ぽんぽこぽんさま
感想ありがとうございます!
たまにはこんな感じで息抜きを……したいなと(笑)
なので、またお時間ありましたら覗いてやってくださいませ(*^^*)
スパダリ 徒然なるままに
「お墓、作ろうか」
真っ黒い部屋のなかで、ステューが呟く。
「ずうっと、先の話だが」
ベッドに入って、まだ夢現をさ迷っているとき、彼はよく未来を語った。
「二人で、もっと年をとって」
それは、たぶん、とんでもなく未来で。
「色々な場所をみて、ふたりで、ずっと、ここならと思うような場所で」
とても、明るい場所では話せないような、ほの暗い人生の終演の話。
「君は笑顔で、最高の人生(じかん)だったと、笑ってくれて」
寝しなの、揺ったりとした呼吸が永遠のゆりかごのように、重なってゆくころ。
「私は人生で一番誇らしく、悲しい時間を過ごした後に」
明日の朝には忘れているかもしれない、あやふやな意識に滑り込む告白は。
「私も君と同じ場所に入るから」
「__あ__だめ…ね」
「uh-huh」
「あめりか、じゃ、だめだね」
「君と、入りたいよ」
「ふふ、なん…か、」
「、?」
「ステュー、……にほんじん、……みたく……った」
「……君が、変えたんだよ」
全部、全部。
その言葉は、愛しいひとの夢に、届いただろうか。
真っ黒い部屋のなかで、ステューが呟く。
「ずうっと、先の話だが」
ベッドに入って、まだ夢現をさ迷っているとき、彼はよく未来を語った。
「二人で、もっと年をとって」
それは、たぶん、とんでもなく未来で。
「色々な場所をみて、ふたりで、ずっと、ここならと思うような場所で」
とても、明るい場所では話せないような、ほの暗い人生の終演の話。
「君は笑顔で、最高の人生(じかん)だったと、笑ってくれて」
寝しなの、揺ったりとした呼吸が永遠のゆりかごのように、重なってゆくころ。
「私は人生で一番誇らしく、悲しい時間を過ごした後に」
明日の朝には忘れているかもしれない、あやふやな意識に滑り込む告白は。
「私も君と同じ場所に入るから」
「__あ__だめ…ね」
「uh-huh」
「あめりか、じゃ、だめだね」
「君と、入りたいよ」
「ふふ、なん…か、」
「、?」
「ステュー、……にほんじん、……みたく……った」
「……君が、変えたんだよ」
全部、全部。
その言葉は、愛しいひとの夢に、届いただろうか。
コメント 2件
登録日 2020.04.30 22:23
2
件
2020.05.02 00:14
seaseus@元・ぽぽるぽん
2
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