房吉

房吉

歴史好きの社会人です。皆さんの作品を拝読し、自分も書いてみたくなって投稿することにしました。よろしくお願いいたします。

「俺たち終戦四人組」連載中です!

はじめまして。房吉です。

GW前から「俺たち終戦四人組」を連載しております。

主人公は、松谷誠陸軍大佐。物語は松谷が参謀本部戦争指導課長として東京に赴任してくる1943年3月からスタートします。

この人物は、陸軍現役軍人の中で唯一終戦工作を積極的に推進してきた人です。

協力関係にあった人物として、加瀬俊一(外務省)、松平康昌(内大臣府)、高木惣吉(海軍)と合わせて、「終戦四人組」と呼ばれていました。

これは私が勝手に読んでいるわけではなく、松谷や加瀬は回想録の中でそう言っているし、高木も日記の中で「例のメンバー」という書き方で会合の様子を詳しく記録に残しています。

更に、外務省編纂の『終戦史録』にも、上巻の写真ページに「重光外相と木戸内府による終戦構想」において、木戸内大臣、重光外務大臣の下に、「松平内府秘書官」「加瀬外相秘書官」「高木海軍少将」「松谷陸相秘書官」の四人組が(仲良く)写真付きで紹介されています。

外務省公認ですよ!!胸アツじゃないですか!!!

終戦工作で有名なものとして、二度映画化された半藤一利「日本のいちばん長い日」という作品がありますが、あれは1945年4月の鈴木貫太郎内閣から描いております。しかし、松谷らの終戦工作はそれよりも2年前の1943年3月からスタートしていました。
(最も、松谷らは誰一人としてこの作品には出てこない…。悲しい…。)

その事実が本格的に掘り起こされたのは、2013年に明治大学の山本智之先生が書かれた『主戦か講和か』です。

私はこの本を読み、今回松谷ら四人組をもっと広く知ってほしいと考え、小説を書こうと決心しました。


各種一次史料や研究書・論文等を突き合わせて可能な限り忠実に近い形で書いております。もちろん、埋められないものは筆者の想像で書いていますので、なにとぞご容赦ください。

派手な戦闘シーンもないし、美少女どころか女性はほぼ出てこず、ひたすら40歳以上のむさくるしいおっさんたちが煙草をふかしながら密談したり、上司に怒られたりする物語なので、地味ですが、近代史好きにはぜひ知っておいてもらいたい歴史だと考えてます。

もしよかったら応援してください!!よろしくお願い申し上げます!
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登録日 2026.05.13 22:06

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