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第一部
第三十二話 後日談と第一部・完
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あの後の事を報告しよう。
まず、被害者の俺が何で牢に入れられたかというと、俺の発した容赦ない言葉の所為でシーリアがキレたという事での事らしい。
俺の言い方がもっと優しく言っていれば、シーリアもそこまで怒る事は無かったという事らしいが?
俺は本人の為にならないと思って、敢えてそういう言い方をしたのだが、後になって考えてみたら結構酷い事を連発したのは確かに悪いとは思った。
まぁ、そのお陰で…シーリアはゴードンと更に仲良くなり、俺の事を諦めてくれたので良かった。
俺はシーリアとゴードンのキューピット役になれた訳なのだが、そのキューピットは…翼を砕かれて全身フルボッコにされて酷い重症になった。
いずれはゴードンとシーリアは、くっ付くのではないかと思っている。
そしてシーリアは、パーティーに復帰をする事になった。
獣化も新たなスキルとして会得したみたいで、任意で変身出来るようになっていた。
ただ、戦闘スタイルとジョブに変化が見られていた。
今迄は槍で攻撃するスタイルが、肉弾戦の格闘術に変化し…ジョブも槍術士から格闘士に変化していた。
俺は詫びも含めて王都に行って、メタルナックルという武器を購入してシーリアに渡したのだが…?
俺はもっとも与えてはならない相手に渡してしまったと少し後悔をした。
でも今後のパーティーで活躍するなら良いか。
そして俺はというと、皆からは許しを得た。
何があったのかが良く解らないが、マリアネートやミュンの態度がいつも通りに戻った。
…とはいえ、ミュンに関して言えば…体を許してはくれなかったが、尻尾触りは許可して貰ったので一応良かった。
だけど調子に乗って触り過ぎたら、ミュンが怒った。
何事も程々が良いという事を俺はこの時に学んだ。
そして俺はというと、次のクエストの更新日までゆっくりとしている筈だったのだが…?
王城からの知らせが来たので、パーティー全員で王城に向かった。
するとそこには、序列五位以上の勇者達が国王の間に呼ばれていた。
国王陛下の話はこうだった。
今迄大人しかった魔王軍が活動をし始めたという話だった。
その話に勇者達の士気が一斉に上がった。
勇者は本来は魔王を倒すのが役目である。
もう、序列争いをしている場合ではなかった。
そして王国側からは、勇者達に話された以外の情報が国中に流れて行った。
人々は恐怖で震えている者もいれば、冒険者達は稼ぎ時が来たといってテンションが上がる者達もいた。
これから、激しい戦いが起こる予感がした。
さて…今後は今迄の様に生優しいクエストはもう無いだろう。
俺も気合いを入れないとな!
そして俺達は、魔王軍が活動する拠点に向かって他に大陸に渡る事になった。
そこで俺達は…いや、ここから先の話は次章から語るとしよう。
とりあえず俺達の物語はここで幕を閉じる。
次章からのテクト達の活躍に御期待下さいね。
第一部・完~第二部に続く…
まず、被害者の俺が何で牢に入れられたかというと、俺の発した容赦ない言葉の所為でシーリアがキレたという事での事らしい。
俺の言い方がもっと優しく言っていれば、シーリアもそこまで怒る事は無かったという事らしいが?
俺は本人の為にならないと思って、敢えてそういう言い方をしたのだが、後になって考えてみたら結構酷い事を連発したのは確かに悪いとは思った。
まぁ、そのお陰で…シーリアはゴードンと更に仲良くなり、俺の事を諦めてくれたので良かった。
俺はシーリアとゴードンのキューピット役になれた訳なのだが、そのキューピットは…翼を砕かれて全身フルボッコにされて酷い重症になった。
いずれはゴードンとシーリアは、くっ付くのではないかと思っている。
そしてシーリアは、パーティーに復帰をする事になった。
獣化も新たなスキルとして会得したみたいで、任意で変身出来るようになっていた。
ただ、戦闘スタイルとジョブに変化が見られていた。
今迄は槍で攻撃するスタイルが、肉弾戦の格闘術に変化し…ジョブも槍術士から格闘士に変化していた。
俺は詫びも含めて王都に行って、メタルナックルという武器を購入してシーリアに渡したのだが…?
俺はもっとも与えてはならない相手に渡してしまったと少し後悔をした。
でも今後のパーティーで活躍するなら良いか。
そして俺はというと、皆からは許しを得た。
何があったのかが良く解らないが、マリアネートやミュンの態度がいつも通りに戻った。
…とはいえ、ミュンに関して言えば…体を許してはくれなかったが、尻尾触りは許可して貰ったので一応良かった。
だけど調子に乗って触り過ぎたら、ミュンが怒った。
何事も程々が良いという事を俺はこの時に学んだ。
そして俺はというと、次のクエストの更新日までゆっくりとしている筈だったのだが…?
王城からの知らせが来たので、パーティー全員で王城に向かった。
するとそこには、序列五位以上の勇者達が国王の間に呼ばれていた。
国王陛下の話はこうだった。
今迄大人しかった魔王軍が活動をし始めたという話だった。
その話に勇者達の士気が一斉に上がった。
勇者は本来は魔王を倒すのが役目である。
もう、序列争いをしている場合ではなかった。
そして王国側からは、勇者達に話された以外の情報が国中に流れて行った。
人々は恐怖で震えている者もいれば、冒険者達は稼ぎ時が来たといってテンションが上がる者達もいた。
これから、激しい戦いが起こる予感がした。
さて…今後は今迄の様に生優しいクエストはもう無いだろう。
俺も気合いを入れないとな!
そして俺達は、魔王軍が活動する拠点に向かって他に大陸に渡る事になった。
そこで俺達は…いや、ここから先の話は次章から語るとしよう。
とりあえず俺達の物語はここで幕を閉じる。
次章からのテクト達の活躍に御期待下さいね。
第一部・完~第二部に続く…
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