3 / 26
3
しおりを挟む
「どいてどいてー! そのクマは私のよー!!」
辺境の街道沿い。
けたたましい咆哮と金属音が響き渡る戦場に、私の場違いな歓声が轟いた。
そこはまさに地獄絵図……の一歩手前だった。
行商人の馬車を取り囲むのは、体長三メートルを超える巨躯の『鉄食い熊(アイアン・ベア)』が三頭。
その名の通り、鉄をも噛み砕く顎と、鋼鉄のように硬い毛皮を持つ、辺境でも指折りの危険生物だ。
護衛の騎士たちが剣を振るうが、カィン! と硬質な音を立てて弾かれている。
「くそっ、硬すぎる! 刃が通らねえ!」
「魔法部隊、援護しろ! 氷魔法で動きを止めるんだ!」
騎士たちの悲痛な叫び。
しかし、私が注目しているのはそこではない。
(ああっ! なんて素晴らしい毛並み! 夕日を浴びて黒光りするあの剛毛! あれを繊維状に加工すれば、最高の『防弾ドレス』が作れるわ!)
私は背負っていたバズーカ砲――『対・大型魔獣用捕獲ランチャー・ハグハグ君一号』を構えた。
照準器を覗き込む。
ターゲット、センター。距離、三十メートル。風向き、良好。
「そこ、危ないから避けててね! 巻き添え食うと粘着まみれになるわよ!」
「なっ、なんだあの女は!?」
「逃げろ、変なのが来たぞ!」
騎士たちが慌てて左右に散開する。
道が開けた。
三頭の鉄食い熊が、一斉に私の方を向く。
グルルルル……と喉を鳴らし、獲物を威嚇する獰猛な瞳。
普通なら腰を抜かす場面だろう。
だが、私はニタリと口角を吊り上げた。
「いい子ね、こっちを向いて。正面からのデータが欲しかったのよ……!」
私の「悪役顔」が最高潮に達した瞬間だったのだろう。
先頭の熊が、ビクッと身体を強張らせた。
野生の勘が告げたのだ。「こいつはヤバイ」と。
「発射ァァァァァ!!」
ドォォォォォン!!
轟音と共に、バズーカの砲口からピンク色のゲル状物体が射出された。
それは空中で網のように広がり、先頭の熊に覆いかぶさる。
「グオッ!?」
熊は悲鳴を上げ、その場に倒れ込んだ。
ゲルは瞬時に硬化し、熊の巨体を地面に縫い付ける。
だが、ただの拘束ではない。
「ふふふ、このゲルの主成分は『特製コンディショナー』! 拘束と同時に毛並みのケアも行う優れものよ! 暴れれば暴れるほど成分が浸透して、トゥルトゥルになるの!」
「どんな兵器だ!?」
追いついてきたアレクセイ様が、後ろで叫んだのが聞こえた。
「次! 二頭目!」
私はリロードの手間を惜しみ、懐から手榴弾のような球体を取り出した。
ピンを抜き、アンダースローで投げつける。
『閃光・爆音・そして悪臭玉』だ。
カッ!!
強烈な光と音、そして腐った卵とドリアンを煮詰めたような臭気が炸裂する。
「ギャウン!!」
二頭目の熊が白目を剥いて気絶した。
「よし! 気絶すれば解体も楽ね!」
残るは最後の一頭。
仲間が一瞬で無力化されたのを見て、その熊は完全に戦意を喪失していた。
そして、あろうことか。
クルリと背を向け、脱兎のごとく逃げ出したのだ。
「あ、こら待て! 私の冬用コート素材!!」
私はドレスの裾をまくり上げ、全速力で追いかけた。
「逃がすかああああ! お前の肝は高く売れるんだよおおお!!」
「ヒィッ!?」
熊が怯えたような声を上げる。
私は走りながら、無詠唱で魔法を構築した。
「『アース・ウォール(土壁)』!」
ドゴゴゴ!
