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名門侯爵家の「忌み子」として育ち、世界の全てに絶望していたヴァゼル。
彼のモノクロだった世界に唯一の光を射したのは、地味で影の薄い少年・ノエルだった。
しかし、人の愛し方を知らないヴァゼルは、暴走する独占欲のままにノエルの尊厳を踏みにじり、強引にその身を奪い、恐怖と力で縛り付けた。
心身ともに追い詰められたノエルは、ヴァゼルの目の前で自ら命を絶った――。
ノエルを失った絶望と、矯正院での過酷な服役期間、そして復讐に燃えたノエルの両親による身を裂くような拷問の末に「大罪人」と罵られながら命を落としたヴァゼル。
だが、彼が次に目を覚ますと――ノエルの純潔を奪った直後に戻っていた。
目の前には、ヴァゼルに汚され恐怖に震えながらも、確かに息をしている愛しいノエルの姿。
二度目の人生を得たヴァゼルは、自らの醜悪な欲望を封じ込め、彼を幸せにすることを誓う。
たとえ、どれほど拒絶され、怯えられようとも。
これは、二度と許されることのない大罪人に課された、最初で最後の贖罪の物語。
攻め視点がメインの物語となります。
文字数 28,835
最終更新日 2026.10.05
登録日 2026.10.03
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