四条 京

四条 京

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児童書・童話 完結 長編
神戸に暮らす小学五年生の白銀蒼輝(しろがね・さふぁいあ)は、棋士・女流棋士の両親をもつ将棋指し。 ある日、彼女のクラスに、イギリスからの転校生――アルフレッド・ウィリアムズがやってくる。 転校初日からクラスメイトたちに快く迎えられたアルフレッドだが、彼には意外すぎる趣味があった。 「おれ、ずっと、誰かとやってみたかったんだ――将棋!」 将棋クラブに所属している縁から、アルフレッドと毎日のように将棋を指すようになった蒼輝。 アルフレッドの純粋な『将棋が好き』という思いに突き動かされ、蒼輝自身の将棋と向き合う姿勢も少しずつ変化し始めていく。 やがて二人は、神戸で開かれる小学生向けの将棋大会・『神戸こども竜王戦』を目指すことに。 果たして二人は、決勝の舞台で盤を挟むことができるのか? そして、『将棋が好き』という思いに再び熱をともした蒼輝が、戦いの果てに見る景色とは―― (第3回きずな児童書大賞エントリー作品)
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小説 212,187 位 / 212,187件 児童書・童話 4,033 位 / 4,033件
文字数 66,153 最終更新日 2025.07.21 登録日 2025.07.12
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