熊の進路上の地面が隆起し、巨大な壁となって立ちはだかる。
退路を断たれた熊は、震えながら振り返った。
そこには、涎を垂らしそうな勢いで迫る、悪役令嬢(私)の姿。
「観念しなさい。痛くはしないわ。……たぶん」
私は熊の鼻先に人差し指を突きつけた。
「『スリープ(睡眠)』」
ドサッ。
巨体が崩れ落ち、安らかな寝息を立て始めた。
「ふぅ……ミッション・コンプリート」
私は額の汗を拭い、満面の笑みで振り返った。
そこには、ポカンと口を開けた騎士たちと、頭を抱えるアレクセイ様の姿があった。
***
「……で? これはどういうことだ、ユーミア」
事後処理が終わり、騎士団の詰め所。
アレクセイ様は、机の上に置かれた報告書と、私を交互に見ていた。
「どういうことって、人助けと素材収集の一石二鳥ですよ」
私は出されたお茶を優雅に啜った。
「あのゲルのおかげで、熊の毛皮は傷一つなく確保できました。肉も新鮮そのもの。行商人の方からも感謝されましたし、完璧な仕事だったはずですが?」
「結果だけ見ればな」
アレクセイ様は深くため息をついた。
「だが、部下たちが怯えている。『新種の魔族が現れた』『熊が可哀想に見えたのは初めてだ』とな」
「失礼ですね。か弱い令嬢に向かって魔族だなんて」
「『か弱い』の定義が崩壊するからやめろ」
彼は私の頬をむにーっと摘んだ。
「痛い痛い! セクハラです騎士団長!」
「黙れ。……はぁ。まあ、被害が出なかったのは事実だ。礼は言う」
アレクセイ様は手を離すと、少しだけ表情を緩めた。
「お前のその無茶苦茶な魔導具が、役に立つこともあるようだな」
「でしょう!? だからもっと予算を……」
「それは別問題だ」
即答された。ケチ。
その時、詰め所の扉がノックされた。
「失礼します。アレクセイ団長、王都より早馬が」
入ってきた部下が、一通の手紙を差し出した。
封蝋には、見覚えのある紋章。
私の実家、ベルンシュタイン公爵家のものだ。
「……来たか」
アレクセイ様の空気が張り詰める。
「ユーミア、お前の実家からだ。恐らく、連れ戻しの……」
彼は心配そうに私を見た。
私が王都でしでかしたことは、公爵家の面汚し以外の何物でもない。
怒り狂った父が、私を縛り上げてでも連れ帰ろうとするのは目に見えている。
アレクセイ様は手紙を受け取り、封を切った。
中から取り出した羊皮紙を、厳しい顔で読み上げる。
「『ユーミア・ベルンシュタインへ告ぐ』……」
ゴクリ、と部屋の空気が重くなる。
「『貴様の王都での狼藉、言語道断である。我が家の恥さらしめ。よって、本日をもって貴様をベルンシュタイン家より除名し、勘当とする。今後、ベルンシュタインの名を名乗ることを禁ずる。二度と家の敷居を跨ぐな』……以上だ」
シン……と静まり返る室内。
アレクセイ様が、痛ましげに私を見た。
「ユーミア……。その、なんだ。気にするな。家などなくとも、俺が……」
部下の騎士たちも、同情の眼差しを向けてくる。
「可哀想に……」
「帰る場所がなくなったのか……」
重苦しい空気。
だが。
私はプルプルと肩を震わせていた。
下を向き、拳を握りしめて。
「……っ」
「ユーミア?」
「……やった」
「え?」
「やったあああああああああ!!!」
私は椅子を蹴り倒して立ち上がり、万歳三唱をした。
「勘当だ! 正式な勘当だわ! これで完全にフリーダム!!」
「はぁ!?」
アレクセイ様と騎士たちが、一斉にのけぞった。
私は手紙をひったくると、頬ずりした。
「見てくださいアレクセイ様! この『二度と敷居を跨ぐな』の一文! これはつまり『今後一切の親戚付き合い、冠婚葬祭、面倒な派閥争いに関与しなくてよい』という、天国へのパスポートですよ!」
「お、お前……ショックじゃないのか?」
「ショック? なんで? むしろご褒美ですよ! あー、清々しい! これで実家の予算委員会に『光るだけの杖なんて作るな』って怒鳴り込まれる心配もなくなった!」
私はクルクルと回って喜びを表現した。
「アレクセイ様! お祝いしましょう! 今夜は赤飯……いや、熊鍋パーティーですよ!」
「……」
アレクセイ様は、手紙と、踊り狂う私を見比べ、またしても天を仰いだ。
「……お前というやつは」
その声には、呆れとともに、どこか安堵の色が混じっていた。
「まあいい。お前が笑っているなら、それで」
彼は小さく呟き、部下たちに向き直った。
「聞いたな! 今夜は熊鍋だ! ユーミア嬢の……いや、当研究所の『専属魔導具師』の歓迎会とする!」
「おおーっ!!」
騎士たちが歓声を上げる。
こうして、私は実家という名の鎖からも解き放たれ、晴れて(?)アレクセイ様の領地での一員となったのだった。
しかし。
この時の私はまだ知らなかった。
私の作った「便利グッズ」が、王都ですでに伝説となり、商会が血眼になって私を探し始めていることを。
そして、私が去った後の王城で、トイレの逆流騒ぎが勃発し、ギルバート殿下が悲惨な目に遭っていることを。
自由な引きこもり生活への道は、まだまだ前途多難である。
辺境の街道沿い。
けたたましい咆哮と金属音が響き渡る戦場に、私の場違いな歓声が轟いた。
そこはまさに地獄絵図……の一歩手前だった。
行商人の馬車を取り囲むのは、体長三メートルを超える巨躯の『鉄食い熊(アイアン・ベア)』が三頭。
その名の通り、鉄をも噛み砕く顎と、鋼鉄のように硬い毛皮を持つ、辺境でも指折りの危険生物だ。
護衛の騎士たちが剣を振るうが、カィン! と硬質な音を立てて弾かれている。
「くそっ、硬すぎる! 刃が通らねえ!」
「魔法部隊、援護しろ! 氷魔法で動きを止めるんだ!」
騎士たちの悲痛な叫び。
しかし、私が注目しているのはそこではない。
(ああっ! なんて素晴らしい毛並み! 夕日を浴びて黒光りするあの剛毛! あれを繊維状に加工すれば、最高の『防弾ドレス』が作れるわ!)
