異世界転移の特典はとんでも無いチートの能力だった。俺はこの能力を極力抑えて使わないと、魔王認定されかねん!

アノマロカリス

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第三章 和平交渉への旅編

第六十四話 ドワーフ王との謁見…

 俺達はフラーマの後をついていき…庭園の様な場所に出た。

 ドワーフ王国では王の間という城の中に謁見室があるわけでは無く、庭園に謁見場があるという感じだった。

 なので玉座も庭園の中にあった。

 まぁ、屋根は付いてはいるが…。

 その玉座に国王らしき人物が座って笑顔を向けていた。

 


 国王の割に冠とかは被ってはおらず、そして体型はゲームでもお馴染みの姿なのだが…身長がアヴェルユージェンくらいに高かった。

 この王国の王族のドワーフ族はエルダードワーフというドワーフ族の上位の存在で、身長の高さは人間と大差がない高さだった。

 逆に他のドワーフ族は個体差もあるが、成人男性の3分の2くらいの高さしかなかった。

 なのでフラーマがドワーフ王の娘と聞いた時に若干の違和感を感じたのだが…エルダードワーフ族というなら納得だった。

 「ワシはギルムデーン王国の国王…ベルドビルスだ。 其方が魔王アヴェルユージェン殿か?」

 「はっ! 此度の侵攻の件の謝罪をしに参りました。」

 「良い、事情は聞いておる…それとアヴェルユージェンの伴侶のミンフィーリア殿と、王都コーネリアの第二王子のアレフ殿、獣人国ウォリアファングの獣王メルグダーシュの娘のレオーネ殿と、神龍王妃ヴァルリーサシャの娘のリルーシャ殿かな?」

 アレフとミンフィーリアとレオーネとリルーシャは跪いてから一礼した。

 「それと…お主が異世界人のヒカル殿だな?」

 「そうだ。」

 「それはそうと…何故魔王であるアヴェルユージェン殿の旅に2国の王女が同行しておられるのだ?」

 「それについては私から御説明致します。」

 アヴェルユージェンは説明した。

 「なるほど…彼女達はヒカル殿の嫁候補というわけか! そしてヒカル殿よ、アヴェルユージェン殿が5国での謝罪の謁見が終わればその者達を妻に娶るのか?」

 「いや、5国を回っているのはアヴェルユージェンの付き添いというだけで、それが終わればアヴェルユージェンはどうするかは知らんが…俺は国だけではなく世界を回ってみたいという目的があるのと、悪魔族を見付ければ討伐する目的もあるからな。」

 「ふむ…では、我が国からも同行者を1人付けては貰えぬか? 長女と次女はこの国でやる事があると言って離れられないが、三女は勤勉で世界の各所の謎を解き明かしたいと世界に旅立ちたいと言っているのだが、流石に1人で外の世界に出す訳にはいかぬからな。」

 「そういう事なら別に構わないが…」

 俺は周囲を見渡しても国王ベルドビルスの横にいるフラーマしか見ていなかった。

 他の2人は何処に?

 俺が思っている事が分かったのか…ベルドビルスは手を2回叩いた。

 すると2人が現れてフラーマの横に来た。

 


 「長女のフレイダと申します。」

 


 「改めまして…次女のフラーマですわ。」

 


 「三女のフリージアです…」

 な…何という爆乳三姉妹⁉︎

 だけど、三女を同行させると言っていたが…顔付きを見ると幼い感じがするが幾つなんだ?

 またお預け年齢では無いだろうな?

 「ヒカル殿にはフリージアを同行させようと思っているのだが…どうだろうか?」

 「それは一向に構わないが…フリージアは今幾つなんだ?」

 「結婚の事を気にしているのなら問題は無い、フリージアは幼く見えるがこれでも18だ。 だが、今は恋愛や結婚よりも遺跡調査や遺失物の調査がメインなので…」

 まぁ、一緒に旅をしていく上でコミュニケーションを取れれば問題は無いだろう。

 その後にお触りなら…と思ったのだが、身長はレオーネと同じ位なのは別に良い。

 爆乳もイィ!

 だが、体付きを見るとデ…ぽっちゃり系という感じだろうか?

 まぁ、アレだけの爆乳で痩せている人間なんて逆に違和感を感じるだろうな。

 「あのお父様…先程から一体何をお話しされているのですか?」

 「ヒカル殿の旅にフリージアを同行させるという話なのだが…いやか? ヒカル殿は国を回った後に世界のいろんな場所を巡ると言っておるのだが。」

 「その旅に着いて行っても良いのですか?」

 「必ずしも遺跡巡りをするつもりでは無いが、多少の事なら付き合ってあげられるが…」

 フリージアは地図を広げた。

 「ウチが行きたい場所は…聖女の神殿。」

 「王都コーネリアから4日ほど行った場所に封鎖されている場所だね。」

 「獣人国の獣魔秘境…」

 「そこはアタイの庭だ。」

 「龍人国の空高くにある蜃気楼の城…」

 「晴れている時にたまに見えますね。」

 3人から話を聞いてフリージアはとても良い笑顔になった。

 事に及ぶ…というよりも話をスムーズに持っていく為には、フリージアの協力をするのが良いだろう。

 「ならフリージアは同行するという感じで良いのか?」

 「はい、是非とも宜しくお願いします。」

 「だがその前に…海底都市に行くのだが、その後に出発になるんだが良いか?」

 「ウチも海底都市に行く用事がありますので、案内をしてあげますよ。」

 次に行くのはエルフの王国…ではなく海底都市へ!

 水着作ったら…着てくれるかな?
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