キユサピ

キユサピ

キユサピです。昼は平凡な人間、夜は妄想全開の小説家。頭の中でキャラクターが勝手に暴れ回り、読者の心を揺さぶる展開やユーモアを織り交ぜて物語を紡ぎます。現実の規則は少々無視気味。

執筆進捗報告

皆さま、いつもお読みいただきありがとうございます。蒸し暑い夜が続き、寝苦しさに悩まされる季節ですが、いかがお過ごしでしょうか。私は執筆に向かう際、涼やかな風を思い描きながらペンを握っています。

今回の章では、ルシア姫と景嵐がヴェルリカ国へ向かう旅路を描きました。山道での山賊襲撃の場面では、景嵐の「武神」と呼ばれる力を初めて読者の皆さまに明確に示し、護衛としての責務の重みと、姫に芽生え始める感情の微妙な揺れを表現しています。戦闘の描写は過激な暴力ではなく、圧倒的な力で敵を制する姿として描き、姫や護衛兵たちの心理にも影響を及ぼす瞬間を意識しました。

また、旅路の終盤ではヴェルリカ国の城門に到着する場面を丁寧に描写しています。警戒する守衛や整列する兵士、城内に入る際の緊張感と安心感の交錯を通じて、読者の皆さまには王族の旅の荘厳さと、護衛としての景嵐の目線の両方を感じていただけるよう工夫しました。ルシア姫の視線が景嵐に向けられ、胸の奥で芽生えつつある感情が微かに揺れる描写も加え、二人の関係性の変化を自然に示しています。

さらに章の中盤には、藍峯たちの脱出計画を知らせる伝令の場面を設け、今後の物語への伏線も整えました。景嵐が護衛として任務を全うしつつも、仲間たちの安否を気にかける心情が交錯する描写は、読者の皆さまに彼の内面の葛藤を伝える意図があります。忠義と個人的な感情が重なる瞬間は、執筆中に私自身も胸を熱くしながら描きました。

執筆状況としては、この章の文章はほぼ完成に近く、現在は景嵐と姫の微妙な心理描写や、城内での到着後の緊張感の細部を整える段階です。物語全体の緊張と温かみを大切にしながら、読者の皆さまが登場人物の成長や心情の変化をよりリアルに感じられるよう努めています。

蒸し暑い季節が続きますが、皆さまが少しでも涼やかな気持ちで読めるような描写を心がけつつ、次章への期待も膨らむ展開をお届けしたいと思います。今後も景嵐とルシア姫の物語、そして仲間たちの行方をどうぞお楽しみにお待ちください。
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登録日 2025.08.30 20:53

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