けてもらったみたいになっているけれど、可愛らしいからまあいっか……。
わたしは笑顔でポテトを食べた。そのポテトはカリカリほくほくでとても美味しかった。
ミケにゃんはポテトに視線を落とし「満里奈ちゃんのお皿からもらったにゃん」と言って笑いポテトをぱくぱく食べた。
「ミケにゃんちゃんのポテトはどうしたの?」
「ミケにゃんは自分のポテト全部食べちゃったにゃん。なので満里奈ちゃんのポテトをもらったにゃ~ん」
なんて言って笑っているのだから信じられない。
「もう勝手に食べるんだから信じられないよ」
わたしは呆れて溜め息をついた。
「本当に困った子だね。ってちょっと待ってよ。わたしのポテトも半分減っているよ」
椿ちゃんはお皿のポテトとミケにゃんを交互に見て言った。
「にゃはは、平等に半分ずつもらったよ~」
ミケにゃんはポテトを食べながら答えた。
わたしと椿ちゃんはミケにゃんに呆れて口をぽかーんと開けたまま固まってしまった。
「二人ともどうしたの? お口を開けてるにゃん。あ、ポテトどうぞにゃ~ん!」
ミケにゃんはわたしと椿ちゃんの口にポテトを入れてきた。
ポテトはカリカリでサクサクでほくほくして美味しかった。
「じゃな~い!どうぞってミケにゃんのポテトじゃないでしょ」
「そうだよ。わたしのポテトだよ~」
わたしと椿ちゃんはミケにゃんをギロリと睨んだ。
「にゃはは、ミケにゃんってば」
ミケにゃんは照れたように肉球のある可愛らしいその手で頭をぽりぽりと掻いた。いつもこのパターンだ。
「ミケにゃんちゃん、もう好きなだけ食べていいよ」
もふもふで可愛らしいミケにゃんには敵わないよ。
「ありがとうにゃん。でも、ミケにゃんはたくさん食べたから満里奈ちゃんと椿ちゃん残りのポテト食べてにゃん」
ミケにゃんはコーラをストローでじゅるじゅると飲みながら言った。
なんだかミケにゃんにポテトを分けてもらったみたいになっているけれど、可愛らしいからまあいっか……。
わたしは笑顔でポテトを食べた。そのポテトはカリカリほくほくでとても美味しかった。
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