大和美宇

大和美宇

小説を執筆している女子大生です。
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 二人の少女が、暗闇に閉ざされた裏路地を歩いている。唯一の頼みの綱である一枚の名刺を握りしめて歩いていくと、ほとんど廃墟のようなビルに辿り着いた。揃って古ぼけた看板を見上げていると、「おや、お客さんですか?」の声。  現れた青年は、人の好さそうな笑顔で扉を開いた。  「上へどうぞ、シャーロットが待っています」
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文字数 24,807 最終更新日 2020.12.27 登録日 2020.12.26
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