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ワンコロ先生ももふもふで可愛いです
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「ワンコロ先生、犬のイラストも描きますのでどうかお許しください」
わたしはノートにシャープペンで犬のイラストを描きながら謝った。
「満里奈ちゃん……」
「はい、ワンコロ先生……」
「先生は犬のイラストを描いてほしいわけではないのだよ。授業をちゃんと聞いてほしいのだよ。まあ、犬のイラストも描いてくれると嬉しいけどね」
ワンコロ先生は眉間に皺を寄せふぅーと小さな溜め息をついた。わたしは猫の方が好きではあるけれど、やっぱりワンコロ先生ももふもふな犬なので可愛らしかったのだ。
「ワンコロ先生、授業もちゃんと聞きます」とわたしは返事をしながらワンコロ先生の顔を見ながら絵を描いてしまった。
「おっ、満里奈ちゃんそれは先生の顔かな?」
ワンコロ先生のその表情はふわりと優しくなったような気がする。
「はい、ワンコロ先生です」
わたしはとびっきりの笑顔を浮かべて答えた。
「ほぅ、可愛いではないか」
ワンコロ先生は可愛いと言われ満更でもないようだ。だって、頬がゆるりと緩んでいるのだから。
「うふふ、先生、このイラストをプレゼントしますよ」
わたしはワンコロ先生の絵を描いたノートを破き差し出した。
「満里奈ちゃん、ありがとう。ってなんだか満里奈ちゃんのペースに嵌まってしまったな……」
先生はそう言いながらもわたしの描いたイラストに目を落としニコニコと笑っている。
「喜んで頂き何よりです」
わたしはノートにシャープペンで犬のイラストを描きながら謝った。
「満里奈ちゃん……」
「はい、ワンコロ先生……」
「先生は犬のイラストを描いてほしいわけではないのだよ。授業をちゃんと聞いてほしいのだよ。まあ、犬のイラストも描いてくれると嬉しいけどね」
ワンコロ先生は眉間に皺を寄せふぅーと小さな溜め息をついた。わたしは猫の方が好きではあるけれど、やっぱりワンコロ先生ももふもふな犬なので可愛らしかったのだ。
「ワンコロ先生、授業もちゃんと聞きます」とわたしは返事をしながらワンコロ先生の顔を見ながら絵を描いてしまった。
「おっ、満里奈ちゃんそれは先生の顔かな?」
ワンコロ先生のその表情はふわりと優しくなったような気がする。
「はい、ワンコロ先生です」
わたしはとびっきりの笑顔を浮かべて答えた。
「ほぅ、可愛いではないか」
ワンコロ先生は可愛いと言われ満更でもないようだ。だって、頬がゆるりと緩んでいるのだから。
「うふふ、先生、このイラストをプレゼントしますよ」
わたしはワンコロ先生の絵を描いたノートを破き差し出した。
「満里奈ちゃん、ありがとう。ってなんだか満里奈ちゃんのペースに嵌まってしまったな……」
先生はそう言いながらもわたしの描いたイラストに目を落としニコニコと笑っている。
「喜んで頂き何よりです」
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