関白の息子!

アイム

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父上の雄姿

石田三成。は置いといて、出雲の阿国(エロ度★★☆☆☆)Σ(´∀`;)

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 ドタドタと、俺を片腕に抱いたままで、父上が廊下を慌ただしく歩く。
 母上もついてくるが、目まぐるしく変わる状況に混乱しているようだ。

「治部、治部はおるか!?」

 そう叫びながら聚楽第を探し回る。
 呼んで数十秒もしないうちに、生真面目そうなキッチリした男・石田三成(治部)が姿をあらわす。
 何時呼び出されても良いように待機していたのだろう。

「はっ、こちらに控えております」

「おぉ、治部。先程の話じゃがな、変えたぞ」

「はぁ? と、申されますと?」

 そう言いながら顔を上げた三成が父上の顔を見て驚く。
 そして、なにか懐かしむような表情を見せる。

「うん、秀次の言うことを全面的に信じる。じゃから処分は一先ず無しじゃ」

「はっ! で、ですが、その、よろしいのですか?」

 三成が俺の方をちらりと見てくる。
 俺のためにしようとしていたのに、「良いのか?」ということだろう。

「うん、決めた。だが、治部。儂の後継者はこの拾丸じゃ、秀次を助けつつ、そのようにする方法を考えよ。それに早々にこのことを秀次に伝えよ」

「はっ! かしこまりました」

 三成が果たして今回の決定をどう考えているのかは分からない。
 だが、これで叔父上の処遇は、歴史は変わるはずだ。






 寝室に戻れば、また何時ものイチャイチャ、グッチュグチュが見られると思っていた。
 だが疲れ切ってしまった母上を心配し、今日はそのまま寝かせてあげることにしたようだ。

 ジェントル? それはまだ父上のことが分かっていない証拠だ。
 だってお猿さんだぞ?





 ピィ~、ヒュァラ~

 和楽器による御囃子が鳴り響く舞台。
 そこでは巫女の様な装束で、5人の女性が優雅に舞っている。

「どうじゃ、お拾よ。あれが出雲の阿国じゃ。良い女じゃろ?」

 明らかに興奮したような声で父上が聞いてくる。
 父上が指すのは五人の真ん中で主役を張る女性。
 あれが出雲の阿国かと俺の方も興味津々だ。

「あい!」

 そして全くもって同感だ。
 優雅で無垢で美しい。
 だが、周りの少女達の美しさもまた素晴らしい!

「そうかそうか、分かるか!」

 それにしても相も変わらず2歳児に、何を教えてるんだろうなこの天下人は。
 でも・・・・・・あざーっす!

「ムフフ、じゃが阿国が凄いのは何と言ってもこれからじゃぞ?」

「あい?」

 出雲の阿国と言えば、出雲大社勧進のために行動した巫女さんだったはず。
 ・・・・・・あ。

 ファサァ

 阿国の袴が落ちる。
 うん、優雅な流れのせいで何時紐を解いたのかも分からない。



「ムフ、今回の演目は神社に訪れた浪人が巫女に狼藉を働くと言うものじゃ」

「あい!?」

 そ、そんなのアリ!?
 確かに白拍子にはそう言う側面があったと聞いているけど、各種方面から怒られない?

「まだじゃ、まだまだ」

「あい~」

 先程までの優雅な流れは何処へやら、何時の間にやら他の巫女たちも袴を履いていない。
 ある者は激しく逃げまどうように、ある者は組み敷かれて腰を突き出している様なしぐさを取る。

 しかし、色々見えそうで見えない。
 父上と二人、寝そべるようにして下から覗き込んでいると言うのに!

「ぬぅ、この見えそうで見えないのが!」

 どう思う? こんな天下人。
 俺は尊敬します!

 和太鼓のテンポがどんどん早まる。
 
 そして、それにつれ、チラリチラリといろいろ大事なところが見え隠れする。
 しかし、阿国だけは最も激しく舞っているのに全く見えない。
 くそ! 何という技術だ!

 ドンッ

 最後に一際大きな太鼓の音で演奏が終わる。
 それと同時に舞台上で五人の巫女が平伏す。

 ・・・・・・うーん、なんてチラリズム。
 でもこれだけじゃぁ、父上満足しないんじゃないの?

 そう思って顔を覗き込めば、超鼻の下を伸ばしたサル顔で笑っている。

「いやぁ、見事見事。どれ、褒美を取らせる。下の者から近う寄れ」

 上機嫌を全身で表しながら、父上が巫女達を手招きする。

 褒美、ってことは終わりかぁ。
 ・・・・・・ん? でもあの巫女さん達、今下を履いてないよね?
 それに・・・・・・。

「ありがとうございます。殿下、お許しいただけるなら、お酒を注がせていただいても?」

 最初にやってきた少女は、まだ15・6と言ったところだろうか、かなりの美少女だ。

 それもたっぷりとかいた汗で薄い生地がピッタリと張り付き、篝火の明かりでピンク色の乳首が透けて見える。
 あそこは全ての毛を剃っているのか、黒い影は見えない。
 また、合わせ目からバッチリと経験が少なそうに閉じた秘唇が見えている。

「おう、おう、そうかそうか。良いぞ良いぞ?」

「では、失礼いたします」

 たっぷりと運動した後で、汗ばんだ身体からは雌の香りが強烈に漂う。
 慎ましやかな双丘をスケスケになった上着だけで隠・・・・・・せていないけど、隠し。
 左隣に膝立ちの姿で寄り添う。

 もっとも、その足は少し開いている。
 その中心の神秘は汗だけではない、煌びやかな露を帯びて・・・・・・

「では、儂には甘露入りで頼もうか!」

 先程から今にも襲い掛かりそうにしながらも、父上がそんなことを言う。

「畏まりました殿下。お好きな量で御声をおかけください」

 そう言うと、その少女はお猪口を秘所にあてがい、

「んっ、ふっ、ああぁ!」

 昂った意識のまま触ったからだろう、既に少し濡れていた秘所から蜜が溢れ出し、お猪口に愛液が溜まっていく。

「クフフ、もっとじゃ、もっとじゃ」

 それでもドS天下人は止めない。
 顔をその飛沫がかかりそうなほどに近づけ、クンクンと匂いを嗅ぐ。

「ムフフ、清らかな巫女にあるまじき匂いじゃなぁ?」
「ああっ!? 御堪忍ください!」

 スッと、父上が手を出そうとする、と――

「フフ、殿下よろしいのですか? まだ4人もおりますよ?」

 阿国の艶めかしい誘惑が、俺達親子を官能の世界へと誘う。


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