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第五章 動き出す…?
第七話 今後の活動について…(色々考えないとです。)
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現在、ダンはやる事が多すぎて頭を整理していた。
1.資金稼ぎの為にお店を開く。
2.八魔将との戦いと、八魔将の特徴の把握。
3.聖竜国グランディオで国王とギルドマスターとの面会。
4.世界での英雄ダンの噂の…人の噂も七十五日作戦。
5.魔法学院での魔法資料探し。
6.クリスの故郷を探す。
7.自分の能力の把握
8.各自のレベルアップ
9.新たな乗り物の制作
やる事が多すぎるな…。
1.に関して言えば、賢斗が交渉は上手くはいったが諸々の準備の為に1週間ほど手続きが必要なので、その間は何も出来ない。
ただ、僕としても創造作製等の建設系に役立つスキルが5日間…残り4日必要なので、ありがたいと言えばありがたい。
2.に関して言えば、八魔将がどういう者が多いのかまでは別にどうでも良い。
問題は、あのぬいぐるみが八魔将にいるかどうかに掛かっている。
あのぬいぐるみだけは、本当に…というか、非常に厄介だからだ。
まぁ、兄妹達と言っていたくらいだから恐らくいると思っていた方が良いだろうな。
3. 聖竜国グランディオの国王とギルドマスターの面会は、これに関しては別に急いでいる訳ではない。
まぁ、早いに越した事は無いが…今の段階で他の国に行くのは気が引ける。
それにこの世界には7つの大陸があるから、他のエリアも回ってみたくはある。
4.人の噂も七十五日作戦は、あの映像のすぐ後に動けば囲まれたりするだろうけど七十五日も過ぎれば人も忘れると思ったのだ。
まぁ…変な自己アピールでもしない限りバレる事は無いし、最悪は化粧やフェイクを使えば自由に動けるのである。
5.魔法学院の魔法書探し…に関して言えば、魔法書の保管料がテルシア王国の図書館より遥かに凌駕するという話なので今後の参考に見てみたいのもあるし、ベルを連れて行きたいという事もある。
かつての教員達が今のベルを見たら、恐らくショックを受けるだろうな。
6.クリスの故郷を探す…ある意味これが一番難しいかもね。
僕がこの項目を見ていると、ガイウスとクリスが部屋に入って来た。
「どうした、ダン? 紙を見つめながら何を唸っている?」
「お腹減ったにゃ?」
「いや…クリスの故郷を探したいんだけど、闇雲に探して見付かる物でもないしな…」
「確かに同族に会いたいとかや、故郷に行きたくないと言えばウソになるにゃ! でも、今が楽しければ別に良いにゃ!」
「俺も協力してやりたいとは思っているが、クリス以外のミ・スラク族は見た事ないしな。 この街にも見た事ないし、ギルドとかで依頼を出せば見付かる可能性もあるんだろうけどな…」
「こちらの大陸にはいないのかもしれないな。 ん? まてよ…そういえば?」
「どうした? なにか手掛かりでも掴んだのか?」
「エルヴの集落から旅立つ前に、ガイウスとクリスの結婚を認めてくれ‼…と言った時にね…」
「あれは恥ずかしい思いをした。 ダンが焦って変な報告をした所為で里中から恥ずかしい思いをしたんだぞ!」
「ダン…あんにゃ恥ずかしい思いはもうしたくないにゃ!」
「話の腰を折るな! えーっと、なんだっけな?」
二人が話の腰を折った所為で、うやむやになりそうになっていた。
僕は自力で思い出した。
「あ、そうだ! レイヴンがクリスを見ながら、ミ・スラク族の嫁か…どんな子供が生まれるんだろうな?…と言っていたんだ。」
「確かにエルヴ族とミ・スラク族との子だとすると、容姿が想像出来ないな!」
「子供って、まだ早いにゃ! まずはガイウスと番いになってから、愛を育んでからじゃなにゃいと…」
「そういう話をしているんじゃねぇよ! 話の腰を折るなと言っているだろ、このバカップルが‼」
「だったら何なんだよ?」
「ダンは何が言いたいのにゃ?」
「はぁ…2人が馬鹿だという事が良く解った。 レイヴンがなクリスを見て…ミ・スラク族と言ったんだよ!」
「あ、そっか‼」
「レイヴンは何処かで、ミ・スラク族と会った事があるという訳かにゃ?」
「そういう事だ。 これに関してはレイヴンから直に聞かないといけないから、もう1度エルヴの集落に行かないとならない。」
「その時は、俺達も行った方が良いか?」
「レイヴンの話の腰を折らないなら…と言いたいけど、話が先に進まなくなりそうだから今回は1人で行ってくる。」
ガイウスとクリスは、納得して部屋を出て行った。
さて、次の事を考えよう…で、僕の能力の把握だけど…?
以前ギルドカードに慱からのメッセージが入っていて、この先にも戦闘で役に立たなそうなスキルが手に入るという事らしい。
生活魔法と闇魔法と無属性魔法以外は、ほぼ役に立たない物が多いしな。
この先、何が増えるというんだろう?
あとは、各自のレベルアップなんだが…?
戦いの中で新たな戦い方が目覚めるかもしれないしな、バトルロイヤルでもしてみるかね?
もしくは、何でもありの鬼ごっこ。
これは企画を視野に入れておこう。
そして最後に新たな乗り物…
これは翔也用の乗り物制作も兼ねて入るけど、どういう物を好むかによって形が変わって来るしな。
僕のシルフィンダーやシルロンダーの改良もしたいしな…
よし、これで何とか整理が出来た。
あとは…ん?
何か肝心な事を忘れている気がするが…?
