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魔大陸編の章
第十二話 トラヴィスオーケア王国での再会!
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「やっと…到着したのか!」
俺とファルリアは現在、トラヴィスオーケア王国の前にいた。
ダメルベーゼの街で転移陣の修理に6日費やして、やっと修理が終わって来れたのだった。
その間にルファリアの意味不明な謎の色仕掛けがあったが…。
ここまで来れば、もうルファリアとも縁が切れる!
そして国王と謁見とか言っていたが…魔王樹デヴァルダムツリー討伐の報告があるのは分かる。
が…でもそれだけの要件なら俺が来る必要はなく、ファルリアだけで事が足りる筈だ!
…となると、面倒事が待っているのか。
魔王を倒した物には、この国の王女と結婚しろ!
…とかじゃないだろうな?
俺は一刻も早く、アーダイン村の転移陣で神の元に向かいたいのだが?
「とりあえず、さっさと終わらせる為に会うとするか!」
王国に入る門が開くと、街の中は…?
魔族の街程の技術は無かったが、それに近い様な機械や配管が目に付いた。
ファンタジーの世界の王国とかは、中世時代の感じという事を小説とかで知ったが?
ここは蒸気機関を使用した…昭和の初期の様な感じだった。
なので、王国内を移動する乗り物の中にはSLの様な蒸気機関車が城門に沿って走っていた。
まぁ、飛空艇がある時点で…王国が中世という事はないか!
そう思って王宮内に入ると、そこだけ中世を思わせる様な造りになっていた。
婦人達はドレスで、騎士は剣と槍を持っている。
いや、近代的技術はどうした⁉
ツッコミどころが満載だった。
そして国王も…トランプのキングの様な衣装を纏っていて王冠を被っていた。
過去に来た迷い人の悪ふざけなのだろうか?
もう…ツッコむのは辞めよう。
国王に近付いて行くと、国王の前に跪いている7人の若者達がいた。
年齢はバラバラで、最年長は大学生くらいで最年少は中学生くらい…の?
「まさか…本当にセイカか⁉」
「うそ、ラックお兄ちゃん⁉」
俺は7人の若者達の中にセイカを目にした…のだが、セイカは少し成長している様な感じだった。
俺の知っていたセイカは小学生で同世代の子達より少し体が小さかった筈だが、中学生くらいで成長をしている感じだった。
…セイカはこの世界で数年を過ごしていた様な容姿に変わっていた。
俺はセイカに近付こうとすると、7人の中のリーダーらしき男がセイカの前に立って立ち塞がった。
コイツが勇者のトーヤか?
なるほど、精悍な顔つきをしたイケメンという感じだな。
「君も地球から来たんだな?」
「あぁ、セイカとは地球では家が近所で良く会っていた。 突然失踪したので探していたんだ!」
「そうか…君が地球では彼女の心の支えになっていたんだな? だがこっちの世界では彼女の心の支えは僕なんだよ。」
「何が言いたい?」
俺はセイカを見ると、勇者トーヤに肩を抱かれていた。
自分の物だというアピールでもしているのか?
セイカの指を見ると俺の渡した指輪をしている。
もしもリーダーの話が本当なら、セイカは指輪を外しているだろう。
それが無いという事は…?
