泊瀬光延

泊瀬光延

歴史・時代小説を主に書いています。主な著書:「前田慶次郎異聞 りんと小吉の物語」(文芸社。現在絶版)
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宮本武蔵の兵法の集大成である五輪書も、ビジネス戦略や精神修養の意味では読まれていますが、真の古武道の書としては現在、理解出来る人は少ないと思われます。その理由は、ここに書かれている身体の使い方が、西洋式の体操に慣れた現代人には分からなくなっているからです。著者は、書に書かれている技を分かりやすく解説しようと試みます。武蔵の簡単に書かれた文章からその身体法、敵への対処法を再構成するために、ヒントとなったのが、現在に多くの古い技を残している尾張柳生新陰流の研究でした。と言っても日本人はまだ古い記憶を持っています。お盆で踊る踊りにも、古武道の基本である「ナンバ」の身体法が残っているのです。
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小説 21,269 位 / 21,269件 歴史・時代 447 位 / 447件
登録日 2017.01.18
沼田藩新陰流の道場に、鈴太郎という美しい若衆が入ってきた。師範代の塚本大祐は、鈴太郎に惚れられていると噂されるが無視しようとする。だが鈴太郎の魅力に引かれていく。鈴太郎には秘密があった。折しも沼田藩の財政は破綻し、百姓は重税に苦しんでいた。そこに大祐の父、沼田藩筆頭家老の舎人が農民の童女を斬り捨てるという事件が発生する。このままでは一揆が起こるだろう!だが大祐の取った行動は・・・?新陰流奥義の剣が悲しくも激しい恋を両断する。衆道の契りの誉れ、古武道の神髄を贈ります。
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