【完結】公国第二王子の一途な鐘愛 〜白い結婚ではなかったのですか!?〜

緑野 蜜柑

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〜10. 一途な鍾愛〜

深愛の夜*

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薄いレースを纏った生地を開かれ、肌にひんやりとした空気が触れる。わたくしを見下ろす殿下が、目を細め、ゴクン…と唾を飲む。深い色の瞳が熱を秘めていく。

「殿…下…」

視線にゾクッとする。大きな手がわたくしの肌に触れ、首筋、肩、腕…と撫でていく。骨張った指が柔らかな乳房を下から包んだ瞬間、殿下がその尖端を口に含んだ。

「あ…っ、ん…っ、ひぁ…ッ♡」

舌先で敏感な其処をコロコロと転がされる。しゃぶりつくように吸われると、身体がビクッと跳ねた。

「貴女だけだ。僕をこんな風にするのは…」

胸への舌撫を続けながら、殿下がわたくしの両脚の間に下半身を押し付ける。其処はもう硬く昂っているのが布越しでも充分に分かった。

"貴女だけだ──"。その言葉をずっと求めていた。それが今、目の前にある。

「わ、わたくしも、同じ…ですわ…」

胸元にある殿下の頭をそっと抱き締める。殿下を想い、煩いほど高鳴る鼓動。こうすれば肌越しに殿下にも伝わるはず。

わたくしも殿下だけ。殿下に触れられ、胸が高鳴り…、その…、此処も…」

そう言って、下半身を殿下の熱い塊に擦り付ける。薄い布の下では、蜜壺がすでに愛液で溢れかけていて、殿下の硬いモノに擦り付けるたび、濡れた布の面積がジワ…と拡がった。

「─…っ、貴女は、一体どれだけ僕を夢中にすれば、気が済むんだ…!」
「ひぁ…ッ!?」

殿下の指が湿った布の横から滑り込み、其処に直接触れる。指先がチュプ…と愛液に浸る音が聞こえると、そのまま中心へと押し込まれた。

「や…ッ、挿入…って…」
「もうトロトロじゃないか」
「んん…っ、や…ぅ…ッ」

長い指が、躊躇なく根元まで埋められる。指を回しながら蜜に馴染ませると、そのまま抽挿が始まった。

「ひぁ…ッ、で、殿下…っ!?」
「ほら、何の抵抗もないのが分かるか?」
「だ、だって…、あ…っ、んん…ッ」

ニュプ…ニュプ…と殿下の指が出入りする。殿下の言う通り、すでにトロトロの其処は最初から抵抗なく指の動きを受け入れ、水音を響かせている。

「で、殿下…っ、や…っ、あぁ…ッ」

指先が少しだけ曲げられ、膣内ナカを探るような動きに変わる。指の腹がある場所に触れた瞬間、身体にゾク…ッとした感覚が走った。

「ま、待…っ、其処は…っ」
「悪いが、今夜は手加減してやれない」
「ひぁあ…ッ!?♡」

指を増やされ、性急に其処を責め立てられる。急な刺激に脚を閉じようとすると、殿下の身体に阻まれた。

「あぁ…ッ、殿…下…っ! や…っ、激し…ッ、だめ、あぁん…ッ!♡」
「そんなに締め付けておいて、よく言う。ほら、貴女が好きなのは、此処だろう?」

容赦のない指の動き。絶頂に続く階段を一気に駆け昇らされていく。強い快感に太腿が痙攣を始め、弾けようとする衝動に足先に力を入れて耐える。

「我慢するな、ロザリア」
「だ、だって…っ、こんなに…、早く…っ」
「構わない。貴女と早く繋がりたいんだ」

滲む視界の向こうで、殿下が余裕のない瞳でわたくしを見つめている。はち切れそうに熱いモノが、わたくしの太腿に当てられている。

身体を昇る快感に身を委ねる。キツく瞑った瞳から涙が伝うのを感じながら、わたくしは絶頂の波を素直に受け入れた。
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