『迷い人様達、そろそろ此方を無視しないで欲しいのだが!』
「はっ、申し訳ありません!」
トーヤはセイカから離れて国王の前に跪いた。
『これで全ての迷い人様達が揃った! 貴方達は魔大陸に渡って魔王樹デヴァルダムツリーの討伐を…』
「あー国王、1つ良いか?」
「君も国王陛下の前に跪かないか‼」
「魔王樹なんだが…俺が倒したぞ!」
『「「「「「「なぁにぃ~~~」」」」」」』
『偽りを吐くのはやめて戴けないかな?』
「いや、嘘ではないぞ…なぁ、ルファリア!」
「陛下…魔王樹デヴァルダムツリーは確かにラック様が単独で討伐を果たしました。」
『し…信じられん! 前回いらした迷い人様達も退けただけで倒す事は出来なかった筈だが?』
「真実です! 巫女の名に懸けて…偽りは申しません!」
『巫女であるルファリアが申すのなら、真実なのだろう…が?』
国王は困惑した表情を浮かべていた。
遂に迷い人達が揃って魔王樹を討伐出来る…と思っていた矢先に、既に魔王樹の討伐報告を聞いたのだからだ。
「本当に君だけで倒したのか?」
「お前も疑うのか?」
「疑うに決まっているだろう! 僕達は合流してから魔物や魔獣との戦いを得てレベル100越えを成したというのに…」
「何だ、たかがレベル100程度の奴が俺のことを疑っていたのか。」
「たかが…だと! なら君のレベルは幾つなんだ?」
「俺のレベルは2118だ。 楽勝では無かったが…仮にレベル100越え程度の奴等が挑んだ所で返り討ちに遭っていたと思うぞ?」
「なんだ、そのレベルの高さは!? 君のジョブは何なんだ!!」
「俺のジョブは何に該当するんだろうな? アイテム士という感じだろうか…アイテムを駆使しながら戦っていたからな。」
「だが…仮に魔王樹を倒したのなら、僕達は今頃…神の元に戻されたのでは無いのか?」
「そう…そこなんだよ! ゲームとかの場合だと、ラスボスを倒せば神に呼ばれて…という感じになるんだろうけど、呼ばれないという事は…アーダインの村の俺達が降り立った転移陣の場所に向かう必要があるんじゃ無いかと思ってな。」
「つまり僕達は…?」
「目的を失った不要な存在になるんだろうな。 これで後は元の世界に帰るか、この世界に留まるか…」
セイカ以外の6人は項垂れていた。
使命を受けて異世界転移したのに、その使命である魔王討伐の目標を失ったのだから…。
「まぁ、良かったんじゃねぇの? お前ら如きのレベルだったら、まず歯が立たなかっただろうし…」
後はコイツらが何を選択するかだが?
どうなるんだろうな?
俺とファルリアは現在、トラヴィスオーケア王国の前にいた。
ダメルベーゼの街で転移陣の修理に6日費やして、やっと修理が終わって来れたのだった。
その間にルファリアの意味不明な謎の色仕掛けがあったが…。
ここまで来れば、もうルファリアとも縁が切れる!
そして国王と謁見とか言っていたが…魔王樹デヴァルダムツリー討伐の報告があるのは分かる。
が…でもそれだけの要件なら俺が来る必要はなく、ファルリアだけで事が足りる筈だ!
…となると、面倒事が待っているのか。
魔王を倒した物には、この国の王女と結婚しろ!
…とかじゃないだろうな?
俺は一刻も早く、アーダイン村の転移陣で神の元に向かいたいのだが?
「とりあえず、さっさと終わらせる為に会うとするか!」
王国に入る門が開くと、街の中は…?
魔族の街程の技術は無かったが、それに近い様な機械や配管が目に付いた。
ファンタジーの世界の王国とかは、中世時代の感じという事を小説とかで知ったが?
ここは蒸気機関を使用した…昭和の初期の様な感じだった。
なので、王国内を移動する乗り物の中にはSLの様な蒸気機関車が城門に沿って走っていた。
まぁ、飛空艇がある時点で…王国が中世という事はないか!
そう思って王宮内に入ると、そこだけ中世を思わせる様な造りになっていた。
婦人達はドレスで、騎士は剣と槍を持っている。
いや、近代的技術はどうした⁉
ツッコミどころが満載だった。
そして国王も…トランプのキングの様な衣装を纏っていて王冠を被っていた。
過去に来た迷い人の悪ふざけなのだろうか?
もう…ツッコむのは辞めよう。
国王に近付いて行くと、国王の前に跪いている7人の若者達がいた。
年齢はバラバラで、最年長は大学生くらいで最年少は中学生くらい…の?
