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15 優希、、!?
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プルルルルッ
誰だろう、、、
え、、かな、、た?
なんで、、、
「もしもし、、」
《優希!今どこにいる!
「え、、?どうしたの、、?」
《いいから!どこに居るのか言って!
「ん、、?此処どこだ、、」
「あ、お祭りの近くだ、、」
僕そんなところまで来てたんだ
《分かったすぐ行くからそこで待ってて!絶対他のところには行くなよ!
「ん、、?かなた?どうしたの?」
《はぁはぁっ、、
かなた走ってる、、?
全てが謎だった
どうして奏多は焦っているのかも
どうして僕が家にいないことがわかったのかも
それからしばらくも経たないうちに遠くから奏多の声が聞こえた
繋がりっぱなしの携帯からは奏多の荒い息しか聞こえなかったがどんどん近くなっているのが分かる。
《はぁはぁっっ優希!どこにいるんだ!
「優希!」
「奏多、、走ってここまで来たの、、?」
「当たり前だろ!優希が心配で!」
「そんなことより優希どうしたんだよ」
「なんでこんなところに、、」
「って優希!それ、、」
「腕から血、、」
「あー、、ちょっとお父さんと喧嘩しちゃって、、家出、、てきな?」
「はっ?喧嘩?親子の喧嘩で腕に怪我するのか?」
「う、うんちょっとね、、ははは、、」
「で、でも大丈夫だから!」
「ごめんねもう夜中なのにこんな所まで、、」
「俺が聞きたいのはそういうことじゃねぇ」
「優希マジで何があった?」
「腕の傷もその涙の跡も」
「本当に、、」
「か、なたごめん、、僕、、、かなた会いたかった、、」
「うっ、ぐすっ、、かなたっっ、、」
「と、とりあえず家に帰ろう」
「わかってる、、けどもう少しだけそばにいてほしい、、」
「そしたらもう、、大丈夫だから、」
「僕、一人でもちゃんといけるから、、」
そう言った優希の顔はすごく切なそうで
「優希分かったからもう何も考えるな」
「それに帰るのは俺の家だよ」
それから奏多におんぶをして貰い帰った。
「すーっすーっ」
「優希?寝たのか、、」
優希マジで何があったんだろう
優希がお父さんと喧嘩、、?
優希は親に反抗する性格じゃないと思うんだけどな、、
まぁいいか詳しい情報は優希にしかわかんないしな、俺が想像したって仕方ないか
「優希ー着いたぞー」
「ちょっと下ろすね」
よいしょっと
「かなたー?おうち?」
「あぁ家だよ」
「俺のな?」
「えっ奏多の?!」
「ご、ごめん、、ぼ、僕帰るよ!」
「なんで?」
「え?だっていきなり来たら奏多の親御さんに悪いし、、」
「あぁーそれなら大丈夫だよ俺の家族旅行
行ってて今居ないからな!」
「え、そ、そうなの、、?でも、、」
「そんなことよりさ、話せる所まででいいから何あったか聞いてもいいか?」
「う、うん」
「とりあえず中、入ろう!」
「お邪魔します、、」
「どうぞー」
「優希、足大丈夫か?」
「あ、うん、大丈夫」
「俺の部屋行こう」
「うん」
「奏多のお部屋、、お邪魔します、、」
「ははっ優希笑かわいー」
「!?」
「ごめんごめん笑そこ適当に座ってて!」
「お待たせ~」
「ふぅ~」
「ごめんかなたおんぶさせちゃって重かったでしょ、、」
「いーやぜんぜん!なんなら心配になるぐらいだったわ!」
「優希、優希が話せる所まででいいから教えてくれないか?」
「う、うん」
「、、、」
「、、、」
。。。
「やっぱり話しづらいか、、?」
「ううん、、」
「えっと、、家帰ってからお父さんの機嫌悪くて喧嘩しちゃってさ、、」
「それでお父さん酔っ払ってたみたいで包丁持って暴れちゃって、、」
「僕怖くなって逃げて、、」
「でずっと走ってたらちょうどお祭りのところまで来てたみたいで、、」
「うん」
「それで、、僕どうしよう、、ってなっちゃって」
「それであんなところにいたのか?」
「うん、、」
「まさか奏多から電話来るなんて思ってなくて、、」
「でも奏多はどうして僕が家にいないって分かったの?」
