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自分が読んでみたいラノベ系を目指して、自分のために記録した物語。なのでキャラクターの名前も色々適当です。骨組みだけな感じ🤔第一部完結。
「一人なら、呼ばれないでしょう?」
自分の名前も、生まれた場所も、年齢さえも知らない白髪の旅人。気づいた時には一人で歩いていたという彼は、旅の途中で剣士リナ、盾役ガルド、魔術師ミアと出会い、三人と共に冒険者として旅をすることになる。
始まりは、ありふれた鉱山の調査依頼だった。
しかしその最深部で、六十三年前から彼を知る老人と、人の歴史を遥かに超えて生きる古き存在が、彼へ告げる。
「ようやく戻ったか」
本人だけが知らない過去。声にすることのできない名。彼を昔から知っている人ならざるものたち。そして世界の深い場所から響く、「帰ってこい」という声。
旅を続けるほど、世界の方が彼を知っていることが明らかになっていく。
それでも彼は、未知の怪異に興味を示しては仲間に止められ、市場を楽しみ、甘いものを食べ、くだらないことで笑う。過去を探すことだけが、旅ではないからだ。
やがて彼は知っていく。
名前とは、自分が何者なのかを証明するためだけのものではない。
誰かが自分を呼ぶためのものでもあるのだと。
これは、世界の深層に何かを忘れてきた名もなき旅人が、三人の仲間と共に未知の世界を歩きながら、失われた過去ではなく、これからの自分と「帰る場所」を見つけていく物語。
文字数 232,779
最終更新日 2026.09.27
登録日 2026.09.27
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