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第一章 魔王軍討伐編
第十六話 決闘…
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王都コーネリアには闘技場がある。
一般は街から入り、王族は闘技場に王族専用の観覧席がある為に通路を通って行けば着く場所にある。
なので俺とネルーデンは王城内の通路を抜けて闘技場に出た。
すると立ち合いである国王が言った。
「此度の決闘は…」
「当然ボクが勝利するだけさ! そうしたらキサマからマイハニーを…」
「おいグスドー辺境伯、1つ頼みがあるんだが良いか?」
俺とネルーデンは国王の発言を無視して勝手に話をしていた。
「キサマ…パパンに何を言う気だ‼」
「なんでしょうか?」
「息子が大事なら決闘を止めるなら今の内だ、さもないとコイツ死ぬぞ!」
俺は国王の隣にいるグスドー辺境伯に言った。
だがグスドー辺境伯は笑みを浮かべると俺に言って来た。
「あまり息子を舐めない方が良いですよ異世界人殿。」
「良いんだな、本当に死ぬぞ。 これは冗談でも脅しでもないからな。」
「ボクが敗北する事なんてありえないよ! 敗北はキサマだけさ!」
なるほど、親子そろって馬鹿なんだな。
まぁ良いや、この馬鹿息子の挑発めいた顔を見ている苛ついて来るのでありがたい。
そう言えば人間殺したらどうなるんだ?
天国に行って家族に会う…という事が出来なくなるのか?
俺がそんな事を考えていると決闘が開始され、ネルーデンが得意としている魔法で炎魔法を放ってきた後に様々な魔法を浴びせて来た。
魔法の威力を見る限り…どう見ても俺を始末するために放って来たものだった。
一瞬、魔法が放たれた時は少し身構えては見たが…
考えてみればステータスが異常なので喰らっても全くこれっぽっちもダメージにはならなかった。
「どうだボクの魔法は! 手も足も出まい…これでマイハニーはボクのものさ!」
「伝承の異世界人というのもこの程度ですか、幹部を倒したという話でしたが…」
聞こえているぞお前等…
まぁしばらくすれば攻撃が止むだろう。
その時にどんな表情をするのかねぇ?
数分後…魔力切れを起こしたのか、ネルーデンの手が止まった。
よくもまぁこんだけ…普通の人間が喰らったら死ぬ様な魔法をボコボコと放ってくれたもんだ。
俺は煙が消えるのを待った。
すると煙の隙間からネルーデンが右手を上げて勝利を宣言した様な感じで勝ち誇った顔をした。
そして煙が完全に晴れると、ネルーデンは俺を見て驚いた表情をしていた。
「煙を巻き上げる魔法か…初めて見る魔法だな?」
「な…なんだと⁉」
「それで…いつ攻撃性のある魔法が来るんだ?」
「ば…馬鹿な! 息子の魔法が…」
ネルーデンの魔法を喰らって結構頭に来た…が感情に任せて魔法を放つと王都が滅んでしまうかもしれん。
そうか…地面に放てば破壊する魔法になるが、上空に放てば問題は無い訳か!
俺はネルーデンに近付いてから胸倉を掴んで持ち上げてから上空に放り投げた。
そして100m位の火球を作り出してからネルーデン目掛けて放った。
するとネルーデンに当たった…と思うが、当たった瞬間に弾けて大爆発を起こしてから上空にあった雲を全て吹き飛んで行った。
「ネルーデンンンンンンンン!!!」
グスドー辺境伯は地面に膝をついて空に手を伸ばしていた。
「国王、これで勝負ありだよな?」
「あぁ…ヒカル殿の勝利だ。」
俺はその場から立ち去ろうとすると、グスドー辺境伯は俺に対して言って来た。
「何故息子を殺したんですか‼」
「何故って…俺は初めに言ったよな? 息子が大事なら辞めさせろと…そうしたらあんたがあまり息子を舐めないでいただきたいとか帆座いたんだろ?」
「だからと言って、殺すなんてあんまり…」
「言っておくがお前の息子の放って来た魔法も普通の人間なら死んでいるぞ! 人を殺そうとする気があるのなら、自分も殺される覚悟を持つもんだよ。 そんな事も解らないでお前の息子は決闘を挑んで来たんだ。」
…と言っては見たが、一応手加減はしておいた。
属性防御魔法を掛けてから上空に放り投げて火球を浴びせたんだが、多分生きている…とは思う。
ただ、幾ら待っても地面に落ちて来ない所を見ると…爆発に巻き込まれて遠くに飛ばされて行ったのか?
俺は部屋に戻り、グスドー辺境伯は悲しみの中で馬車に乗って自分の領に帰って行った。
そしてグスドー辺境伯領の道の途中で全裸で地面に突き刺さっている息子を発見し、再会を喜んだのだが…?
ネルーデンは何かに怯えて口を閉ざしているだけだった。
さすがにこれ以上は無いとは思うが?
