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本気でみっちゃんに殺されるかもしれない
しおりを挟むなんでかなぁ… 胃がキリキリする。
「お、俺に… です、か?」
「ふふっ そう。君にねぇ」
途端、ウィリアムズ理事長の表情から笑みが消え真剣な表情で告げた。
「君には暫くの間、この学園を休学してもらう」
「き… 休学ッ!?そ、そんなッ!!!た、確かに転校生が来てから生徒会が機能果たせていないのは事実ですけど…ッ」
確かに仕方ないのかもしれない…。だって、転校生が来てから生徒会を十分に廻せてないし、俺とみっちゃんだけでも仕事していても本来の量に全然追いついていないことは事実だ…
だけど、それでも…ッ!
『君にはこの学園を暫く休学してもらうよ。そして、君には行って欲しい学園があるんだ』
「行って‥ 欲しい学園…?」
ヤバい。もう終わりだよぉ!うぅッ 目から水が…
「そ。──学園に行ってもらいたいんだよねー」
ニコッと笑顔で言われた
「そこでね、生徒会長の上条くんを… 更正させてほしいんだよ」
ん… ん!?
・・・・・今、なんて言った?
「こ、こここ更正!?」
「そ。更正♪」
「あぁもちろん、南くんにも協力してもらうつもりだよ。――学園、彼の転校先なんだよねぇ… 南くんの。 ふふっ」
どうしよぉ… 俺、本気でみっちゃんに殺されるかもしれない。
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