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第六章 決戦…八魔将戦!
第三話・閑話 ランミルの憂鬱(新たな新キャラ⁉︎)
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私の名前は、ランミル・キャスターバーグ。
冒険者ギルドから委託されている新聞社の新人…ではないですね。
少し前に新人から脱却して、現在では名がそこそこに通っている者です。
何故、新人なのに脱却出来たのか?
それは私が、英雄ダン様の記事を独占しているからです。
そして、今日も今日とで…英雄ダン様に関する特ダネが届きました。
「次の予定は…八魔将の壱魔のリッチの討伐⁉︎いや…の前準備?」
この特ダネを提供してくれているのは、何を隠そう…英雄ダン様御本人で有らせられるのです!
私がどうやってあんな大英雄様とパイプを繋ぐ事が出来たのか…?
実はこんな秘密がありました。
あれは…サーディリアン聖王国で、ダン・スーガー様が英雄として世界に名が広まった時でしょうか?
私はその時はまだ新人で、ある時に冒険者ギルドでネタを探していると、地龍の軍団がサーディリアン聖王国に攻めて来たという情報を入手致しました。
本来なら、急いで避難をしなければならないという話なんですが…?
つい先日に、この国でSランク冒険者になった方が、勇猛果敢なエルヴ族の戦士と、かつては王国の騎士で【紅蓮の剛壁】と呼ばれるクリス・クリスティンが、そのSランクの冒険者のパーティーに加わっているという話で、それ程パニックにはなりませんでした。
それから暫くして始まる戦い…
Sランク冒険者がピンチを迎えたその時!
そのSランク冒険者は突然、眩い姿で復活を果たし…大神殿のどんなヒーラーでも立ち向かえない様な癒しの術で戦いに参加していた騎士や冒険者達を癒した後に、地龍のリーダーを四種の複合統一魔法で蒸発させました。
ただ、その時に放った複合統一魔法が強すぎて…その背後にあったヴィラント山を半分吹き飛ばしましたが。
でもサーディリアン聖王国の皆は、そんな彼を国を救った英雄として持て囃しました。
そしてこの記事は、本来なら私の様な新人が書けるものではないのですが…?
他のベテラン記者達は、数日前にテレシア王国から出発した勇者達を取材する為に出払っていた為に、私が書く事になりました。
そして私の書いた記事の新聞は、今までにないくらいに売れて完売を続出し、私は生まれて初めて高級ホテルのロイヤルスィートで豪遊をしている時に、その人物が現れました。
その人物の名前は、英雄ダン・スーガー。
彼は私の書いた記事に大変ご立腹だったらしく…冒険者ギルドで居場所を聞いて、私のところに尋ねて来たという話でした。
初めのうちはお叱りを受ける内容の話だったのですが、その内にあまり大袈裟に書かれると注目を浴び過ぎるという話で、抑えた内容で記事に載せるなら…という条件で、私は許可を頂きました。
それから暫くは、この新たなる英雄で噂は持ちきりだったのですが…。
それもいっときの話で廃れて行き、私も何か特ダネが無いかと探していると、英雄ダン様からこんな手紙が届きました。
【ランミルへ、このネタはとくダネになると思うよ。この場所に赴いてから、その店の代表に僕の名前で会いに行ってみて下さい。 ダン・スーガー】
私は英雄ダン様から届いた手紙に書かれていた地図を頼りに向かって行くと、そこは女性下着専門店のマダム・ラスティーナのお店でした。
私の様な小物が、こんな高級店のオーナーにお目通なんか出来るのでしょうか。
なんて思いながら、受付の子に英雄ダン様から届いた手紙の内容を見せると?
滅多に会う事ですら難しいと噂されている、マダム・ラスティーナ様本人とお会いする事が出来ました。
そして話し始めて二十分後…
「アタイはね、英雄ダン様には大変お世話になったんだ。それで、英雄ダン様の名前を入れた下着を売ろうと思っているんだが、以前にその話をしたら辞めてくれと言われてね。だが、アタイとしてはどうしても……」
「なら、こんな下着ブランド名なら如何でしょうか?【ダンブランド】…英雄ダン様の名前が入っていますが、普通の人なら区切って読むわけでは無いでしょうから、これが英雄ダン様が関わって出来たブランドと知る人はいないでしょう。」
「【ダンブランド】かい…良い名だね、気に入ったよ!確か…ランミルと言ったね?」
「はい、ランミル・キャスターバーグと申します。」
「なら、ランミルよ…今後の新作情報は全てアンタの名宛で新聞社に送るので、このダンブランドを世に多く広まる様な広告を書いておくれ‼︎」
「はい、分かりました!」
私はこうして…英雄ダン様から頂けるネタとマダム・ラスティーナ様からの広告記事の専属になりました。
…おっと、英雄ダン様からのネタは秘密でしたね。
それから数日間は、多忙を極める形となりました。
英雄ダン様の記事を独占させて頂ける様になってからというもの、まずは英雄ダン様のがサーディリアン聖王国内の奴隷商人組織を壊滅!
英雄ダン様、魔剣アトランティカという相棒を入手!
