泊瀬光延

泊瀬光延

歴史・時代小説を主に書いています。主な著書:「前田慶次郎異聞 りんと小吉の物語」(文芸社。現在絶版)

歴史・時代小説「悲剣 一刀両段」を登録いたしました。

「一刀両段」は禅語で善悪・敵味方の境をすべて断ち切ることです。武道・柳生新陰流の表太刀の最初の形の名称でもあります。ここに登場するのは、真田沼田藩の重役の息子・大介と江戸から縁戚を頼って、大介と同じ新陰流道場の主を頼って来た鈴太郎の二人です。鈴太郎は若干16歳の美しい若党でした。悪政により百姓一揆が勃発しようとするなか、大介の父が庄屋の娘を斬るという事態が発生。大介は命を捨てて収拾に向かいます。鈴太郎は衆道の念者である大介に従います。そして藩を守ろうとする大介と、百姓を助けようとする鈴太郎に過酷な運命が待っているのです。真田沼田藩お取り潰しの裏に咲いた悲しい恋の物語です。
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登録日 2017.01.18 09:23

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