63 / 85
第三章 新大陸に向けて…
第七話 船旅・中編
しおりを挟む
ここ最近は、何事も無く平穏な日々を過ごしている。
つい先日までは、勇者紫乃がラミナを見て暴走していたが…
それが無くなると、平穏な船旅に戻った気がした。
到着までは、まだ2週間近く掛かるので…何も起きなければ、このまま順調な船旅を続けられるだろう…何てフラグめいた事を考えてしまっていた所為か、また更なる厄介毎が迷い込んでしまっていた。
「ホーリー、甲板に来てくれないか!」
「エイジ、今度は一体何があった?」
「食材になりそうな獲物を釣り上げたんだが、鑑定をして欲しくてな。」
「一体…何が釣れたんだ?」
今回、異世界勇者組…特にエイジから依頼を受けた。
以前も話したと思うが、この世界の料理はあまり美味くはない。
獣を捕縛てしも血抜きが中途半端で、その状態で火にかけて焼くので…生臭さが残る肉になる。
それらをソースやスパイスで誤魔化して出て来る為に、異世界人達には耐え難い苦痛なのであった。
まぁ、僕のストレージに入っている肉は、血抜きの処理が完璧に行われている為に、不満を言われた事はなかったが…?
そして、今回のエイジからの依頼はと言うと…?
カレーが食べたいとの事で、作ってくれないかという話だった。
「これは…一応食用とは書いてはいるが?」
「なら、食えるんだな!」
エイジが釣り上げて鑑定をお願いして来た食材は、見た目は伊勢海老の様な姿をしているのだが…ハサミが6本付いているという海老だった。
僕らの知る海老は、ハサミが2本しかない為に…食べれるかどうかを聞いて来た様だった。
…そう、今回のエイジからの依頼は、シーフードカレーをご所望の様だった。
「海老はこれで良いとして、イカはこの間のクラーケンの足があるだろ?ホタテ…は市場で購入したなぁ?かなりデカかったけど。」
「後は何が必要なんだ?」
「人参やジャガイモもあるし…あとは、ニンニクと玉葱もあるので…後はマッシュルーム位かな?」
「マッシュルームか…代用品はないのか?」
「一応、トリュフっぽいキノコがあるので、それで代用をしてみると思う。」
「…というか、肝心の米はあるのか‼︎」
「あぁ、この世界では米は、主に家畜の餌になるという話でね。僕はちゃんと確保しているから安心してくれ。」
僕は地球では、カレーはルーを使わずに1からスパイスなどを駆使して作っていた。
…というのも、貧乏だった僕は…市販のカレールーを買う程の資金がなかった為に、材料を集めて作った方が安上がりだった。
もしも、カレールーを使ってカレーを作っていたら…
とてもじゃないが、異世界ではカレー作りは出来なかっただろう。
「僕はあまりシーフードカレーは好きでは無いので、同時にビーフカレーも作るけど…良いよな?」
「紫乃はポークカレーが良いという話だったし、テルミはチキンカレーが食いたいとか言っていたな。」
「めんどくせぇな!喰いたくないのなら、喰わせなければ良いだけの話だ。」
「だな、自分で作れるなら…」
僕は船の調理場で大量の玉葱を斬ってから、フライパンで飴色になるまでエイジに任せた。
自分で喰いたいと言っておきながら、全てを任せられるのは腹が立ったので、喰いたければ少しは手伝えと言ってやらせていた。
僕はその間に各種スパイスをすり鉢で細かくゴリゴリとしていた。
これが中々に時間がかかる。
まぁ、これさえ終われば…次の工程は問題なく済むのだった。
…というのも、以前にもこの世界でカレーを作った事はある。
だが、1人でやるには工程が多くて、面倒になっていて…協力者がいなければあまりやりたくない位に面倒だった。
「こんなもんで良いか?」
「む…?少し火が強いな、もう少し弱くしてやってくれ。」
「分かった。」
僕はスパイスを完成させると、次に海の食材と肉をフライパンに入れて炒めていた。