そう思っていたんだけど、厄介事というのはやって来るのだった。
今度は何なんだよ⁉
一般は街から入り、王族は闘技場に王族専用の観覧席がある為に通路を通って行けば着く場所にある。
なので俺とネルーデンは王城内の通路を抜けて闘技場に出た。
すると立ち合いである国王が言った。
「此度の決闘は…」
「当然ボクが勝利するだけさ! そうしたらキサマからマイハニーを…」
「おいグスドー辺境伯、1つ頼みがあるんだが良いか?」
俺とネルーデンは国王の発言を無視して勝手に話をしていた。
「キサマ…パパンに何を言う気だ‼」
「なんでしょうか?」
「息子が大事なら決闘を止めるなら今の内だ、さもないとコイツ死ぬぞ!」
俺は国王の隣にいるグスドー辺境伯に言った。
だがグスドー辺境伯は笑みを浮かべると俺に言って来た。
「あまり息子を舐めない方が良いですよ異世界人殿。」
「良いんだな、本当に死ぬぞ。 これは冗談でも脅しでもないからな。」
「ボクが敗北する事なんてありえないよ! 敗北はキサマだけさ!」
なるほど、親子そろって馬鹿なんだな。
まぁ良いや、この馬鹿息子の挑発めいた顔を見ている苛ついて来るのでありがたい。
そう言えば人間殺したらどうなるんだ?
天国に行って家族に会う…という事が出来なくなるのか?
俺がそんな事を考えていると決闘が開始され、ネルーデンが得意としている魔法で炎魔法を放ってきた後に様々な魔法を浴びせて来た。
魔法の威力を見る限り…どう見ても俺を始末するために放って来たものだった。
一瞬、魔法が放たれた時は少し身構えては見たが…
考えてみればステータスが異常なので喰らっても全くこれっぽっちもダメージにはならなかった。
「どうだボクの魔法は! 手も足も出まい…これでマイハニーはボクのものさ!」
「伝承の異世界人というのもこの程度ですか、幹部を倒したという話でしたが…」
聞こえているぞお前等…
まぁしばらくすれば攻撃が止むだろう。
その時にどんな表情をするのかねぇ?
数分後…魔力切れを起こしたのか、ネルーデンの手が止まった。
よくもまぁこんだけ…普通の人間が喰らったら死ぬ様な魔法をボコボコと放ってくれたもんだ。
俺は煙が消えるのを待った。
すると煙の隙間からネルーデンが右手を上げて勝利を宣言した様な感じで勝ち誇った顔をした。
そして煙が完全に晴れると、ネルーデンは俺を見て驚いた表情をしていた。
「煙を巻き上げる魔法か…初めて見る魔法だな?」
「な…なんだと⁉」
「それで…いつ攻撃性のある魔法が来るんだ?」
「ば…馬鹿な! 息子の魔法が…」
ネルーデンの魔法を喰らって結構頭に来た…が感情に任せて魔法を放つと王都が滅んでしまうかもしれん。
そうか…地面に放てば破壊する魔法になるが、上空に放てば問題は無い訳か!
俺はネルーデンに近付いてから胸倉を掴んで持ち上げてから上空に放り投げた。
そして100m位の火球を作り出してからネルーデン目掛けて放った。
するとネルーデンに当たった…と思うが、当たった瞬間に弾けて大爆発を起こしてから上空にあった雲を全て吹き飛んで行った。
「ネルーデンンンンンンンン!!!」
グスドー辺境伯は地面に膝をついて空に手を伸ばしていた。
「国王、これで勝負ありだよな?」
「あぁ…ヒカル殿の勝利だ。」
俺はその場から立ち去ろうとすると、グスドー辺境伯は俺に対して言って来た。
「何故息子を殺したんですか‼」
「何故って…俺は初めに言ったよな? 息子が大事なら辞めさせろと…そうしたらあんたがあまり息子を舐めないでいただきたいとか帆座いたんだろ?」
「だからと言って、殺すなんてあんまり…」
「言っておくがお前の息子の放って来た魔法も普通の人間なら死んでいるぞ! 人を殺そうとする気があるのなら、自分も殺される覚悟を持つもんだよ。 そんな事も解らないでお前の息子は決闘を挑んで来たんだ。」
…と言っては見たが、一応手加減はしておいた。
属性防御魔法を掛けてから上空に放り投げて火球を浴びせたんだが、多分生きている…とは思う。
ただ、幾ら待っても地面に落ちて来ない所を見ると…爆発に巻き込まれて遠くに飛ばされて行ったのか?
俺は部屋に戻り、グスドー辺境伯は悲しみの中で馬車に乗って自分の領に帰って行った。
そしてグスドー辺境伯領の道の途中で全裸で地面に突き刺さっている息子を発見し、再会を喜んだのだが…?
ネルーデンは何かに怯えて口を閉ざしているだけだった。
さすがにこれ以上は無いとは思うが?
そう思っていたんだけど、厄介事というのはやって来るのだった。
今度は何なんだよ⁉
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