「あーそれは、、」
「えーっと優希を家まで送った後渡したいもの渡すの忘れててさ」
「それで家帰ってから気付いて明日でもよかったんだけどなんか今日渡したくて、、」
「そして優希の家行ったら鍵空いてて、でも中に誰も人いなかったから、、なんとなく優希が心配になって、、」
「夜だったしすげぇ心配であんな電話を、、、」
「でもよかった、、おれ、てっきり優希が自殺しようと夜に出かけたのかと思った、、」
「、、、心配かけてごめんね、、」
「良いんだよ気にすんな」
「もっと早く俺に言ってくれれば良かったのに」
「それだったら家まで?もしあれだったら家の近くまで迎えに行ったのに、、」
「ふふっありがとう奏多が居てくれて助かったよ」
「なんだよっ笑」
「話してくれてありがとな!」
「ううん、、聞いてくれてありがとう」
「ってあぶねーまた忘れるとこだった」
「優希目!瞑って!」
「ん?うん」
「手出して!」
「はい!開けて!」
「え、、これ、、」
「ネックレス、、?」
「かわいい、、」
「本当か?!」
「よかったー」
「奏多いつ買ったの?」
「んー?見て回ってる時にねー」
「優希が射的見るのに夢中になってる時に横にアクセサリー屋?があったから優希に似合いそうなの買っちゃったー」
「!!そうなの!?」
「でもこんな高そうなの、、」
「優希笑笑可愛すぎだろ笑」
「ありがとう奏多」
「いいえー」
「優希後ろ!むいて?」
「はい!つけたよ!」
「こっち向いて~」
「うわ、、優希かわいいめっちゃ可愛い鬼かわ激かわ天才かわ」
////
「か、かなたもうわかったから、、、」
「もう寝るかー!」
「うん」
「優希、ずっと一緒に居ような」
「うん、」
「うぅん、、ふぁーー、、優希、?」
「あ、おはよう奏多」
「おはよう!優希!」
「笑奏多は朝から元気だね」
「今日は朝から優希の顔見れたからいつもの100倍元気!」
「ふふっ何それ笑」
それから朝食までご馳走になってしまった、、
「なぁー優希もう帰るのかよー」
「うん笑朝食までありがとう」
「じゃあね奏多いろいろありがとう」
「おう!」
誰だろう、、、
え、、かな、、た?
なんで、、、
「もしもし、、」
《優希!今どこにいる!
「え、、?どうしたの、、?」
《いいから!どこに居るのか言って!
「ん、、?此処どこだ、、」
「あ、お祭りの近くだ、、」
僕そんなところまで来てたんだ
《分かったすぐ行くからそこで待ってて!絶対他のところには行くなよ!
「ん、、?かなた?どうしたの?」
《はぁはぁっ、、
かなた走ってる、、?
全てが謎だった
どうして奏多は焦っているのかも
どうして僕が家にいないことがわかったのかも
それからしばらくも経たないうちに遠くから奏多の声が聞こえた
繋がりっぱなしの携帯からは奏多の荒い息しか聞こえなかったがどんどん近くなっているのが分かる。
《はぁはぁっっ優希!どこにいるんだ!
「優希!」
「奏多、、走ってここまで来たの、、?」
「当たり前だろ!優希が心配で!」
「そんなことより優希どうしたんだよ」
「なんでこんなところに、、」
「って優希!それ、、」
「腕から血、、」
「あー、、ちょっとお父さんと喧嘩しちゃって、、家出、、てきな?」
「はっ?喧嘩?親子の喧嘩で腕に怪我するのか?」
「う、うんちょっとね、、ははは、、」
「で、でも大丈夫だから!」
「ごめんねもう夜中なのにこんな所まで、、」
「俺が聞きたいのはそういうことじゃねぇ」
「優希マジで何があった?」
「腕の傷もその涙の跡も」
「本当に、、」
「か、なたごめん、、僕、、、かなた会いたかった、、」
「うっ、ぐすっ、、かなたっっ、、」
「と、とりあえず家に帰ろう」
「わかってる、、けどもう少しだけそばにいてほしい、、」
「そしたらもう、、大丈夫だから、」
「僕、一人でもちゃんといけるから、、」
そう言った優希の顔はすごく切なそうで
「優希分かったからもう何も考えるな」
「それに帰るのは俺の家だよ」
それから奏多におんぶをして貰い帰った。
「すーっすーっ」
「優希?寝たのか、、」
優希マジで何があったんだろう
優希がお父さんと喧嘩、、?
