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私が私として生き始めるために自ら不幸に向かって10年。未だ紫のヒヤシンスはここに咲かない。もう、そろそろ本気で咲かせよう。忘れる前に、私が死ぬ前に見せてやりたい。助けてやりたい。
だから、「一ノ瀬 咲津」としてあの場所へ向かうことにした。「藤村 咲津」の0歩目として。
文字数 3,441
最終更新日 2026.09.05
登録日 2026.09.04
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