私は背負っていたバズーカ砲――『対・大型魔獣用捕獲ランチャー・ハグハグ君一号』を構えた。
照準器を覗き込む。
ターゲット、センター。距離、三十メートル。風向き、良好。
「そこ、危ないから避けててね! 巻き添え食うと粘着まみれになるわよ!」
「なっ、なんだあの女は!?」
「逃げろ、変なのが来たぞ!」
騎士たちが慌てて左右に散開する。
道が開けた。
三頭の鉄食い熊が、一斉に私の方を向く。
グルルルル……と喉を鳴らし、獲物を威嚇する獰猛な瞳。
普通なら腰を抜かす場面だろう。
だが、私はニタリと口角を吊り上げた。
「いい子ね、こっちを向いて。正面からのデータが欲しかったのよ……!」
私の「悪役顔」が最高潮に達した瞬間だったのだろう。
先頭の熊が、ビクッと身体を強張らせた。
野生の勘が告げたのだ。「こいつはヤバイ」と。
「発射ァァァァァ!!」
ドォォォォォン!!
轟音と共に、バズーカの砲口からピンク色のゲル状物体が射出された。
それは空中で網のように広がり、先頭の熊に覆いかぶさる。
「グオッ!?」
熊は悲鳴を上げ、その場に倒れ込んだ。
ゲルは瞬時に硬化し、熊の巨体を地面に縫い付ける。
だが、ただの拘束ではない。
「ふふふ、このゲルの主成分は『特製コンディショナー』! 拘束と同時に毛並みのケアも行う優れものよ! 暴れれば暴れるほど成分が浸透して、トゥルトゥルになるの!」
「どんな兵器だ!?」
追いついてきたアレクセイ様が、後ろで叫んだのが聞こえた。
「次! 二頭目!」
私はリロードの手間を惜しみ、懐から手榴弾のような球体を取り出した。
ピンを抜き、アンダースローで投げつける。
『閃光・爆音・そして悪臭玉』だ。
カッ!!
強烈な光と音、そして腐った卵とドリアンを煮詰めたような臭気が炸裂する。
「ギャウン!!」
二頭目の熊が白目を剥いて気絶した。
「よし! 気絶すれば解体も楽ね!」
残るは最後の一頭。
仲間が一瞬で無力化されたのを見て、その熊は完全に戦意を喪失していた。
そして、あろうことか。
クルリと背を向け、脱兎のごとく逃げ出したのだ。
「あ、こら待て! 私の冬用コート素材!!」
私はドレスの裾をまくり上げ、全速力で追いかけた。
「逃がすかああああ! お前の肝は高く売れるんだよおおお!!」
「ヒィッ!?」
熊が怯えたような声を上げる。
私は走りながら、無詠唱で魔法を構築した。
「『アース・ウォール(土壁)』!」
ドゴゴゴ!