優希は親に反抗する性格じゃないと思うんだけどな、、
まぁいいか詳しい情報は優希にしかわかんないしな、俺が想像したって仕方ないか
「優希ー着いたぞー」
「ちょっと下ろすね」
よいしょっと
「かなたー?おうち?」
「あぁ家だよ」
「俺のな?」
「えっ奏多の?!」
「ご、ごめん、、ぼ、僕帰るよ!」
「なんで?」
「え?だっていきなり来たら奏多の親御さんに悪いし、、」
「あぁーそれなら大丈夫だよ俺の家族旅行
行ってて今居ないからな!」
「え、そ、そうなの、、?でも、、」
「そんなことよりさ、話せる所まででいいから何あったか聞いてもいいか?」
「う、うん」
「とりあえず中、入ろう!」
「お邪魔します、、」
「どうぞー」
「優希、足大丈夫か?」
「あ、うん、大丈夫」
「俺の部屋行こう」
「うん」
「奏多のお部屋、、お邪魔します、、」
「ははっ優希笑かわいー」
「!?」
「ごめんごめん笑そこ適当に座ってて!」
「お待たせ~」
「ふぅ~」
「ごめんかなたおんぶさせちゃって重かったでしょ、、」
「いーやぜんぜん!なんなら心配になるぐらいだったわ!」
「優希、優希が話せる所まででいいから教えてくれないか?」
「う、うん」
「、、、」
「、、、」
。。。
「やっぱり話しづらいか、、?」
「ううん、、」
「えっと、、家帰ってからお父さんの機嫌悪くて喧嘩しちゃってさ、、」
「それでお父さん酔っ払ってたみたいで包丁持って暴れちゃって、、」
「僕怖くなって逃げて、、」
「でずっと走ってたらちょうどお祭りのところまで来てたみたいで、、」
「うん」
「それで、、僕どうしよう、、ってなっちゃって」
「それであんなところにいたのか?」
「うん、、」
「まさか奏多から電話来るなんて思ってなくて、、」
「でも奏多はどうして僕が家にいないって分かったの?」
「あーそれは、、」
「えーっと優希を家まで送った後渡したいもの渡すの忘れててさ」
「それで家帰ってから気付いて明日でもよかったんだけどなんか今日渡したくて、、」
「そして優希の家行ったら鍵空いてて、でも中に誰も人いなかったから、、なんとなく優希が心配になって、、」
「夜だったしすげぇ心配であんな電話を、、、」
「でもよかった、、おれ、てっきり優希が自殺しようと夜に出かけたのかと思った、、」
「、、、心配かけてごめんね、、」
「良いんだよ気にすんな」
「もっと早く俺に言ってくれれば良かったのに」
「それだったら家まで?もしあれだったら家の近くまで迎えに行ったのに、、」
「ふふっありがとう奏多が居てくれて助かったよ」
「なんだよっ笑」
「話してくれてありがとな!」
「ううん、、聞いてくれてありがとう」
「ってあぶねーまた忘れるとこだった」
「優希目!瞑って!」
「ん?うん」
「手出して!」
「はい!開けて!」
「え、、これ、、」
「ネックレス、、?」
「かわいい、、」
「本当か?!」
「よかったー」
「奏多いつ買ったの?」
「んー?見て回ってる時にねー」
「優希が射的見るのに夢中になってる時に横にアクセサリー屋?があったから優希に似合いそうなの買っちゃったー」
「!!そうなの!?」
「でもこんな高そうなの、、」
「優希笑笑可愛すぎだろ笑」
「ありがとう奏多」
「いいえー」
「優希後ろ!むいて?」
「はい!つけたよ!」
「こっち向いて~」
「うわ、、優希かわいいめっちゃ可愛い鬼かわ激かわ天才かわ」
////
「か、かなたもうわかったから、、、」
「もう寝るかー!」
「うん」
「優希、ずっと一緒に居ような」
「うん、」
「うぅん、、ふぁーー、、優希、?」
「あ、おはよう奏多」
「おはよう!優希!」
「笑奏多は朝から元気だね」
「今日は朝から優希の顔見れたからいつもの100倍元気!」
「ふふっ何それ笑」
それから朝食までご馳走になってしまった、、
「なぁー優希もう帰るのかよー」
「うん笑朝食までありがとう」
「じゃあね奏多いろいろありがとう」
「おう!」
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