咲良 雫

咲良 雫

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BL 連載中 短編
藤堂家の血を引く大学生・伸也は、 本家当主の弟を父に持つ、“本家筋の傍流”という立場にいる。 そんな彼のもとに、父の姉の息子―― いとこの井上拓海が、居候としてやってきた。 同じ血筋でありながら、分家として育った拓海。 外では誰もが認める“眩しい”存在だが、家の中では距離が近すぎる。 いとこ同士。 同じ血の中にある、微妙な立場の違い。 守るべき線はあるはずなのに、 関係だけが曖昧に深まっていく。 本家に連なる者として“逸脱しない側”に立つ伸也と、 それでも関係を“選びにいく側”の拓海。 光の中では触れられない。 それでも、この距離を手放すことはできない。 曖昧な関係に、名前をつけるか―― これは、同じ血の中にある境界線を越えるかどうか、 自分の意志で選び取る物語。
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文字数 4,314 最終更新日 2026.04.21 登録日 2026.04.21
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