「まさか…本当にセイカか⁉」
「うそ、ラックお兄ちゃん⁉」
俺は7人の若者達の中にセイカを目にした…のだが、セイカは少し成長している様な感じだった。
俺の知っていたセイカは小学生で同世代の子達より少し体が小さかった筈だが、中学生くらいで成長をしている感じだった。
…セイカはこの世界で数年を過ごしていた様な容姿に変わっていた。
俺はセイカに近付こうとすると、7人の中のリーダーらしき男がセイカの前に立って立ち塞がった。
コイツが勇者のトーヤか?
なるほど、精悍な顔つきをしたイケメンという感じだな。
「君も地球から来たんだな?」
「あぁ、セイカとは地球では家が近所で良く会っていた。 突然失踪したので探していたんだ!」
「そうか…君が地球では彼女の心の支えになっていたんだな? だがこっちの世界では彼女の心の支えは僕なんだよ。」
「何が言いたい?」
俺はセイカを見ると、勇者トーヤに肩を抱かれていた。
自分の物だというアピールでもしているのか?
セイカの指を見ると俺の渡した指輪をしている。
もしもリーダーの話が本当なら、セイカは指輪を外しているだろう。
それが無いという事は…?
『迷い人様達、そろそろ此方を無視しないで欲しいのだが!』
「はっ、申し訳ありません!」
トーヤはセイカから離れて国王の前に跪いた。
『これで全ての迷い人様達が揃った! 貴方達は魔大陸に渡って魔王樹デヴァルダムツリーの討伐を…』
「あー国王、1つ良いか?」
「君も国王陛下の前に跪かないか‼」
「魔王樹なんだが…俺が倒したぞ!」
『「「「「「「なぁにぃ~~~」」」」」」』
『偽りを吐くのはやめて戴けないかな?』
「いや、嘘ではないぞ…なぁ、ルファリア!」
「陛下…魔王樹デヴァルダムツリーは確かにラック様が単独で討伐を果たしました。」
『し…信じられん! 前回いらした迷い人様達も退けただけで倒す事は出来なかった筈だが?』
「真実です! 巫女の名に懸けて…偽りは申しません!」
『巫女であるルファリアが申すのなら、真実なのだろう…が?』
国王は困惑した表情を浮かべていた。
遂に迷い人達が揃って魔王樹を討伐出来る…と思っていた矢先に、既に魔王樹の討伐報告を聞いたのだからだ。
「本当に君だけで倒したのか?」
「お前も疑うのか?」
「疑うに決まっているだろう! 僕達は合流してから魔物や魔獣との戦いを得てレベル100越えを成したというのに…」
「何だ、たかがレベル100程度の奴が俺のことを疑っていたのか。」
「たかが…だと! なら君のレベルは幾つなんだ?」
「俺のレベルは2118だ。 楽勝では無かったが…仮にレベル100越え程度の奴等が挑んだ所で返り討ちに遭っていたと思うぞ?」
「なんだ、そのレベルの高さは!? 君のジョブは何なんだ!!」
「俺のジョブは何に該当するんだろうな? アイテム士という感じだろうか…アイテムを駆使しながら戦っていたからな。」
「だが…仮に魔王樹を倒したのなら、僕達は今頃…神の元に戻されたのでは無いのか?」
「そう…そこなんだよ! ゲームとかの場合だと、ラスボスを倒せば神に呼ばれて…という感じになるんだろうけど、呼ばれないという事は…アーダインの村の俺達が降り立った転移陣の場所に向かう必要があるんじゃ無いかと思ってな。」
「つまり僕達は…?」
「目的を失った不要な存在になるんだろうな。 これで後は元の世界に帰るか、この世界に留まるか…」
セイカ以外の6人は項垂れていた。
使命を受けて異世界転移したのに、その使命である魔王討伐の目標を失ったのだから…。
「まぁ、良かったんじゃねぇの? お前ら如きのレベルだったら、まず歯が立たなかっただろうし…」
後はコイツらが何を選択するかだが?
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