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今日も楽しい一日の始まり
しおりを挟む眠たい目を擦りながら二度寝から起き上がるとミケにゃんと部屋の前でばったり会った。
「ミケにゃんちゃん、おはよう~」
「満里奈ちゃんおはようにゃん」
ミケにゃんは今日も可愛くて元気な笑顔を浮かべている。
「昨日はお風呂で大暴れだったね」
「うにゃん。ミケにゃんは暴れてないにゃん。歌を歌ったりアヒルさんのおもちゃで遊んだりしていたんだにゃん」
ミケにゃんは胸を張り自信ありげなポーズを取るけれど、その歌やアヒルさんと遊んだことが大暴れなんだけどなと思うと可笑しくなる。
「満里奈ちゃんってばにゃんか笑ってるみたいだね」
ミケにゃんは不思議そうに首を横に傾げわたしの顔を見た。
「ミケにゃんちゃんは可愛いから何でも許せちゃうね」
わたしは首を傾げきょとん顔のミケにゃんの顔を見てクスッと笑った。
「にゃはは、ミケにゃんってば可愛いかなちゃん」
ミケにゃんはちょっと照れたように肉球のある可愛らしい手で頭をぽりぽりと掻いた。
その時、トイレからミケッコちゃんが出てきた。
「あ、おはようにゃん、満里奈ちゃんにミケにゃんちゃん。そう言えば昨夜ミケにゃんちゃんの歌声が響き渡っていたにゃん!」
「にゃはは、ミケにゃんってばお風呂で歌を歌っていたにゃん」
ミケにゃんはそう答えてまたまた照れたように肉球のある可愛らしい手で頭をぽりぽりと掻いた。ミケにゃんはいつも照れているなと思うとなんだか可笑しくなるよ。
今日も愉快な仲間達と一緒に楽しい一日が始まりそうです。
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