次に野菜を追加して炒めて行き…それが終わると鍋に移してから、水を入れて煮込む作業をして行った。
「…というか、なんか量が多くないか?僕とエイジとラミナ達と、紫乃とテルミ以外の分も作っている気がするが?」
「船の乗客達も喰いたいとか言っているみたいでな…」
「…という事は、もう少し材料を追加しないと間に合わないぞ!」
僕は船の調理場にいる料理人達にも声を掛けて、工程を教えて手伝わせた。
その辺は料理人だけあって、少し教えれば問題無く進んで行った。
そして材料を煮込みながらスパイスを投下、かき混ぜていると香ばしい匂いが厨房の中に充満して行った。
「おぉ、懐かしいカレーの匂いだ!」
「だが、喰えるのは明日になるぞ!これだけの量だからな、混ぜ込む時間が必要になって来るんだ。」
「この匂いを前にして…喰えるのは明日とか、かなり拷問だな‼︎」
「仕方が無いだろう、食材に味が染みていないカレーを喰いたくはないだろう?」
「だから、米を炊いていなかったのか…」
そんな話をしていると、調理場の扉が勢い良く開いた。
そこには、紫乃とテルミが調理場を覗き込んでいた。
「これで完成なの⁉︎」
「いや、これから一晩中…味をなじませる為に混ぜなければならない。喰えるのは明日になる。」
「うっそ~ん!この匂いが堪らないというのに…」
「諦めろ、今のままで出しても…美味くもなんともないからな。」
それから調理場では、今夜の食事を料理人達が作っていた。
そして船内の食堂で料理が振舞われると、船内の客からは…
この匂いの元はいつ喰えるんだ‼︎
…と言われていたらしい。
明日になったら…と何度も説明しているんだが、納得の行かない客達が調理場に乗り込もうとしていたが、勇者3人組が立ち塞がって、剣を構えて威嚇をしていた。
その姿を見て客達は、すっかりおとなしくなっていた。
それからちょくちょくと、調理場に忍び込もうとする輩がいたみたいだったが、勇者3人組が調理場の扉の前にいた為に、食い止められていたのだった。
僕はその間に、カレーを弱火にして棒で掻き混ぜるのだった。
「なぁ、ホーリー…お前はこのままでも大丈夫なのか?」
「睡眠の話か?確かに少しキツイけど、僕はこの世界での生活が長いから、徹夜には慣れているからな。寧ろ、お前達の方が眠いだろ?」
「あぁ、この匂いを前にしていると大丈夫…と言いたいところだが、眠気はある。」
「なら、無理しないで寝ろよ。その間は召喚獣に見張らせておくから…」
「何を呼び出すのかは知らないが、大丈夫なのか?」
「Sランク冒険者がアライアンスで挑む様な奴を呼び出すから、安心して寝ると良いよ。」
「お前が言うのなら…問題は無いだろうな?」
僕は掻き混ぜを一時中断して、調理場の扉の前に行った。
勇者エイジは、眠たそうな勇者紫乃と勇者テルミを連れて消えて行った。
そして僕は、インフェルノウルフとデスジャッカルを召喚した。
この2匹はの強さは、僕でも歯が立たない。
フェリスとの召喚獣契約の際に、部下も契約してくれといって契約を交わした者達だった。
だが…こんな事に使っても良いのだろうか?
『む?主人よ…この匂いは?』
「完成したら、君達にも…それと島の皆にも持って行ってあげてよ。」
『そんなに大量に作られておるのですか?』
「それに関しては、僕のギフトで量産するからね。」
…そう、僕には複製のギフトがあるので、完成品をストレージに放り込んでから複製をすれば、大量に増やすことが出来るのだった。
まぁ、それまで邪魔はされたく無いので、コイツらを召喚したのだった。
だって…何やらコソコソと動いている奴らの気配があるからな。
僕は再び調理場に戻ると、掻き混ぜを再開させた。
そして懸念していた通り、船内の客の貴族が画策していた様だったのだが…?
