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第一章 魔王軍討伐編
第二十話 許可…
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旅の同行人に指定したのが魔王と言ったら流石の国王も驚いていた。
まぁ、そんな訳で…アレナを同行させるわけにはいかないという理由はあっさり通った。
此方はまぁ良いのだが…問題はアヴェルユージェンの方だった。
「実は同行は良いのですが…一応妻に報告をしなければなりませんので。」
「何でだ?」
「旅ともなると当分の間は魔族領に帰れなくなるので…あらぬ疑いをして変な行動に出られると困るからです。」
「そうだな、下手に帰る時間が遅れたりすると人間側に倒されたと思って仇を打つために侵攻を始められたりするかもしれないしな。」
「はい、妻ならやりかねないので…」
アヴェルユージェンの奥さんは結構過激な…いや、愛する者がそうなれば当然の反応か。
話を聞く限りでは結構嫉妬深いとかそんな印象を受けるのだが…?
「アヴェルユージェンの奥さんって、サキュバスか?」
「いえ、ニンフですよ。 正確に言えばサキュバスとニンフのハーフですが…」
ニンフは見た目は美人だが、一度でも好きな男性を見つけると死ぬまで尽くすという重い恋愛を押し付けて来るとか?
大変に嫉妬深くて浮気でもしようものなら浮気相手を殺しかねない…というのを本で読んだことがあったな。
だがアヴェルユージェンはそんな奥さんをハーフではなくニンフというところを見ると、ニンフの気質の方が強いんだろうなぁ?
「1つ聞きたいのだが、俺が魔族領に行ったら全員から襲撃を受ける…なんて事はないよな?」
「幹部や最高幹部を単独で撃退する者に対して襲いにかかろうとする者はおりませんよ。 魔族は戦闘狂と良く言われますが、相手を見極められる冷静な心を持つ者達でもあるのです。」
「まぁ、殺されるのをわかっていて襲い掛かろうとする奴はいないだろうしな…」
「全く持ってその通りです。」
俺は魔族領に赴くことにした。
国王やアレナにもそう伝えたのだが、凄く心配そうな顔をしたので大丈夫と伝えておいた。
「では魔族領に向かいますが…私が抱き抱えましょうか?」
「男に抱かれる趣味はないので俺は飛翔魔法を使う。 先に行って誘導をしてくれ。」
「分かりました、では参ります!」
魔王アヴェルユージェンが空に向かって羽ばたくと、俺も飛翔魔法を発動して後を追って行った。
果たして魔族領とはどう言った場所なのだろうか?
まぁ、そんな訳で…アレナを同行させるわけにはいかないという理由はあっさり通った。
此方はまぁ良いのだが…問題はアヴェルユージェンの方だった。
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「旅ともなると当分の間は魔族領に帰れなくなるので…あらぬ疑いをして変な行動に出られると困るからです。」
「そうだな、下手に帰る時間が遅れたりすると人間側に倒されたと思って仇を打つために侵攻を始められたりするかもしれないしな。」
「はい、妻ならやりかねないので…」
アヴェルユージェンの奥さんは結構過激な…いや、愛する者がそうなれば当然の反応か。
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「アヴェルユージェンの奥さんって、サキュバスか?」
「いえ、ニンフですよ。 正確に言えばサキュバスとニンフのハーフですが…」
ニンフは見た目は美人だが、一度でも好きな男性を見つけると死ぬまで尽くすという重い恋愛を押し付けて来るとか?
大変に嫉妬深くて浮気でもしようものなら浮気相手を殺しかねない…というのを本で読んだことがあったな。
だがアヴェルユージェンはそんな奥さんをハーフではなくニンフというところを見ると、ニンフの気質の方が強いんだろうなぁ?
「1つ聞きたいのだが、俺が魔族領に行ったら全員から襲撃を受ける…なんて事はないよな?」
「幹部や最高幹部を単独で撃退する者に対して襲いにかかろうとする者はおりませんよ。 魔族は戦闘狂と良く言われますが、相手を見極められる冷静な心を持つ者達でもあるのです。」
「まぁ、殺されるのをわかっていて襲い掛かろうとする奴はいないだろうしな…」
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「では魔族領に向かいますが…私が抱き抱えましょうか?」
「男に抱かれる趣味はないので俺は飛翔魔法を使う。 先に行って誘導をしてくれ。」
「分かりました、では参ります!」
魔王アヴェルユージェンが空に向かって羽ばたくと、俺も飛翔魔法を発動して後を追って行った。
果たして魔族領とはどう言った場所なのだろうか?
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