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仕事に疲れた俺は、「風の森」という爽やかな地名に惹かれ、奈良へと自転車を走らせた。
坂を越えて辿り着いたのは、葛城の山々を望む小さな風神様の社。
心地よい風に吹かれ、地元の老人と言葉を交わした俺だったが、その老人は、ほんの少し目を離した隙に姿を消してしまう。
あの人は、いったい何者だったのだろう……。
これはとある青年の、風に導かれた、ちょっと不思議で爽やかな休日の物語。
***
ショートトリップを描いた、ごくごくショートな物語です。
疲れた時の一服になるような、風の匂いがしそうな小説を目指しました。
(Nolaノベルでも公開中です)
2026/11/1追記:Nolaノベル「ことりっぷ編集部」注目作品に選ばれました!
文字数 2,946
最終更新日 2026.09.19
登録日 2026.09.19
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