熊の進路上の地面が隆起し、巨大な壁となって立ちはだかる。
退路を断たれた熊は、震えながら振り返った。
そこには、涎を垂らしそうな勢いで迫る、悪役令嬢(私)の姿。
「観念しなさい。痛くはしないわ。……たぶん」
私は熊の鼻先に人差し指を突きつけた。
「『スリープ(睡眠)』」
ドサッ。
巨体が崩れ落ち、安らかな寝息を立て始めた。
「ふぅ……ミッション・コンプリート」
私は額の汗を拭い、満面の笑みで振り返った。
そこには、ポカンと口を開けた騎士たちと、頭を抱えるアレクセイ様の姿があった。
***
「……で? これはどういうことだ、ユーミア」
事後処理が終わり、騎士団の詰め所。
アレクセイ様は、机の上に置かれた報告書と、私を交互に見ていた。
「どういうことって、人助けと素材収集の一石二鳥ですよ」
私は出されたお茶を優雅に啜った。
「あのゲルのおかげで、熊の毛皮は傷一つなく確保できました。肉も新鮮そのもの。行商人の方からも感謝されましたし、完璧な仕事だったはずですが?」
「結果だけ見ればな」
アレクセイ様は深くため息をついた。
「だが、部下たちが怯えている。『新種の魔族が現れた』『熊が可哀想に見えたのは初めてだ』とな」
「失礼ですね。か弱い令嬢に向かって魔族だなんて」
「『か弱い』の定義が崩壊するからやめろ」
彼は私の頬をむにーっと摘んだ。
「痛い痛い! セクハラです騎士団長!」
「黙れ。……はぁ。まあ、被害が出なかったのは事実だ。礼は言う」
アレクセイ様は手を離すと、少しだけ表情を緩めた。
「お前のその無茶苦茶な魔導具が、役に立つこともあるようだな」
「でしょう!? だからもっと予算を……」
「それは別問題だ」
即答された。ケチ。
その時、詰め所の扉がノックされた。
「失礼します。アレクセイ団長、王都より早馬が」
入ってきた部下が、一通の手紙を差し出した。
封蝋には、見覚えのある紋章。
私の実家、ベルンシュタイン公爵家のものだ。
「……来たか」
アレクセイ様の空気が張り詰める。
「ユーミア、お前の実家からだ。恐らく、連れ戻しの……」
彼は心配そうに私を見た。
私が王都でしでかしたことは、公爵家の面汚し以外の何物でもない。
怒り狂った父が、私を縛り上げてでも連れ帰ろうとするのは目に見えている。
アレクセイ様は手紙を受け取り、封を切った。
中から取り出した羊皮紙を、厳しい顔で読み上げる。
「『ユーミア・ベルンシュタインへ告ぐ』……」
ゴクリ、と部屋の空気が重くなる。
「『貴様の王都での狼藉、言語道断である。我が家の恥さらしめ。よって、本日をもって貴様をベルンシュタイン家より除名し、勘当とする。今後、ベルンシュタインの名を名乗ることを禁ずる。二度と家の敷居を跨ぐな』……以上だ」
シン……と静まり返る室内。
アレクセイ様が、痛ましげに私を見た。
「ユーミア……。その、なんだ。気にするな。家などなくとも、俺が……」
部下の騎士たちも、同情の眼差しを向けてくる。
「可哀想に……」
「帰る場所がなくなったのか……」
重苦しい空気。
だが。
私はプルプルと肩を震わせていた。
下を向き、拳を握りしめて。
「……っ」
「ユーミア?」
「……やった」
「え?」
「やったあああああああああ!!!」
私は椅子を蹴り倒して立ち上がり、万歳三唱をした。
「勘当だ! 正式な勘当だわ! これで完全にフリーダム!!」
「はぁ!?」
アレクセイ様と騎士たちが、一斉にのけぞった。
私は手紙をひったくると、頬ずりした。
「見てくださいアレクセイ様! この『二度と敷居を跨ぐな』の一文! これはつまり『今後一切の親戚付き合い、冠婚葬祭、面倒な派閥争いに関与しなくてよい』という、天国へのパスポートですよ!」
「お、お前……ショックじゃないのか?」
「ショック? なんで? むしろご褒美ですよ! あー、清々しい! これで実家の予算委員会に『光るだけの杖なんて作るな』って怒鳴り込まれる心配もなくなった!」
私はクルクルと回って喜びを表現した。
「アレクセイ様! お祝いしましょう! 今夜は赤飯……いや、熊鍋パーティーですよ!」
「……」
アレクセイ様は、手紙と、踊り狂う私を見比べ、またしても天を仰いだ。
「……お前というやつは」
その声には、呆れとともに、どこか安堵の色が混じっていた。
「まあいい。お前が笑っているなら、それで」
彼は小さく呟き、部下たちに向き直った。