扉の前のコイツらを見ても、襲って来るという奇行には走るまいて。
つい先日までは、勇者紫乃がラミナを見て暴走していたが…
それが無くなると、平穏な船旅に戻った気がした。
到着までは、まだ2週間近く掛かるので…何も起きなければ、このまま順調な船旅を続けられるだろう…何てフラグめいた事を考えてしまっていた所為か、また更なる厄介毎が迷い込んでしまっていた。
「ホーリー、甲板に来てくれないか!」
「エイジ、今度は一体何があった?」
「食材になりそうな獲物を釣り上げたんだが、鑑定をして欲しくてな。」
「一体…何が釣れたんだ?」
今回、異世界勇者組…特にエイジから依頼を受けた。
以前も話したと思うが、この世界の料理はあまり美味くはない。
獣を捕縛てしも血抜きが中途半端で、その状態で火にかけて焼くので…生臭さが残る肉になる。
それらをソースやスパイスで誤魔化して出て来る為に、異世界人達には耐え難い苦痛なのであった。
まぁ、僕のストレージに入っている肉は、血抜きの処理が完璧に行われている為に、不満を言われた事はなかったが…?
そして、今回のエイジからの依頼はと言うと…?
カレーが食べたいとの事で、作ってくれないかという話だった。
「これは…一応食用とは書いてはいるが?」
「なら、食えるんだな!」
エイジが釣り上げて鑑定をお願いして来た食材は、見た目は伊勢海老の様な姿をしているのだが…ハサミが6本付いているという海老だった。
僕らの知る海老は、ハサミが2本しかない為に…食べれるかどうかを聞いて来た様だった。
…そう、今回のエイジからの依頼は、シーフードカレーをご所望の様だった。
「海老はこれで良いとして、イカはこの間のクラーケンの足があるだろ?ホタテ…は市場で購入したなぁ?かなりデカかったけど。」
「後は何が必要なんだ?」
「人参やジャガイモもあるし…あとは、ニンニクと玉葱もあるので…後はマッシュルーム位かな?」
「マッシュルームか…代用品はないのか?」
「一応、トリュフっぽいキノコがあるので、それで代用をしてみると思う。」
「…というか、肝心の米はあるのか‼︎」
「あぁ、この世界では米は、主に家畜の餌になるという話でね。僕はちゃんと確保しているから安心してくれ。」
僕は地球では、カレーはルーを使わずに1からスパイスなどを駆使して作っていた。
…というのも、貧乏だった僕は…市販のカレールーを買う程の資金がなかった為に、材料を集めて作った方が安上がりだった。
もしも、カレールーを使ってカレーを作っていたら…
とてもじゃないが、異世界ではカレー作りは出来なかっただろう。
「僕はあまりシーフードカレーは好きでは無いので、同時にビーフカレーも作るけど…良いよな?」
「紫乃はポークカレーが良いという話だったし、テルミはチキンカレーが食いたいとか言っていたな。」
「めんどくせぇな!喰いたくないのなら、喰わせなければ良いだけの話だ。」
「だな、自分で作れるなら…」
僕は船の調理場で大量の玉葱を斬ってから、フライパンで飴色になるまでエイジに任せた。
自分で喰いたいと言っておきながら、全てを任せられるのは腹が立ったので、喰いたければ少しは手伝えと言ってやらせていた。
僕はその間に各種スパイスをすり鉢で細かくゴリゴリとしていた。
これが中々に時間がかかる。
まぁ、これさえ終われば…次の工程は問題なく済むのだった。
…というのも、以前にもこの世界でカレーを作った事はある。
だが、1人でやるには工程が多くて、面倒になっていて…協力者がいなければあまりやりたくない位に面倒だった。
「こんなもんで良いか?」
「む…?少し火が強いな、もう少し弱くしてやってくれ。」
「分かった。」
僕はスパイスを完成させると、次に海の食材と肉をフライパンに入れて炒めていた。
次に野菜を追加して炒めて行き…それが終わると鍋に移してから、水を入れて煮込む作業をして行った。
「…というか、なんか量が多くないか?僕とエイジとラミナ達と、紫乃とテルミ以外の分も作っている気がするが?」
