15 / 15
ヒーローズ大会への参戦
アイドル的展開図
しおりを挟む
大荒れの空模様は遠く離れたフェアレディにも届いていた。そのことを聞きつけた、ボブ、そしてマックス、キャサリンの4人は、すぐさまにある人物に連絡した。藤堂灯里だ。
「灯里さんで間違いないですか?」
「はい。そうです」
遠隔通信により灯里に直接連絡したのは、フェアレディ本人だった。
「私はフェアレディです。あなたもご存じかもしれませんが、現在ギガポリスの西の方で暗雲が立ち込めているようで…状況を知りたく連絡させていただきました」
「西の方で暗雲?一体何のことですか?」
「アップル社にはこの情報はいきわたっていないのですか?アルファ君も現地に駆けつけている様ですよ?」
「何が起きているんですか?」
灯里はやや焦り気味で聞き返してきた。その間にもフェアレディの一派は、現地へ直行する準備をしていた。
「マックス!この転送装置で西ギガポリスまで一気に行くぞ!」
キャサリンとマックスは覚えたての魔術で転送の準備をしていた。
「3、2、1、いくぞ!レッツゴー!」
早速キャサリンが実験台となり転送された。その瞬間キャサリンはフェアレディの本拠地であるギガポリス南区から、ギガポリス西区の大運動場まで一気に飛んで行った。間もなく、マックスも転送され、フェアレディも後に続いた。
フェアレディに関しては灯里と通信しながらの転送だった。
「ついた…ここがギガポリス西区だ」
溌溂とマックスが叫ぶと、そこには大量のカニバルマンとフィッシュヘッドが大渦を作っていた。
「なんだこれ…やばすぎだろ…」
すぐに脚が棒になったマックスだったが、ひるむことなく立ち向かおうとした。
一報でアレンたちは、最後の敵であるヘクトルをついに見つけ出した。
「そいつだ!そいつをやれ!」
サイファーに抱きかかえられていたニニーはいきなり叫びだした。
「ニニー!こいつでいいのか?」
「そうだ…くそ…私を解放してほしい。あいつに勝てる策を思いついた」
「何だと?!」
アレンはその言葉に耳を寄せた。
「いいか…アレンとアルファ、お前らでTECHROSUSのあいつを空に飛ばせ…そしてベゾス…ベゾスがヘクトルめがけて粒子砲を放て…そうすれば奴は怯むだろう。その隙に私がもう一撃あいつの急所に打撃を入れるから、最後にサイファーの上空からの攻撃でとどめを刺せ…」
「分かった。その作戦でいこう!」
そういうと早速一同はニニーの作戦を遂行し始めた。
まず最初にアレンとアルファがサイファーを上空に飛ばした。
「サイファー!行ってこい!」
これによりサイファーはヘクトルのはるか上空に飛び上がった。
そしてベゾスは、衝撃波を打てるレールガンを取り出し、ヘクトルめがけて、それを放った。それはきれいにヘクトルの中心部を捉え、怯ませることに成功した。
そして、その隙を見て、最後の力を振り絞るようにニニーがヘクトルに向かって全速力でかけていった。
「終わりだ…くそ野郎ども!」
ニニーの一撃はヘクトルの中心をとらえていた。ヘクトルに電気的なショックが走ると、エラーの表示が出るようになった。そして、上空からサイファーが電気刀でヘクトルを突き刺した。
「サイファー!離れろ!」
ヘクトルは、爆破寸前だった。間一髪離れたサイファーだったが、直ぐにヘクトルは大爆発し、少しの破片がサイファーを襲った。
「やったぞ!」
ヘクトルは木っ端みじんになった。サイファーは傷を負ったが大事には至らなかった。
「これで、一体か…」
アルファはそう呟いた。
ところ変わってマックスたちは、カニバルマンと対峙していた。フェアレディの参戦もあり戦況は大きく変わっていた。そこに、骨折を何か所もして足を引きずっていたリンリンが現れた。
「あなたは…?」
キャサリンが誰だという顔をする。そこへ、カニバルマンから逃げていたクレメンタインが現れた。
「フェアレディ?何でここに!?」