「聞いたな! 今夜は熊鍋だ! ユーミア嬢の……いや、当研究所の『専属魔導具師』の歓迎会とする!」
「おおーっ!!」
騎士たちが歓声を上げる。
こうして、私は実家という名の鎖からも解き放たれ、晴れて(?)アレクセイ様の領地での一員となったのだった。
しかし。
この時の私はまだ知らなかった。
私の作った「便利グッズ」が、王都ですでに伝説となり、商会が血眼になって私を探し始めていることを。
そして、私が去った後の王城で、トイレの逆流騒ぎが勃発し、ギルバート殿下が悲惨な目に遭っていることを。
自由な引きこもり生活への道は、まだまだ前途多難である。
1
あなたにおすすめの小説
果たされなかった約束
家紋武範
恋愛
子爵家の次男と伯爵の妾の娘の恋。貴族の血筋と言えども不遇な二人は将来を誓い合う。
しかし、ヒロインの妹は伯爵の正妻の子であり、伯爵のご令嗣さま。その妹は優しき主人公に密かに心奪われており、結婚したいと思っていた。
このままでは結婚させられてしまうと主人公はヒロインに他領に逃げようと言うのだが、ヒロインは妹を裏切れないから妹と結婚して欲しいと身を引く。
怒った主人公は、この姉妹に復讐を誓うのであった。
※サディスティックな内容が含まれます。苦手なかたはご注意ください。
【完結】あなたを忘れたい
やまぐちこはる
恋愛
子爵令嬢ナミリアは愛し合う婚約者ディルーストと結婚する日を待ち侘びていた。
そんな時、不幸が訪れる。
■□■
【毎日更新】毎日8時と18時更新です。
【完結保証】最終話まで書き終えています。
最後までお付き合い頂けたらうれしいです(_ _)
アルバートの屈辱
プラネットプラント
恋愛
妻の姉に恋をして妻を蔑ろにするアルバートとそんな夫を愛するのを諦めてしまった妻の話。
『詰んでる不憫系悪役令嬢はチャラ男騎士として生活しています』の10年ほど前の話ですが、ほぼ無関係なので単体で読めます。
婚約者様への逆襲です。
有栖川灯里
恋愛
王太子との婚約を、一方的な断罪と共に破棄された令嬢・アンネリーゼ=フォン=アイゼナッハ。
理由は“聖女を妬んだ悪役”という、ありふれた台本。
だが彼女は涙ひとつ見せずに微笑み、ただ静かに言い残した。
――「さようなら、婚約者様。二度と戻りませんわ」
すべてを捨て、王宮を去った“悪役令嬢”が辿り着いたのは、沈黙と再生の修道院。
そこで出会ったのは、聖女の奇跡に疑問を抱く神官、情報を操る傭兵、そしてかつて見逃された“真実”。
これは、少女が嘘を暴き、誇りを取り戻し、自らの手で未来を選び取る物語。
断罪は終わりではなく、始まりだった。
“信仰”に支配された王国を、静かに揺るがす――悪役令嬢の逆襲。
悪役令嬢は高らかに笑う。
アズやっこ
恋愛
エドワード第一王子の婚約者に選ばれたのは公爵令嬢の私、シャーロット。
エドワード王子を慕う公爵令嬢からは靴を隠されたり色々地味な嫌がらせをされ、エドワード王子からは男爵令嬢に、なぜ嫌がらせをした!と言われる。
たまたま決まっただけで望んで婚約者になったわけでもないのに。
男爵令嬢に教えてもらった。
この世界は乙女ゲームの世界みたい。
なら、私が乙女ゲームの世界を作ってあげるわ。
❈ 作者独自の世界観です。
❈ ゆるい設定です。(話し方など)
あなたにわたくしは相応しくないようです
らがまふぃん
恋愛
物語の中だけの話だと思っていました。
現実に起こることでしたのね。
※本編六話+幕間一話と後日談一話の全八話、ゆるゆる話。何も考えずにお読みください。
HOTランキング入りをしまして、たくさんの方の目に触れる機会を得られました。たくさんのお気に入り登録など、本当にありがとうございました。
完結表示をしようとして、タグが入っていなかったことに気付きました。何となく今更な感じがありますが、タグ入れました。
10年間の結婚生活を忘れました ~ドーラとレクス~
緑谷めい
恋愛
ドーラは金で買われたも同然の妻だった――
レクスとの結婚が決まった際「ドーラ、すまない。本当にすまない。不甲斐ない父を許せとは言わん。だが、我が家を助けると思ってゼーマン伯爵家に嫁いでくれ。頼む。この通りだ」と自分に頭を下げた実父の姿を見て、ドーラは自分の人生を諦めた。齢17歳にしてだ。
※ 全10話完結予定
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる