幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕だけ別な場所に飛ばされた先は異世界の不思議な無人島だった。

アノマロカリス

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第一章

第二十三話 ヤバいかも・前編(洒落にならない事を…)

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 さて、少しおさらいしますと?
 まずナイフですが、先端を押すと刀身が引っ込むという…びっくりナイフです。
 最近ではどうかは知りませんが、僕の住んでいる駄菓子屋には普通に置いてありました。
 そして、大量の血液ですが…?
 ダンジョンの大きな草食系の魔物にトドメを刺してから、血を手に入れた物を袋に詰めて身体に忍ばせ…それをびっくりナイフで簡単に破れる様に細工を施して、身体から出血を演じました。
 そこに、胸に強い衝撃で心臓停止を演じれば、アルテナを見事に騙す事に成功した訳です。

 「ど、どうしましょう………」
 
 女神アルテナは、僕の惨状を見てオロオロとするばかりです。
 とても女神とは思えない行動でした。
 胸の鼓動が止まっても、意識は少しはあります…ので、オロオロとみっともないアルテナを脅かす事にしました。

 『あ~~~どぅ~~~で~~~な~~~さ~~~ま~~~‼︎』
 「キャァァァァァァァァ⁉︎」
 
 女神とは思えない、まるで少女の様な可愛い悲鳴。
 僕は思わず笑いそうになるのを堪えて言いました。

 「女神様の可愛いキャアアアアアアを戴きました!」

 僕がそう言っても、女神アルテナはポカーンとしています。
 そんなに変な格好をしているのかと自分の姿を見ると、身体全体が血だらけで、口からも血が垂れていて…B級のゾンビ映画のゾンビみたいな姿をしていました。
 確かに、そんな姿を間近に見たら?

 「アルテナ様……お~いアルテナ様?」

 あらら、まだ呆けているみたいですね。
 そんなに刺激が……って、アルテナ様は創造神でしたっけ?
 戦の神とかなら魔物と接する機会もあるでしょうけど、創造神じゃぁねぇ?
 僕は未だ呆けているアルテナ様に戻って欲しくて、…とある昭和の名人芸であり、うちの高校では密かに流行っていたある物を、アルテナ様に試してみました。
 それは…?

 『奥義、逆風の舞‼︎』

 アルテナ様の前でしゃがんでから、両腕を逆さ回しにして風を巻き上げると同時に、アルテナ様のスカートを捲り上げました。
 これで、不快にならない女性は居ないはず…?

 「あ、マズい………」

 女神アルテナ様は、スカート捲りの衝動で意識を覚ましました。
 …が、今度は凄く憤っている感じでした。
 それもその筈、女神アルテナ様は…下着を履いてはおりませんでした。

 さて、僕の運命は如何に……?
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