関白の息子!

アイム

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時代を越える

伴天連追放令(エロ度☆☆☆☆☆)

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 たらに敗北し(個人の感想)、まさかの処女を奪えなかった日から3日。

 顔を合わせれば恥ずかしそうに手で顔を隠されて逃げられてしまう。
 ・・・・・・いや、まぁ、大名の娘としてチンポ狂いは問題だろうけど。
 しかも、一番大事な本番をせずにフェラばかりなのだ。
 それではいけない! 断じていけない!

 だから、矯正が必要と思い助っ人を呼ぶことにした。



「へぇ、貴女が」
「娘が大変お世話になっております」

 スッと頭を下げる仕草にも品の漂う美熟女。
 切れ長の目を細め、目を合わせようとしないのは忠興の指示か?
 こんな女を抱くのも良い。

 とは言え、そんな事をすれば忠興がブチ切れる。
 予めたらの指導に付き合ってもらうだけだから、指一本触れないからと前置きして派遣してもらったのだ。

 今も続く軟禁生活も、俺からの指示で2カ月に一度は大阪の細川屋敷とこの大阪城までの非常に短い距離の移動を許されている。

「それで、娘のことで相談があるとか」
「うん。たらが初潮を迎えたんだが、まだ犯せてないんだ」

 ドストレートに伝える。
 美しいとはいえ、41になる女性。
 それも子供も3男3女とそこそこいるのだ。
 何も問題はないだろう?

「何か娘に問題でも?」
「チンポが好きすぎるんだ」

 再びドストレート。
 ツーストライクと言っておこう。

「・・・・・・はい?」
「チンポが好き過ぎて、挿入する前に涸らされてしまうんだ」

 はい、アウト~!
 俺の狙いはガラシャがたらに「早く娘を授かるように努力して当然なのに、貴女は何をしておいでですか!」と怒ってもらうことだ。

 そして、怒られてシュンとしているところをガラシャの目の前で犯す。
 嫌がっても恥ずかしがっても泣き叫んでも、涸れるまで膣出しする。

 それが、俺の狙いだったのだ。

「・・・・・・・・・・・・主よ」

 ポソッとガラシャが思わず言ってしまい、慌てて口を塞ぐ。

「ん? ああ、伴天連追放令か? あれは布教を禁止したもので、信じること自体は認めているから気にするな。そもそもあれを布告したのは国を守るためで信徒を罰するためではない。誰にも伝えずに信じ切って死んでいくなら何も咎めるつもりは無い」
「国を守る? どういう意味でございますか?」

 ぬぅ、話が変わってしまった。
 でも、その真摯な態度を見れば答えないわけにもいかない。

「ポルトガル人が海外に日本人を奴隷として売っていたのが一つ。切支丹になった者どもが神仏を破壊していたのが一つ。そしてこれが最大の理由だが、切支丹になった者が先導して南蛮を引き入れ、国を植民地化させて売り渡す懸念があるということだ」
「!? そんな事はしませぬ!」
「現実に他国で起きている! 良いか? どれだけ素晴らしい教えであるかは知らん。大まかには知っているが、興味もない。だがな、こと国の話となれば宗教は政治の道具に過ぎない。民衆の信心が、無駄に民衆自体を殺す。そして、そうやって疲弊した国を占領し、布教し、植民地にする。それが現実だ!」
「・・・・・・見てきたように仰いますね」
「お前も見てないなら否定出来ないだろう?」

 睨みあいになってしまう。
 桜が少し危険を感じたのか、何時の間にやらガラシャの後ろに抜き身の短刀を持って控えている。

「・・・・・・本当のこと、なのですか?」
「父上はむしろ甘い。俺はいっそ完全に禁教にしてしまった方が良いとさえ思った」

 しかし、これ以降しばらくは欧州諸国が日本を攻める余裕も無くなるのが分かっている。
 だから、敢えて弾圧などはしていない。

「・・・・・・何故そうしないのですか?」
「信じるのは自由だよ。俺はこの国の父になるべき者だ。子供達が信じたいなら認めてやりたい。でも、俺の子じゃない者に俺の子を害されるのは我慢ならない。だから、宣教師共は追放する。どうしてもやりたいなら自分達なりの信心を俺に示せ」
「どうすればよろしいので?」
「聖書を自ら日本の言葉で書き、他人の信心を認め、神仏と共存し、国のために尽くす気持ちが変わらないと示せ。そうすれば俺が各地に立派な教会を建ててやる」
「それは文書にしていただけますか?」

 あれ? ガラシャを呼んだ目的はこんなところに無いのだけど・・・・・・。
 まぁ、後回しにしていたが、この問題も解決すべきものではある。

「高山右近を招き、切支丹にも決して悪くはせん。ただし、先にも言ったが宣教師共は別だ。俺の子じゃない者が俺に背くなら十分に苦しめて殺す。俺は殺しが好きなわけじゃないが、子を守るためなら殺す。後の祭りとなってからでは遅いからな。逆に言えば、それでも布教しようとするのが野心のある証拠とも言える」
「そんな事はございませぬ! より多くの者に幸せになってもらおうとしているのが――
「それだよ。切支丹は他の宗教を認めず、独善的になる。異教徒には何をしても良いと殺し奪い犯す。別に良いさ。強い者が正義、それも事実だ」

 十字軍がイスラム諸国にどんな仕打ちをしたか。
 あれこそまさに宗教が暴走した事例と言ってもいいだろう。

「・・・・・・私は苦しんでいた時に救ってもらいました」
「救われたから他の者も救ってやろう。良いじゃないか。でも、それで救われる者がいる一方で、苦しむ者がいるやり方なら俺は認めない」
「・・・・・・私の様な者に真摯に対応していただきましたこと、本当にありがとうございます。伴天連追放令に心苦しく思うておりましたが、そのような理由があったとは知りもしませんでした」
「うん。ところでさ、たらのことなんだけど」

 本題が完全にそれてしまったが、俺の目的はこっちだ。

「ああ、そうでしたね。おちんちんが好き過ぎる。変なところが私から遺伝してしまったようで困ります」

 綺麗な顔でさらっとカミングアウト。

 ・・・・・・そうなの?
 ってもしかして溺愛して家に閉じ込めたんじゃなくて、浮気防止で閉じ込めたのか?
 他のちんちんをしゃぶらせないために。

 ま、まぁ、心配事も結果も一緒か。

「はぁ、でも秀頼様もいけないのですよ?」
「は? なんで俺が悪い?」
「夫は私の舌を満足させた後に、下も満足させてくださいます。おかげで3男3女を産ませていただきましたし。今も、ふふっ」
「・・・・・・おい、今は忠興と仲が悪いんじゃないのか?」
「伴天連追放令が布告された頃は私が切支丹ということで辛く当たられましたが、最近は昔の様に優しくなられて夜の方も充実しております。これも主と秀頼様のおかげと思うております」

 フフッと微笑まれてしまう。

 ガラシャを巻き込む作戦は残念ながら完全に失敗に終わる。

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