筑前助広

筑前助広

アルファポリスでデビューし、第11回日本歴史時代作家協会文庫書き下ろし新人賞を獲っちゃいました。

著者プロフィール

福岡県福岡市在住。2020年、『それは、欲望という名の海』でアルファポリス「第6回歴史・時代小説大賞」特別賞を受賞。『谷中の用心棒 萩尾大楽 阿芙蓉抜け荷始末』と改題して出版デビューし、同作にて「第11回日本歴史時代作家協会賞」文庫書下ろし新人賞を受賞。著書は他に『颯の太刀』(KADOKAWA)がある。「時代小説にこだわり、時代小説にとらわれず」を モットーに、愛する時代小説に情熱を注ぐ。
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アルファポリス文庫
用心棒は次なる戦いへ

谷中の用心棒 萩尾大楽 外道宿決斗始末

筑前助広 /
閻羅遮が安息の日々を過ごすことを、筑前の裏社会は許さなかった――

ご禁制品の抜け荷を行っていた組織・玄海党を潰した萩尾大楽は、故郷の斯摩藩姪浜で用心棒道場を開いていた。玄海党が潰れ平和になったかに見えた筑前の地だが、かの犯罪組織の後釜を狙う集団がいくつも現れたことで、治安が悪化していく。さらに大楽の命を狙い暗躍する者まで現れ、大楽は否応なしに危険な戦いへと身を投じることとなる――とある用心棒の生き様を描いた時代小説、第二弾!

■文庫本 ■定価770円(10%税込) ■2024年04月05日発行
アルファポリス文庫
用心棒が藩の闇を暴く!

谷中の用心棒 萩尾大楽 阿芙蓉抜け荷始末

筑前助広 /
閻魔の行く手すら遮る男「閻羅遮」が、藩を揺るがす闇を斬る!

江戸は谷中で用心棒稼業を営み、「閻羅遮」と畏れられる男、萩尾大楽。家督を譲った弟が脱藩したことを報された彼は、そこに政争の臭いを嗅ぎ取り、裏の事情を探り始める。そこで見えてきたのは、御禁制品である阿芙蓉(アヘン)の密輸を巡り、江戸と九州の故郷に黒い繋がりがあること。大楽は弟を守るべく、江戸の裏社会や藩政の内部に巣食う、強大な敵に立ち向かっていく――閻魔の行く手すら遮る男が、権謀術数渦巻く闇を往く!

■文庫本 ■定価792円(10%税込) ■2022年02月05日発行
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