クレメンタインは拍子抜けに驚いた。
「あなたはヒーローズのメンバーですね…今すぐにこの惨劇を止めましょう…」
フェアレディはそう言って戦いを促した。しかし、リンリンは負傷度合いがひどかったので、転生によってマックスがギガポリス南区に連れて行った。
「何かこの状況を打開できるアイデアはないのですか?」
フェアレディはクレメンタインに問った。
「いまのところないかもしれない。だけど辛抱強く逃げていれば何か見えてくるかも…」
しかし、それを聞いたフェアレディは心底呆れていた。
「それじゃ勝てませんよ…クレメンタインさん。何とか作戦を練りましょう!私に一つ考えがあります。得策かどうかは分かりませんが」
ギガポリス南区に転送してきたマックスはリンリンをベッドに寝かせた。それと同時に、ボブにあった。
「ボブじゃないか!何やってるんだこんなところで…今すぐにギガポリス西区に行ったらどう?」
「ギガポリス西区だと?行けるかよあんな危ないところ」
ボブは今の騒ぎのことを知っていたのだ。
「ならなおさらじゃないの?知ってるんだったら早くいきなよ!」
友人のアルファも参戦しているとは知っていたが、それでも行く気がなかった。
「五月蠅いなマックス。だったらあいつらに勝てる方法があるのかよ?」
「そんなの行かなきゃわからないじゃない!何事もやらなければ分からない!」
マックスは怒り腐っていた。
「…五月蠅いな…行けばいいとでも思ってんのか?」
「行かなきゃわからないこともあるんだよ…」
何度も強調するその言葉にボブはついに折れた。
「仕方ないな…少しだけ見てきてやる。危なかったら秒速でここへ戻ってくるからな。お前も来いよ」
「私はこの人の看病で行けないから」
マックスはそう言い放つと、ボブは転送されてしまった。
「灯里さんで間違いないですか?」
「はい。そうです」
遠隔通信により灯里に直接連絡したのは、フェアレディ本人だった。
「私はフェアレディです。あなたもご存じかもしれませんが、現在ギガポリスの西の方で暗雲が立ち込めているようで…状況を知りたく連絡させていただきました」
「西の方で暗雲?一体何のことですか?」
「アップル社にはこの情報はいきわたっていないのですか?アルファ君も現地に駆けつけている様ですよ?」
「何が起きているんですか?」
灯里はやや焦り気味で聞き返してきた。その間にもフェアレディの一派は、現地へ直行する準備をしていた。
「マックス!この転送装置で西ギガポリスまで一気に行くぞ!」
キャサリンとマックスは覚えたての魔術で転送の準備をしていた。
「3、2、1、いくぞ!レッツゴー!」
早速キャサリンが実験台となり転送された。その瞬間キャサリンはフェアレディの本拠地であるギガポリス南区から、ギガポリス西区の大運動場まで一気に飛んで行った。間もなく、マックスも転送され、フェアレディも後に続いた。
フェアレディに関しては灯里と通信しながらの転送だった。
「ついた…ここがギガポリス西区だ」
溌溂とマックスが叫ぶと、そこには大量のカニバルマンとフィッシュヘッドが大渦を作っていた。
「なんだこれ…やばすぎだろ…」
すぐに脚が棒になったマックスだったが、ひるむことなく立ち向かおうとした。
一報でアレンたちは、最後の敵であるヘクトルをついに見つけ出した。
「そいつだ!そいつをやれ!」
サイファーに抱きかかえられていたニニーはいきなり叫びだした。
「ニニー!こいつでいいのか?」
「そうだ…くそ…私を解放してほしい。あいつに勝てる策を思いついた」
「何だと?!」
アレンはその言葉に耳を寄せた。
「いいか…アレンとアルファ、お前らでTECHROSUSのあいつを空に飛ばせ…そしてベゾス…ベゾスがヘクトルめがけて粒子砲を放て…そうすれば奴は怯むだろう。その隙に私がもう一撃あいつの急所に打撃を入れるから、最後にサイファーの上空からの攻撃でとどめを刺せ…」