マダム・ラスティーナのお店、近日中にオープン。カウントダウンは始まっています!
英雄ダン様のパーティー、サーディリアン聖王国を出発。
魔王サズンデスの復活!
英雄ダン様のパーティー、魔王サズンデスの配下で十六鬼影衆の最初の1体を撃破!
続けて英雄ダン様、単独で十六鬼影衆の1体を撃破!
英雄ダン様、トライへリア港町の問題で渡航出来ない理由のギュンターオロボンを討伐!そして、高級食材であるギュンターオロボンを漁師達に寄贈。
マダム・ラスティーナのお店…ダンブランド開店!魅惑の下着の効果で、マンネリ生活から脱却よ‼︎
私は暫くの間、ロイヤルスィートで優雅な時を送る事はできず…
新聞社に籠って、英雄ダン様の記事とマダム・ラスティーナの宣伝に大忙しの毎日を送っておりました。
ギャラは新人の頃に比べて、べらぼうに上がっていて…だけど、忙し過ぎて使う暇が無い。
たまにはゆっくりしたいところだけど、英雄ダン様とマダム・ラスティーナ様からひっきりなしで届いてくる情報に、私は休息はおろか…ゆっくりと食事をしている暇がありませんでした。
だけど、弱音なんか吐いている暇はありません!
些細な事で仕事に穴を開ければ、簡単に切り捨てられるのが新聞社の世界。
私はガムシャラに働いたのち…数ヶ月後には、私が代表を務める新聞社を立ち上げる事が出来ました。
従業員もそれなりに入って来て、順風満帆です。
そして、私の仕事は相変わらず…英雄ダン様の記事とマダム・ラスティーナ様の新作情報の担当です。
それから暫くして、英雄ダン様が私の事務所にやって参りました。
そして話していると…ついこの間に十六鬼影衆を壊滅させたとばかり思っていたら、次は八魔将との戦いに赴かれるそうです。
その時には、英雄ダン様のパーティーと勇者翔也様パーティーの混合という話です。
~~~~~それから数ヶ月後が経過~~~~~
ついこの間、英雄ダン様が私の事務所にやって来て、八魔将との戦いが始まるという話が随分昔のことの様に感じます。
時はそれ程過ぎてはいないのですが…?
また今回も英雄ダン様はいらっしゃって、近々に八魔将の三匹目のリッチを相手にするという話なのですが…?
今回は今迄の様な戦い方では無く、知力を活用した戦力を組みたいということで…
私の新聞社を利用したいという申し出を下さいました。
…正直言って、こんな事は初めてです。
しかも今回の件では、八魔将のリッチはおろか…近隣の悪党を一網打尽に出来るとか?
一体、英雄ダン様は…どんな作戦を仕掛けるのでしょうね?
冒険者ギルドから委託されている新聞社の新人…ではないですね。
少し前に新人から脱却して、現在では名がそこそこに通っている者です。
何故、新人なのに脱却出来たのか?
それは私が、英雄ダン様の記事を独占しているからです。
そして、今日も今日とで…英雄ダン様に関する特ダネが届きました。
「次の予定は…八魔将の壱魔のリッチの討伐⁉︎いや…の前準備?」
この特ダネを提供してくれているのは、何を隠そう…英雄ダン様御本人で有らせられるのです!
私がどうやってあんな大英雄様とパイプを繋ぐ事が出来たのか…?
実はこんな秘密がありました。
あれは…サーディリアン聖王国で、ダン・スーガー様が英雄として世界に名が広まった時でしょうか?
私はその時はまだ新人で、ある時に冒険者ギルドでネタを探していると、地龍の軍団がサーディリアン聖王国に攻めて来たという情報を入手致しました。
本来なら、急いで避難をしなければならないという話なんですが…?
つい先日に、この国でSランク冒険者になった方が、勇猛果敢なエルヴ族の戦士と、かつては王国の騎士で【紅蓮の剛壁】と呼ばれるクリス・クリスティンが、そのSランクの冒険者のパーティーに加わっているという話で、それ程パニックにはなりませんでした。
それから暫くして始まる戦い…
Sランク冒険者がピンチを迎えたその時!
そのSランク冒険者は突然、眩い姿で復活を果たし…大神殿のどんなヒーラーでも立ち向かえない様な癒しの術で戦いに参加していた騎士や冒険者達を癒した後に、地龍のリーダーを四種の複合統一魔法で蒸発させました。
ただ、その時に放った複合統一魔法が強すぎて…その背後にあったヴィラント山を半分吹き飛ばしましたが。
でもサーディリアン聖王国の皆は、そんな彼を国を救った英雄として持て囃しました。
そしてこの記事は、本来なら私の様な新人が書けるものではないのですが…?
他のベテラン記者達は、数日前にテレシア王国から出発した勇者達を取材する為に出払っていた為に、私が書く事になりました。
そして私の書いた記事の新聞は、今までにないくらいに売れて完売を続出し、私は生まれて初めて高級ホテルのロイヤルスィートで豪遊をしている時に、その人物が現れました。
その人物の名前は、英雄ダン・スーガー。
彼は私の書いた記事に大変ご立腹だったらしく…冒険者ギルドで居場所を聞いて、私のところに尋ねて来たという話でした。
初めのうちはお叱りを受ける内容の話だったのですが、その内にあまり大袈裟に書かれると注目を浴び過ぎるという話で、抑えた内容で記事に載せるなら…という条件で、私は許可を頂きました。
それから暫くは、この新たなる英雄で噂は持ちきりだったのですが…。
それもいっときの話で廃れて行き、私も何か特ダネが無いかと探していると、英雄ダン様からこんな手紙が届きました。
【ランミルへ、このネタはとくダネになると思うよ。この場所に赴いてから、その店の代表に僕の名前で会いに行ってみて下さい。 ダン・スーガー】
私は英雄ダン様から届いた手紙に書かれていた地図を頼りに向かって行くと、そこは女性下着専門店のマダム・ラスティーナのお店でした。
私の様な小物が、こんな高級店のオーナーにお目通なんか出来るのでしょうか。
なんて思いながら、受付の子に英雄ダン様から届いた手紙の内容を見せると?
滅多に会う事ですら難しいと噂されている、マダム・ラスティーナ様本人とお会いする事が出来ました。
そして話し始めて二十分後…
「アタイはね、英雄ダン様には大変お世話になったんだ。それで、英雄ダン様の名前を入れた下着を売ろうと思っているんだが、以前にその話をしたら辞めてくれと言われてね。だが、アタイとしてはどうしても……」
「なら、こんな下着ブランド名なら如何でしょうか?【ダンブランド】…英雄ダン様の名前が入っていますが、普通の人なら区切って読むわけでは無いでしょうから、これが英雄ダン様が関わって出来たブランドと知る人はいないでしょう。」
「【ダンブランド】かい…良い名だね、気に入ったよ!確か…ランミルと言ったね?」
「はい、ランミル・キャスターバーグと申します。」
「なら、ランミルよ…今後の新作情報は全てアンタの名宛で新聞社に送るので、このダンブランドを世に多く広まる様な広告を書いておくれ‼︎」
「はい、分かりました!」
私はこうして…英雄ダン様から頂けるネタとマダム・ラスティーナ様からの広告記事の専属になりました。
…おっと、英雄ダン様からのネタは秘密でしたね。
それから数日間は、多忙を極める形となりました。
英雄ダン様の記事を独占させて頂ける様になってからというもの、まずは英雄ダン様のがサーディリアン聖王国内の奴隷商人組織を壊滅!
英雄ダン様、魔剣アトランティカという相棒を入手!
マダム・ラスティーナのお店、近日中にオープン。カウントダウンは始まっています!
英雄ダン様のパーティー、サーディリアン聖王国を出発。
魔王サズンデスの復活!
英雄ダン様のパーティー、魔王サズンデスの配下で十六鬼影衆の最初の1体を撃破!
続けて英雄ダン様、単独で十六鬼影衆の1体を撃破!
英雄ダン様、トライへリア港町の問題で渡航出来ない理由のギュンターオロボンを討伐!そして、高級食材であるギュンターオロボンを漁師達に寄贈。
マダム・ラスティーナのお店…ダンブランド開店!魅惑の下着の効果で、マンネリ生活から脱却よ‼︎
私は暫くの間、ロイヤルスィートで優雅な時を送る事はできず…
新聞社に籠って、英雄ダン様の記事とマダム・ラスティーナの宣伝に大忙しの毎日を送っておりました。
ギャラは新人の頃に比べて、べらぼうに上がっていて…だけど、忙し過ぎて使う暇が無い。
たまにはゆっくりしたいところだけど、英雄ダン様とマダム・ラスティーナ様からひっきりなしで届いてくる情報に、私は休息はおろか…ゆっくりと食事をしている暇がありませんでした。
だけど、弱音なんか吐いている暇はありません!
些細な事で仕事に穴を開ければ、簡単に切り捨てられるのが新聞社の世界。
私はガムシャラに働いたのち…数ヶ月後には、私が代表を務める新聞社を立ち上げる事が出来ました。
従業員もそれなりに入って来て、順風満帆です。
そして、私の仕事は相変わらず…英雄ダン様の記事とマダム・ラスティーナ様の新作情報の担当です。
それから暫くして、英雄ダン様が私の事務所にやって参りました。
そして話していると…ついこの間に十六鬼影衆を壊滅させたとばかり思っていたら、次は八魔将との戦いに赴かれるそうです。
その時には、英雄ダン様のパーティーと勇者翔也様パーティーの混合という話です。
~~~~~それから数ヶ月後が経過~~~~~
ついこの間、英雄ダン様が私の事務所にやって来て、八魔将との戦いが始まるという話が随分昔のことの様に感じます。
時はそれ程過ぎてはいないのですが…?
また今回も英雄ダン様はいらっしゃって、近々に八魔将の三匹目のリッチを相手にするという話なのですが…?
今回は今迄の様な戦い方では無く、知力を活用した戦力を組みたいということで…
私の新聞社を利用したいという申し出を下さいました。
…正直言って、こんな事は初めてです。
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