【完結】五度の人生を不幸な出来事で幕を閉じた転生少女は、六度目の転生で幸せを掴みたい!

アノマロカリス

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第一章 婚約破棄の章

第七話 捜索隊を避ける為の罠

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 「何て事だ⁉ このままでは、貴重な魔力持ちの人間が他国に渡ってしまう…」
 「では、大至急捜索隊を派遣しましょう!」
 
 アクードは自信満々で国王陛下に進言したが、国王陛下は頭を抱えていた。

 「アクードよ…下手に騒げば相手にも伝わる上に、国民も何かに勘付くだろう…魔力持ちは貴重だが、その為だけに捜索隊を派遣する事は出来ん!」
 「では、私がノワールを探し、連れ戻しましょう!」
 《ムリムリ! あんな馬鹿に捕まる訳ないでしょうw》 

 国王陛下はアクードを見た。
 国王陛下はアクードを全く信用していなかったので、とりあえず必死になれる様に発破をかけた。

 「ならばアクードよ…もしもノワールを無事に連れ戻した暁には、お前に王位を継がせよう! 必ず連れ戻すのだぞ!」
 「はっ! 命を賭す覚悟で必ずや連れ帰って御覧に入れます!」
 《王位を継がせるという言葉でやる気にはなっているけど、あの馬鹿王子がいつまでもやる気が続く訳ないでしょう!》
 
 すると国王陛下は、アクードの部屋にいる騎士に命令をして、私の目撃情報が無いかを命じていた。
 そして騎士達は一斉にアクードの部屋から飛び出そうとしていた。

 《そろそろ良いわね、ではクレイマンドール! 行きなさい!》

 ノワールの操作している騎士人形がアクードの部屋に入ると、国王陛下の前に行ってから跪いた。
 ノワールは変声魔法で声を変えてから、遠声魔法であたかも騎士が喋っている様に話をした。
 
 「報告します! ノワール嬢らしき人物の目撃情報を入手しました!」
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