まぁ、とりあえずこんな物で良いだろう。
ところがこの時の僕は、肝心なある事をすっかり忘れていた。
そして後に思い出してから、死ぬほど後悔するのだった。
1.資金稼ぎの為にお店を開く。
2.八魔将との戦いと、八魔将の特徴の把握。
3.聖竜国グランディオで国王とギルドマスターとの面会。
4.世界での英雄ダンの噂の…人の噂も七十五日作戦。
5.魔法学院での魔法資料探し。
6.クリスの故郷を探す。
7.自分の能力の把握
8.各自のレベルアップ
9.新たな乗り物の制作
やる事が多すぎるな…。
1.に関して言えば、賢斗が交渉は上手くはいったが諸々の準備の為に1週間ほど手続きが必要なので、その間は何も出来ない。
ただ、僕としても創造作製等の建設系に役立つスキルが5日間…残り4日必要なので、ありがたいと言えばありがたい。
2.に関して言えば、八魔将がどういう者が多いのかまでは別にどうでも良い。
問題は、あのぬいぐるみが八魔将にいるかどうかに掛かっている。
あのぬいぐるみだけは、本当に…というか、非常に厄介だからだ。
まぁ、兄妹達と言っていたくらいだから恐らくいると思っていた方が良いだろうな。
3. 聖竜国グランディオの国王とギルドマスターの面会は、これに関しては別に急いでいる訳ではない。
まぁ、早いに越した事は無いが…今の段階で他の国に行くのは気が引ける。
それにこの世界には7つの大陸があるから、他のエリアも回ってみたくはある。
4.人の噂も七十五日作戦は、あの映像のすぐ後に動けば囲まれたりするだろうけど七十五日も過ぎれば人も忘れると思ったのだ。
まぁ…変な自己アピールでもしない限りバレる事は無いし、最悪は化粧やフェイクを使えば自由に動けるのである。
5.魔法学院の魔法書探し…に関して言えば、魔法書の保管料がテルシア王国の図書館より遥かに凌駕するという話なので今後の参考に見てみたいのもあるし、ベルを連れて行きたいという事もある。
かつての教員達が今のベルを見たら、恐らくショックを受けるだろうな。
6.クリスの故郷を探す…ある意味これが一番難しいかもね。
僕がこの項目を見ていると、ガイウスとクリスが部屋に入って来た。
「どうした、ダン? 紙を見つめながら何を唸っている?」
「お腹減ったにゃ?」
「いや…クリスの故郷を探したいんだけど、闇雲に探して見付かる物でもないしな…」
「確かに同族に会いたいとかや、故郷に行きたくないと言えばウソになるにゃ! でも、今が楽しければ別に良いにゃ!」
「俺も協力してやりたいとは思っているが、クリス以外のミ・スラク族は見た事ないしな。 この街にも見た事ないし、ギルドとかで依頼を出せば見付かる可能性もあるんだろうけどな…」
「こちらの大陸にはいないのかもしれないな。 ん? まてよ…そういえば?」
「どうした? なにか手掛かりでも掴んだのか?」
「エルヴの集落から旅立つ前に、ガイウスとクリスの結婚を認めてくれ‼…と言った時にね…」
「あれは恥ずかしい思いをした。 ダンが焦って変な報告をした所為で里中から恥ずかしい思いをしたんだぞ!」
「ダン…あんにゃ恥ずかしい思いはもうしたくないにゃ!」
「話の腰を折るな! えーっと、なんだっけな?」
二人が話の腰を折った所為で、うやむやになりそうになっていた。
僕は自力で思い出した。
「あ、そうだ! レイヴンがクリスを見ながら、ミ・スラク族の嫁か…どんな子供が生まれるんだろうな?…と言っていたんだ。」
「確かにエルヴ族とミ・スラク族との子だとすると、容姿が想像出来ないな!」
「子供って、まだ早いにゃ! まずはガイウスと番いになってから、愛を育んでからじゃなにゃいと…」
「そういう話をしているんじゃねぇよ! 話の腰を折るなと言っているだろ、このバカップルが‼」
「だったら何なんだよ?」
「ダンは何が言いたいのにゃ?」
「はぁ…2人が馬鹿だという事が良く解った。 レイヴンがなクリスを見て…ミ・スラク族と言ったんだよ!」
「あ、そっか‼」
「レイヴンは何処かで、ミ・スラク族と会った事があるという訳かにゃ?」
「そういう事だ。 これに関してはレイヴンから直に聞かないといけないから、もう1度エルヴの集落に行かないとならない。」
「その時は、俺達も行った方が良いか?」
「レイヴンの話の腰を折らないなら…と言いたいけど、話が先に進まなくなりそうだから今回は1人で行ってくる。」
ガイウスとクリスは、納得して部屋を出て行った。
さて、次の事を考えよう…で、僕の能力の把握だけど…?
以前ギルドカードに慱からのメッセージが入っていて、この先にも戦闘で役に立たなそうなスキルが手に入るという事らしい。
生活魔法と闇魔法と無属性魔法以外は、ほぼ役に立たない物が多いしな。
この先、何が増えるというんだろう?
あとは、各自のレベルアップなんだが…?
戦いの中で新たな戦い方が目覚めるかもしれないしな、バトルロイヤルでもしてみるかね?
もしくは、何でもありの鬼ごっこ。
これは企画を視野に入れておこう。
そして最後に新たな乗り物…
これは翔也用の乗り物制作も兼ねて入るけど、どういう物を好むかによって形が変わって来るしな。
僕のシルフィンダーやシルロンダーの改良もしたいしな…
よし、これで何とか整理が出来た。
あとは…ん?
何か肝心な事を忘れている気がするが…?
まぁ、とりあえずこんな物で良いだろう。
ところがこの時の僕は、肝心なある事をすっかり忘れていた。
そして後に思い出してから、死ぬほど後悔するのだった。
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