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山道で車が故障し、激しい雨の中、助けを求めて山奥の屋敷へとたどり着いた小説家・出原茂と、大学教授・黒瀬透。
屋敷の主人に迎えられた二人だったが、その夜、主人が自室で何者かに殺害されてしまう。
しかし、現場を調べた黒瀬は、いくつもの不自然な点に気づき始める。
豪雨によって警察の到着が遅れる中、屋敷に残された人々の証言をもとに、黒瀬は事件の真相を追っていく。
果たして、その白霧に隠された真実とは――。
文字数 18,029
最終更新日 2026.10.19
登録日 2026.10.19
雪に閉ざされた山奥の診療所。
犯罪行動心理学者・黒瀬透と推理小説家の出原は、ある入院患者への面会のため診療所を訪れる。
そこには、かつて院長を務めた老人・榊と、その娘夫婦、そして過去に榊との因縁を抱える医師と看護師がいた。
吹雪によって外界から隔絶された一夜。
翌朝、榊は自室で胸をナイフに貫かれた状態で発見される。
犯人はこの診療所にいる誰か。
しかし部屋は完全な密室だった。
全員に動機があり、全員にアリバイがある。
閉ざされた空間の中で、黒瀬はわずかな違和感を拾い上げていく。
鍵のかかった部屋。
食い違う証言。
そして誰も気にも留めなかった、たった五分の時間。
その五分が、密室殺人の真相を隠していた――。
雪の診療所を舞台にした本格ミステリー。
黒瀬透と出原が挑む、孤立した診療所で起きた密室殺人事件。
文字数 6,754
最終更新日 2026.06.01
登録日 2026.06.01
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