10年前、突然いなくなった幼馴染の奏人(かなと)と、東京の会社で再会した主人公・匠(たくみ)。
かつては毎日のように一緒にいたのに、最後はろくに話もできず別れた。
再会した奏人はクールで無愛想…でもふとした仕草があの頃のままで、
封じ込めたはずの気持ちが再び動き出す——。
「……俺たち、友達だったよな?」
「そう思ってたの、お前だけだったらどうする?」
遠回りして、すれ違って、また恋に落ちる。
これは“初恋の続きを、もう一度始める”物語。
文字数 3,385
最終更新日 2025.08.19
登録日 2025.07.22