水瀬さら

水瀬さら

何気ない毎日の中で、自分が思ったこと、感じたことを、物語にして伝えていきたい。そして読んでくださった方の心に、ひとつでも、なにか残るものがあれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

著者プロフィール

2009年からウェブで小説の執筆をはじめる。多くの読者に支えられ、2018年、「あの日、陽だまりの縁側で、母は笑ってさよならと言った」で出版デビューを果たす。著書は他に「幽霊アパート、満室御礼!」「妹尾写真館 帰らぬ人との最後の一枚、お撮りします」(共にアルファポリス文庫)がある。
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アルファポリス
感動の母娘小説!

あの日、陽だまりの縁側で、母は笑ってさよならと言った

水瀬さら /
消えゆく命の灯火を前に、こじれた母娘の関係が変わりはじめる――

ネットで生まれた涙あふれる母娘小説、ついに刊行! 自由奔放な母に嫌気が差し、田舎を飛び出してひとりで暮らす綾乃。そんな綾乃の家に、ある日突然、母の珠貴がやってきた。不本意ながら始まった数年ぶりの母娘生活は、綾乃の同僚若菜くんや、隣の家の不登校少女すずちゃんを巻き込んで、綾乃の望まない形で賑やかになっていく。だが、ある時綾乃は気付いてしまう。珠貴の身体が、すでに取り返しのつかない状態になっていることに。そしてあろうことか、綾乃の身体にも――

■単行本 ■定価1,320円(10%税込) ■2018年06月30日発行
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