偽物の僕。

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10お祭り初デート1行き道

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よし、服も一応決まったしあとは
お財布と、なんかあった時の為の薬は持っていこう。

楽しみだけど少し怖いな
久しぶりに人が多い所に行く、、
いや、奏多とお祭りに行くんだ。人は関係ない頑張ろう


‘ピンポーン‘

奏多だ!


ガチャ

「よっ!優希!」

「奏多、迎えにきてくれてありがとう」

「なんも~」
「それより早くいこーぜ!」

「うん!」

「今日、でっかい花火上がるらしいぞ!」

「へぇー、奏多は花火好き?」

「おう!好きだな」

「ふふっ今日奏多テンション高い、かわいい」

「そりゃあ、テンションも高くなりますよ」
「なんてたって今日は優希と祭り行くんだし!」

「今日の優希もかわいい」

「照れるからやめて、、」

「優希、手、繋いでいいか?」

「え、、」
「手、、、いいよ、」

ぎゅっ

「ごめん僕なんか、緊張して手汗かいてるから気持ち悪いかも、」

「そんなん俺もだよ」

良かった緊張しているのは僕だけじゃないのか


「ね、ねぇ奏多はお祭りでなんか食べるの?」

「おれ?んー食べても、綿飴ぐらいかな?」
「あんまたべんかも」

「わたあめ?」

「そう!わたあめ!知ってる?」

「ううん」

「そっかぁー!じゃあ今日食べよーぜ!」

「綿飴ってどんなの?」

「んーなんか、ふわふわしてて甘くて、口の中ですぐ溶ける!」

「美味しそう」

わたあめ、、楽しみだな


「優希、体調大丈夫か?」

「う、うん多分、でも今は平気」

「そっか、人多いからなんかあったらすぐに言ってくれ」

「うん、ありがとう」









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