346 / 407
さあ、着替えますよ
しおりを挟むまたしても人間の女の子と猫さん達のお歌の時間が始まってしまった。
「ランラン、ルンルン♪ にゃんにゃんにゃんトマトガール♪ にゃんにゃんトマトガール♪」
わたし達はみんなで仲良くトマトソングを歌う。やっぱりみんなで歌うと楽しくてハッピーだ。
「歌の時間も楽しいけどそろそろファッションショーを始めなきゃね」
「うん、トマト柄のワンピースに早く着替えたいな」
「椿ちゃんもトマト色に染まらないとね」
「うん。わたしもお仲間になるぞ。じゃあ着がえるね」
椿ちゃんは大事そうに握り締めていたトマト柄のワンピースに視線を落とした言った言った。
そして、椿ちゃんはのピンク地に真っ赤な大きなトマト柄がプリントされているワンピースに着替えた。
「わっ! めちゃくちゃ可愛いよ」
わたしは椿ちゃんのトマト柄のワンピースに身を包んだその姿を見て似合っていると思った。
「可愛いにゃん」
「可愛いにゃんね」
シロッコとミケにゃんもにゃぱにゃぱ笑いながら言った。
もう椿ちゃんも立派なトマトガールだよ。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
142
1 / 2
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる