幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕だけ別な場所に飛ばされた先は異世界の不思議な無人島だった。

アノマロカリス

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第一章

第二十四話 ヤバいかも・中編(そんな力が⁉︎)

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 「どうしよう…とても見てはいけない物を見てしまった気がする。」

 神様って、つるつるなんだぁ~?
 …と思うくらいにつるつるだった。
 …というか、女性本来にある物が無かった。
 なんだろう…そういう見掛けなんだろうか?
 そう言えば、以前にこんな話を見た事があった。
 神様が下界に降臨する時は、人の姿を模した格好で現れるという。
 なので、この見た目の姿は、恐らく作り物の………?

 「洲河愽君‼︎」

 どうやら違うらしいなぁ、どうしよう…神様を怒らせたから、僕はあの世行きだろうか?
 この異世界は、地球のあの世とは繋がっているのかなぁ?
 父さん、母さん、瑠香……いま会いに行くよ。

 「…っていうか、別に殺めたりしませんよ‼︎」
 「僕は……許されざる行いをしてしまったかと思いまして……」
 「確かに君は、許されない事を致しました。 ですが、反省して後悔をしている者に追い討ちを掛けるような真似は致しませんよ。」
 
 …そうだよね、見ただけだもんね。
 見ただけでいちいち殺されていたら、人類なんてとっくに廃れているだろう。
 
 「本当に反省をしていますか?」
 「はい…」

 変な事を考えたら心の中を読まれてしまうし、ここは敢えて反論めいた事を言わない事にしよう。
 次は、洒落で済まなくなってしまうので。

 「それで、私に一体何の用ですか?」
 「あ、実は……会話が出来る様な相手…というか、相棒が欲しいのです。 出来れば、人の姿をした…」
 「それなら、目の前にいるスライムでことは足りませんか?」
 「いや、ライムスは、キュ~やキュキュ~しか喋りませんよ?」
 「それは、スライムにそうお願いしているだけだからじゃないですか。」

 …あれ?
 会話が噛み合っていない?

 「あ、ダン君未だに与えられたスキルを把握が出来ていないのですね?」
 「スキル…ですか?」
 「そうです。 スキル創造の事ですよ、触れた物に願うと…」
 「あ、だから…畑から願った物が勝手に生えた訳ですね。」

 …え?
 という事は、もしかしてライムスに触れてから喋ろうよ…とか願うと喋れる様になるという事?

 「そうです。」

 ライムスに人間になってと願えば、ライムスは人間になるという事?

 「完全な人間には、スキルレベルが足りないから無理ですが…レベルが上がれば可能になりますね。」

 良かった、僕は弟が欲しかったんだよねぇ。

 「ダン君は、このスライムにライムスと名付けているみたいですが、この子は生物上はメスです。」
 「え…じゃあ、ライムスじゃなくて、ライムに改変した方がいいかな?」

 僕はライムスに触れて、喋れる様に願うと…ライムスは人間の言葉を話す様になった。
 子供の様な喋り方だが、性別的には女の子の様な声をしていた。

 「じゃあ、もしかして…魔剣のダガーに触れて願えば、立派な剣に…?」
 「なりません。 これは特殊な魔剣ですので…」

 …という事は、別に魔剣に拘らなくても、鉄の鉱石に触れて剣になれと願えば…?
 
 「なりません。 魔剣以外の武器はキャンセルする様な仕様にしていなすので…」
 「なら、何の願いなら叶うんですか?」
 「現在は、願いのランクが小ですので…スライムが喋るのと、畑に願った物が生やせるという事ですね。 でもまさか、鍋を生やせるとは思いませんでしたが…」

 なるほど、ランクが上がれば万能の力になるのか。
 だとすると、敵を倒して経験値を得るみたいな方法なのかな?
 …そう思って、アルテナ様を見るが…無言を貫いてる感じだった。
 だとすると、その方法では無いんだな?
 すると、使い続ける事がランクアップの条件?
 …そう思って、アルテナ様を見るが…これにも無言を貫いていた。

 《おい、見た目と年齢が合っていないクソババァ、さっさと質問に答えろよ‼︎》

 …そう、心の中で語り掛けると、あからさまに睨んで来た。
 …という事は、答えない事に関して無言を貫いている訳か。

 何とか聞き出せる方法は無いものだろうか?
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