「船の乗客達も喰いたいとか言っているみたいでな…」
「…という事は、もう少し材料を追加しないと間に合わないぞ!」
僕は船の調理場にいる料理人達にも声を掛けて、工程を教えて手伝わせた。
その辺は料理人だけあって、少し教えれば問題無く進んで行った。
そして材料を煮込みながらスパイスを投下、かき混ぜていると香ばしい匂いが厨房の中に充満して行った。
「おぉ、懐かしいカレーの匂いだ!」
「だが、喰えるのは明日になるぞ!これだけの量だからな、混ぜ込む時間が必要になって来るんだ。」
「この匂いを前にして…喰えるのは明日とか、かなり拷問だな‼︎」
「仕方が無いだろう、食材に味が染みていないカレーを喰いたくはないだろう?」
「だから、米を炊いていなかったのか…」
そんな話をしていると、調理場の扉が勢い良く開いた。
そこには、紫乃とテルミが調理場を覗き込んでいた。
「これで完成なの⁉︎」
「いや、これから一晩中…味をなじませる為に混ぜなければならない。喰えるのは明日になる。」
「うっそ~ん!この匂いが堪らないというのに…」
「諦めろ、今のままで出しても…美味くもなんともないからな。」
それから調理場では、今夜の食事を料理人達が作っていた。
そして船内の食堂で料理が振舞われると、船内の客からは…
この匂いの元はいつ喰えるんだ‼︎
…と言われていたらしい。
明日になったら…と何度も説明しているんだが、納得の行かない客達が調理場に乗り込もうとしていたが、勇者3人組が立ち塞がって、剣を構えて威嚇をしていた。
その姿を見て客達は、すっかりおとなしくなっていた。
それからちょくちょくと、調理場に忍び込もうとする輩がいたみたいだったが、勇者3人組が調理場の扉の前にいた為に、食い止められていたのだった。
僕はその間に、カレーを弱火にして棒で掻き混ぜるのだった。
「なぁ、ホーリー…お前はこのままでも大丈夫なのか?」
「睡眠の話か?確かに少しキツイけど、僕はこの世界での生活が長いから、徹夜には慣れているからな。寧ろ、お前達の方が眠いだろ?」
「あぁ、この匂いを前にしていると大丈夫…と言いたいところだが、眠気はある。」
「なら、無理しないで寝ろよ。その間は召喚獣に見張らせておくから…」
「何を呼び出すのかは知らないが、大丈夫なのか?」
「Sランク冒険者がアライアンスで挑む様な奴を呼び出すから、安心して寝ると良いよ。」
「お前が言うのなら…問題は無いだろうな?」
僕は掻き混ぜを一時中断して、調理場の扉の前に行った。
勇者エイジは、眠たそうな勇者紫乃と勇者テルミを連れて消えて行った。
そして僕は、インフェルノウルフとデスジャッカルを召喚した。
この2匹はの強さは、僕でも歯が立たない。
フェリスとの召喚獣契約の際に、部下も契約してくれといって契約を交わした者達だった。
だが…こんな事に使っても良いのだろうか?
『む?主人よ…この匂いは?』
「完成したら、君達にも…それと島の皆にも持って行ってあげてよ。」
『そんなに大量に作られておるのですか?』
「それに関しては、僕のギフトで量産するからね。」
…そう、僕には複製のギフトがあるので、完成品をストレージに放り込んでから複製をすれば、大量に増やすことが出来るのだった。
まぁ、それまで邪魔はされたく無いので、コイツらを召喚したのだった。
だって…何やらコソコソと動いている奴らの気配があるからな。
僕は再び調理場に戻ると、掻き混ぜを再開させた。
そして懸念していた通り、船内の客の貴族が画策していた様だったのだが…?
扉の前のコイツらを見ても、襲って来るという奇行には走るまいて。
209
あなたにおすすめの小説
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
お気に入り・感想、宜しくお願いします。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる