3
件
「午前6時33分36秒。必ずこの時間、この時間にボクは起きる」
同じ「4月8日」を繰り返すこと99回。
すべての未来を記憶した男子高校生は、テストも部活も人間関係も完璧に攻略し、この永遠の無敵の全能感に浸っていた。
だが、100回目の周回で一人の少女・桐生五木から突きつけられたのは、あまりに残酷な真実。
『あなたが覚えてるのは、自分にとって都合のいい記憶だけだよ』
膨大な死の記憶が溢れ出し、完璧だった世界が崩壊を始める。
逃げ場のない絶望の中、傷ついた蓮の前に現れたのは、記憶に存在しない少女・琴音だった。
温もりにすがる蓮だったが、101周目の放課後、彼はある異常な現実と対峙することになる——。
絶対的絶望を描く、狂気と血塗れのループ。
文字数 19,118
最終更新日 2026.09.12
登録日 2026.09.09
――気がつけば、俺は異世界に転生していた。
元はただのニート。近未来のAIが何でもしてくれるため、やる気も根性もなく、ベッドの上で永遠にゴロゴロしていた。
が、転生後そんな俺が与えられた能力(前世のやつ)は、なんと──人工知能《アーシェ》と共に兵器を設計・建造できる能力だった。
最初に作ったのは重量級攻城兵器《ヴォルフ》。
圧倒的な火力、堅牢な装甲、そして最新鋭の技術を搭載した兵器は、辺境の小国の戦場を一瞬で塗り替えてしまう。
「主人、次はもっと効率的な大量破壊兵器を設計しましょう!」
「いやいやいや! 俺はのんびり暮らしたいんだって!」
だらけたい俺の願いとは裏腹に、国王からは謎の第三部隊として、英雄扱いされ、謎の天才少女リゼットからは崇拝され、周囲からは“謎の戦場の神”と呼ばれてしまう。
これは──怠惰に生きたいだけの男が、「戦争が終われば、軍務につかされることもないし、のんびり暮らせる」と、世界をだらけるために塗り替える物語である。
登録日 2025.08.18
3
件