真柴 文明

真柴 文明

はっきり言って「おっさん」世代の人間です。が、よろしくお願いします。
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「虹の橋」-それはこの世を去ったペットたちの魂が病やケガで傷付いた、あるいは老いで衰えてしまった体を回復し、仲間たちと楽しく遊び回り、やがて彼らの飼い主も世を去った日、橋の袂で再会して橋を共に渡って天国へと逝くという伝説の橋。  実はこの橋には兄弟橋ともう言うべき、薄汚れたもう一つの橋があった。しかも、すぐ隣に。  この「隣の橋」は、生前、偏見や誤った情報によって、人間から不当な扱いを受けてきた生きものたちが胸に溜め込んだわだかまりをすべて吐き出し、きれいな気持ちで逝ってもらうことを役割としていた。  そして“天”からこの二つの橋の管理業務を委託されたベテラン・ササガワとルーキー・アダチ。彼らは橋にやって来る様々な生きものたちと向き合いながら、粛々と業務を進めるのだが、ルーキー・アダチにとっては驚きの連続で、自分が今まで持っていたイメージと大きく異なる生きものたちの真実の姿に戸惑ってしまう。しかしベテラン・ササガワは優しく見守りながらアダチを適切に指導していく。  そんなある日のこと、「隣の橋」に一人の老人が現われる。老人は生きていた頃、クモの研究者でかつて研究用に飼っていたクモを探しにこの橋にやって来たと言い、クモと再会し、礼を述べたいと願っていた。  果たして、ベテラン・ササガワとルーキー・アダチは老人の願いを叶えてることができるのか?  生物の進化と多様性に、ちょっとだけ首を突っ込んでみたコミカルなお話です♪
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小説 121,261 位 / 121,261件 ファンタジー 31,521 位 / 31,521件
文字数 32,344 最終更新日 2021.08.27 登録日 2021.08.11
北陸の小藩、葛西三万石の藩士、中村 広之進は草花が三度の飯より好きな変り者。 剣術、学問まるでダメで周囲からは「へっぽこ侍」と言われ、厳格な父・隆広からは小言を言われる続ける日々を送っていた。 しかし、当の本人はそんなことなど、どこ吹く風とばかり、相変わらず草花に現を抜かすお気楽な日々を送っていた。 そんなぬるま湯生活が、突如、隆広の死と共に終わりを告げる。些細な事から隆広が斬り殺されたのである。 斬殺された父の仇を討つべく旅に出る羽目になったものの、討つ自信がまったくない。 悶々と旅を続けていたある日、街道脇でうずくまって難儀している女を親切に介抱した広之進。ちょっと目を離した隙に金と一緒に、命の次に大切な「仇討赦免状」までも盗まれてしまう。 必死に探し回るも、どこに消えたか、行方がまったく分からない。途方に暮れた広之進は、山中の荒れ寺で一夜を過ごすことに。と、そこに亡き父・隆広が幽霊となって還って来た。 初めは自分の不甲斐無さに、腹を立てて化けて出てきたのかと思いきや、生前の父とは真逆のべらんめえ口調のさばけた父になっていた。 ひょんなこと仲間になった盗賊・ましらの伊之助の助けを借りて、広之進は無事に仇討赦免状を取返し、仇を討てるのか。 へっぽこ侍のドンデモ仇討劇の始まり、始まり。
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小説 121,261 位 / 121,261件 歴史・時代 1,395 位 / 1,395件
文字数 178,926 最終更新日 2021.06.13 登録日 2021.05.04
 黒猫クロスケはこの世のものでないものが視える上に、人語も操る稀有な能力を持っている。飼い主である売れない伝記作家、圭太と古民家で暮らしていた。  12月の初めオカルト雑誌の記事を書き上げた圭太は、クロスケが何もない壁の隅を見詰めていることに気が付いた。  気味が悪いと思いつつ、圭太がクロスケを抱えて壁の隅を見ると、ペンギンがいた。実はこのペンギン、近くの水族館で亡くなった幽霊で、虹の橋を探して彷徨っていた。  最初はシュール過ぎると戸惑う圭太だったが、クロスケに促されて一時的に面倒を見る羽目になった。  果たして圭太とクロスケの力を借りて、ペンギン霊は虹の橋に辿り着けるのか?  口の悪い黒猫とお人好しの飼い主が繰り広げる、ちょっとおバカで心温まる話です。
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文字数 29,053 最終更新日 2020.12.19 登録日 2020.12.15
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