「分かった。その作戦でいこう!」
そういうと早速一同はニニーの作戦を遂行し始めた。
まず最初にアレンとアルファがサイファーを上空に飛ばした。
「サイファー!行ってこい!」
これによりサイファーはヘクトルのはるか上空に飛び上がった。
そしてベゾスは、衝撃波を打てるレールガンを取り出し、ヘクトルめがけて、それを放った。それはきれいにヘクトルの中心部を捉え、怯ませることに成功した。
そして、その隙を見て、最後の力を振り絞るようにニニーがヘクトルに向かって全速力でかけていった。
「終わりだ…くそ野郎ども!」
ニニーの一撃はヘクトルの中心をとらえていた。ヘクトルに電気的なショックが走ると、エラーの表示が出るようになった。そして、上空からサイファーが電気刀でヘクトルを突き刺した。
「サイファー!離れろ!」
ヘクトルは、爆破寸前だった。間一髪離れたサイファーだったが、直ぐにヘクトルは大爆発し、少しの破片がサイファーを襲った。
「やったぞ!」
ヘクトルは木っ端みじんになった。サイファーは傷を負ったが大事には至らなかった。
「これで、一体か…」
アルファはそう呟いた。
ところ変わってマックスたちは、カニバルマンと対峙していた。フェアレディの参戦もあり戦況は大きく変わっていた。そこに、骨折を何か所もして足を引きずっていたリンリンが現れた。
「あなたは…?」
キャサリンが誰だという顔をする。そこへ、カニバルマンから逃げていたクレメンタインが現れた。
「フェアレディ?何でここに!?」
クレメンタインは拍子抜けに驚いた。
「あなたはヒーローズのメンバーですね…今すぐにこの惨劇を止めましょう…」
フェアレディはそう言って戦いを促した。しかし、リンリンは負傷度合いがひどかったので、転生によってマックスがギガポリス南区に連れて行った。
「何かこの状況を打開できるアイデアはないのですか?」
フェアレディはクレメンタインに問った。
「いまのところないかもしれない。だけど辛抱強く逃げていれば何か見えてくるかも…」
しかし、それを聞いたフェアレディは心底呆れていた。
「それじゃ勝てませんよ…クレメンタインさん。何とか作戦を練りましょう!私に一つ考えがあります。得策かどうかは分かりませんが」
ギガポリス南区に転送してきたマックスはリンリンをベッドに寝かせた。それと同時に、ボブにあった。
「ボブじゃないか!何やってるんだこんなところで…今すぐにギガポリス西区に行ったらどう?」
「ギガポリス西区だと?行けるかよあんな危ないところ」
ボブは今の騒ぎのことを知っていたのだ。
「ならなおさらじゃないの?知ってるんだったら早くいきなよ!」
友人のアルファも参戦しているとは知っていたが、それでも行く気がなかった。
「五月蠅いなマックス。だったらあいつらに勝てる方法があるのかよ?」
「そんなの行かなきゃわからないじゃない!何事もやらなければ分からない!」
マックスは怒り腐っていた。
「…五月蠅いな…行けばいいとでも思ってんのか?」
「行かなきゃわからないこともあるんだよ…」
何度も強調するその言葉にボブはついに折れた。
「仕方ないな…少しだけ見てきてやる。危なかったら秒速でここへ戻ってくるからな。お前も来いよ」
「私はこの人の看病で行けないから」
マックスはそう言い放つと、ボブは転送されてしまった。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
アリエッタ幼女、スラムからの華麗なる転身
にゃんすき
ファンタジー
冒頭からいきなり主人公のアリエッタが大きな男に攫われて、前世の記憶を思い出し、逃げる所から物語が始まります。
姉妹で力を合わせて幸せを掴み取るストーリーになる、予定です。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる