あの日、陽だまりの縁側で、母は笑ってさよならと言った 文庫本はこちら
アルファポリス

あの日、陽だまりの縁側で、母は笑ってさよならと言った

水瀬さら /
ふすい / 装丁
消えゆく命の灯火を前に、こじれた母娘の関係が変わりはじめる――
ネットで生まれた涙あふれる母娘小説、ついに刊行! 自由奔放な母に嫌気が差し、田舎を飛び出してひとりで暮らす綾乃。そんな綾乃の家に、ある日突然、母の珠貴がやってきた。不本意ながら始まった数年ぶりの母娘生活は、綾乃の同僚若菜くんや、隣の家の不登校少女すずちゃんを巻き込んで、綾乃の望まない形で賑やかになっていく。だが、ある時綾乃は気付いてしまう。珠貴の身体が、すでに取り返しのつかない状態になっていることに。そしてあろうことか、綾乃の身体にも――
■単行本 ■定価1,320円(10%税込) ■2018年06月30日発行

CHECK!!

  • 書店員さんからたくさんの感涙コメントをいただきました!


    「家族の絆、親子の愛、母の強さがすごく素敵な物語でした。あたたかい涙が止まりません」(未来屋書店ヒロロ店 福原夏菜美さん)

    「不器用な母と娘のやり取りに、涙がぼろぼろとあふれてきました」(喜久屋書店東急プラザ新長田店 松本大さん)

    「『生きれば生きるほど、死ぬのが怖くなってくる』。作中の母の言葉にふるえました」(須原屋武蔵浦和店 宮内穂の佳さん)

    「笑って泣いて、少しだけケンカして、ちょっと失敗した手料理を食べて……そんな毎日が実は宝物なんだと思えた」(有隣堂伊勢佐木町本店 佐伯敦子さん)

    「反発していた綾乃が、最後には『あの人の娘だから』と自分を認め、母を認め、これからを生きていく。本当に爽やかな読後感」(ブックセンタージャスト大田店 島田優紀さん)

    「タイトルを見て『絶対泣かない!』と心に決めて読み始めたのに、後半ずっと涙が止まらず……すごく優しくてあたたかい作品でした」(BOOK EXPRESS横浜南口店 鈴木詩織さん)

    「人は不完全なもの。それを理解していれば、どんな人間関係も優しい関係になるものなんですね。胸が温かくなる作品でした」(丸善市邨学園売店 売店一同)

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