【完結】異世界転移特典で創造作製のスキルを手に入れた俺は、好き勝手に生きてやる‼~魔王討伐?そんな物は先に来た転移者達に任せれば良いだろ!~

アノマロカリス

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異世界転移の章

第一話 先に来た転移者達

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 俺が異世界転移して降り立った場所は、アーダインという村の付近の小屋だった。

 この小屋は以前は誰かが住んでいた形跡があるが、今は誰も住んでいなくて時が経っている感じだった。

 俺は部屋の中を適当に漁っていると、チェストの引き出しから1冊の本を見付けた。

 そこには日本語でこう書かれていた。

 【僕の名はトーヤという。 地球から来た転移者で恐らく僕が最初の転移者だろう。 この世界はゲヴェリヴェースという世界で…この小屋は神様が用意してくれた拠点になっていて、当面の間はこの付近で生活をすれば事足りるし、村に行っても僕達の存在は迷い人として丁重に扱われる。 そしてここでの生活をしてから知識を蓄えて、そしていつかこの世界で合流出来る事を待っている! ちなみに僕は神様から与えられたギフトは勇者だった。 まだ見ぬ仲間達よ、目的地として決戦の舞台であるザルエングルブで集結する日を‼】

 どうやらクソ真面目な奴が勇者を引いたらしいな?

 次のページを捲ってみると、そこにはその後にこの世界に来た転移者達の名前が書かれていた。

 【俺の名前はクルーガ! ギフトは剣聖だ! 勇者よ待っていろよ‼】

 【私の名前はセイカ! ギフトでは聖女に選ばれました! 先に行きますね!】

 【私の名前はベル! ギフトで大魔導師を授かりました。 皆に合流出来る日を!】

 【僕の名前はグレン! ギフトでは賢者を取得した! 待っててくれよ、すぐに向かうから‼】

 【ワイの名はセイジュウロウ! ギフトではトレジャーハンターや!】

 【おいどんの名前はセイリュウ! ギフトではガーディアンを授かった! おいどんは皆を護るですぞ‼】

 俺の前の転移者達は、凄いギフトを得た者達だな。

 …っていうか、俺必要か?

 ゲームに疎い俺でも勇者がいて、仲間を守護するガーディアンがいて、攻撃に特化した剣聖がいて、回復に特化した聖女、火力ジョブ№1の大魔導師に戦術に特化した賢者、そして罠感知や罠の解除が出来るトレジャーハンターが揃っている。

 俺がもしも創造作製のスキルを持っていたとしたら…アイテム士にでもなるのだろうか?

 「俺は必要ないな! 魔王は先人者達に任せるとしよう。」

 さて、創造作製のスキルを確認するとしますかね?
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