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恋愛 連載中 長編
天童司(てんどうつかさ)は県内有数の進学高校に通う高校一年生。 同じクラスに大和撫子とと言っても過言ではない美少女がいる。同じクラスだが、接点は全くない。 学業優秀、容姿端麗、社長の一人娘。俺とは天と地の差が、超える事の出来ない壁がそこには立っている。  時折交わすあいさつ程度で、これから先もかかわる事のない人種だと司は思っている。  司は一人暮らしで土日はバイト。クラスメイトとも交流は少なく、ややボッチである。 勉強はそこそこできるが、休み時間はいつも自分の机で音楽を聴いていた。 そんな毎日が繰り返される中、彼女と出会うことになる。  駅前のベンチで一人座っている彼女。いつもだったら声もかけず通り過ぎるだろう。 しかし、その時は声をかけた。  通学用のバックとは別に、大きなボストンバックを横に置き、遠くを見つめている彼女。 夜も遅く、普通だったらとっくに帰宅している時間だ。 「お前、こんな時間に何してるんだ? 早く帰れよ」  俺に目を向け、唇をかみしめながら彼女は俺に答える。 「天童さん? あなたには関係の無い事よ」 「そっか、気を付けて帰れよ」  そんな会話から始まる、二人の物語。
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登録日 2019.07.07
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